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公開番号2024038655
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2022142845
出願日2022-09-08
発明の名称光電変換装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 25/70 20230101AFI20240313BHJP(電気通信技術)
要約【課題】適正な距離分解能を確保しつつ、フレームレートが向上された光電変換装置を提供すること。
【解決手段】複数の光電変換素子と、前記複数の光電変換素子の各々への入射光に基づいて、1ビット信号により構成されたマイクロフレームを取得する取得部と、複数の前記マイクロフレームを合成することにより複数ビット信号により構成されたサブフレームを生成する合成部と、を有し、前記複数の光電変換素子は、第1光電変換素子及び第2光電変換素子を含み、1つの前記マイクロフレームの取得期間において、前記第1光電変換素子への前記入射光に基づく前記1ビット信号の生成が行われる第1露光期間と、前記第2光電変換素子への前記入射光に基づく前記1ビット信号の生成が行われる第2露光期間とが互いに異なる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
複数の光電変換素子と、
前記複数の光電変換素子の各々への入射光に基づいて、1ビット信号により構成されたマイクロフレームを取得する取得部と、
複数の前記マイクロフレームを合成することにより複数ビット信号により構成されたサブフレームを生成する合成部と、
を有し、
前記複数の光電変換素子は、第1光電変換素子及び第2光電変換素子を含み、
1つの前記マイクロフレームの取得期間において、前記第1光電変換素子への前記入射光に基づく前記1ビット信号の生成が行われる第1露光期間と、前記第2光電変換素子への前記入射光に基づく前記1ビット信号の生成が行われる第2露光期間とが互いに異なる
ことを特徴とする光電変換装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1光電変換素子は第1波長の光に感度を有し、
前記第2光電変換素子は前記第1波長とは異なる第2波長の光に感度を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項3】
前記第1光電変換素子への前記入射光に基づく前記マイクロフレームの取得周期と、前記第2光電変換素子への前記入射光に基づく前記マイクロフレームの取得周期とが互いに異なる
ことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項4】
前記第1光電変換素子への前記入射光に基づく信号は、第1距離範囲の測距に用いられ、
前記第2光電変換素子への前記入射光に基づく信号は、前記第1距離範囲とは異なる第2距離範囲の測距に用いられる
ことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項5】
前記第1光電変換素子への前記入射光に基づく信号は、画像の生成に用いられ、
前記第2光電変換素子への前記入射光に基づく信号は、測距に用いられる
ことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置。
【請求項6】
前記複数の光電変換素子は、第3光電変換素子及び第4光電変換素子を更に含み、
前記第3光電変換素子は、前記第1波長及び前記第2波長のいずれとも異なる第3波長の光に感度を有し、
前記第4光電変換素子は、前記第1波長、前記第2波長及び前記第3波長のいずれとも異なる第4波長の光に感度を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の光電変換装置。
【請求項7】
前記第1光電変換素子、前記第3光電変換素子及び前記第4光電変換素子への前記入射光に基づく信号は、カラー画像の生成に用いられる
ことを特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
【請求項8】
前記第1波長は可視領域の波長であり、
前記第2波長は赤外領域の波長である
ことを特徴とする請求項5に記載の光電変換装置。
【請求項9】
1つの前記マイクロフレームの取得期間において、前記第1光電変換素子がリセットされる時刻と前記第2光電変換素子がリセットされる時刻とが互いに異なる
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項10】
前記第1光電変換素子への前記入射光に基づく前記1ビット信号と前記第2光電変換素子への前記入射光に基づく前記1ビット信号とに基づく論理演算により信号を生成する演算部を更に有する
ことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光電変換装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、光源から光を射出し、物体からの反射光を含む光を受光素子によって受けることにより、物体までの距離を測定する測距装置が開示されている。特許文献1の測距装置では、光電変換により生成された電子を増倍して信号を取得するSPAD(Single Photon Avalanche Diode)素子が受光素子として用いられている。特許文献1には、SPAD素子において光子の検出が行われるゲーティング期間を変化させつつ計測を繰り返し行う手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2017/0052065号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているような測距手法においては、距離分解能とフレームレートの間にはトレードオフの関係がある。しかしながら、測距性能の向上のため、適正な距離分解能の確保とフレームレートの向上の両立が求められる場合がある。
【0005】
本発明は、適正な距離分解能を確保しつつ、フレームレートが向上された光電変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書の一開示によれば、複数の光電変換素子と、前記複数の光電変換素子の各々への入射光に基づいて、1ビット信号により構成されたマイクロフレームを取得する取得部と、複数の前記マイクロフレームを合成することにより複数ビット信号により構成されたサブフレームを生成する合成部と、を有し、前記複数の光電変換素子は、第1光電変換素子及び第2光電変換素子を含み、1つの前記マイクロフレームの取得期間において、前記第1光電変換素子への前記入射光に基づく前記1ビット信号の生成が行われる第1露光期間と、前記第2光電変換素子への前記入射光に基づく前記1ビット信号の生成が行われる第2露光期間とが互いに異なることを特徴とする光電変換装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、適正な距離分解能を確保しつつ、フレームレートが向上された光電変換装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る測距装置の概略構成例を示すハードウェアブロック図である。
第1実施形態に係る光電変換装置の全体構成を示す概略図である。
第1実施形態に係るセンサ基板の構成例を示す概略ブロック図である。
第1実施形態に係る回路基板の構成例を示す概略ブロック図である。
第1実施形態に係る光電変換部及び画素信号処理部の1画素分の構成例を示す概略ブロック図である。
第1実施形態に係るアバランシェフォトダイオードの動作を説明する図である。
第1実施形態に係る測距装置の概略構成例を示す機能ブロック図である。
第1実施形態に係る測距フレーム、サブフレーム及びマイクロフレームを説明するための模式図である。
第1実施形態に係る距離画像生成装置の1測距フレーム期間における動作を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る画素アレイの模式図及び駆動タイミング図である。
第2実施形態に係る画素アレイの模式図及び駆動タイミング図である。
第3実施形態に係る画素アレイの模式図及び駆動タイミング図である。
第4実施形態に係る画素の概略ブロック図である。
第4実施形態に係る駆動タイミング図である。
第5実施形態に係る測距装置の概略構成例を示す機能ブロック図である。
第5実施形態に係る外光マップの例を示す模式図である。
第6実施形態に係る機器の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。複数の図面にわたって同一の要素又は対応する要素には共通の符号が付されており、その説明は省略又は簡略化されることがある。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る距離画像生成装置30の概略構成例を示すハードウェアブロック図である。距離画像生成装置30は、発光装置31、受光装置32及び信号処理回路33を有している。なお、本実施形態において示す距離画像生成装置30の構成は一例であり、図示された構成に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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