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公開番号2024038624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-21
出願番号2022142776
出願日2022-09-08
発明の名称アンテナ装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01Q 15/02 20060101AFI20240313BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】多重反射の影響を低減し、検出性能を向上させたアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アンテナ装置は、基板と、送信アンテナ及び受信アンテナを有し、基板に実装される集積回路チップと、基板側に設けられ開口面視で送信アンテナ及び受信アンテナを囲む第1開口部と、送信アンテナの放射方向において第1開口部よりも奥側に設けられる第2開口部と、第1開口部及び第2開口部を接続する第1内壁面とを有する導波管と、第2開口部に固定される電波レンズと、
第1内壁面の内側に設けられる筒状の電波吸収体とを備え、電波吸収体は、第1開口部側に設けられ、第1開口部の開口面視において第1開口部及び基板よりも小さく、送信アンテナ及び受信アンテナを囲む第3開口部と、放射方向において第3開口部よりも奥側に設けられ、第3開口部よりも大きい第4開口部と、第3開口部及び第4開口部を接続する第2内壁面とを有する。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
送信アンテナ及び受信アンテナを有し、前記基板に実装される集積回路チップと、
前記基板側に設けられ開口面視で前記送信アンテナ及び前記受信アンテナを囲む第1開口部と、前記送信アンテナの放射方向において前記第1開口部よりも奥側に設けられる第2開口部と、前記第1開口部及び前記第2開口部を接続する第1内壁面とを有する導波管と、
前記第2開口部に固定される電波レンズと、
前記第1内壁面の内側に設けられる筒状の電波吸収体と
を備え、
前記電波吸収体は、
前記第1開口部側に設けられ、前記第1開口部の開口面視において前記第1開口部及び前記基板よりも小さく、前記送信アンテナ及び前記受信アンテナを囲む第3開口部と、
前記放射方向において前記第3開口部よりも奥側に設けられ、前記第3開口部よりも大きい第4開口部と、
前記第3開口部及び前記第4開口部を接続する第2内壁面と
を有する、アンテナ装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記電波吸収体の前記第4開口部は、前記放射方向において、前記導波管の前記第2開口部よりも前記第1開口部側に位置する、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記電波吸収体の前記第2内壁面は、前記送信アンテナから放射される一次放射波の放射経路よりも外側に位置する、請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記送信アンテナ及び前記受信アンテナは、前記電波レンズの光軸を挟んで配置されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記電波レンズの焦点から見た前記電波レンズの開口角αは、前記電波レンズの直径をD、前記電波レンズの焦点距離をFPとすると、次式(1)で表され、
前記電波吸収体の前記第2内壁面は、前記開口角αで表される領域の外側に位置する、請求項4に記載のアンテナ装置。
TIFF
2024038624000008.tif
31
169
【請求項6】
前記電波レンズの光軸と前記集積回路チップの表面との交点から見た前記第2開口部の開口角βは、前記第2開口部の直径をDd、前記交点と前記第2開口部の中心との間の距離をLとすると、次式(2)を満たす、請求項4に記載のアンテナ装置。
TIFF
2024038624000009.tif
33
169

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アンテナ装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、電波を送受信するアンテナと、前記アンテナを覆うレドームと、前記レドームの表面に配置された電波吸収体と、を備えたミリ波レーダ装置であって、前記電波吸収体は、前記アンテナから送信されてサイドローブとなる反射電波を低減させるような構成となっていることを特徴とするミリ波レーダ装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-057483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のミリ波レーダ装置(アンテナ装置)は、レドームの電波通過端部を通過せずにミリ波レーダ装置の内部で複数回にわたって反射される多重反射を考慮していないため、多重反射の電波を電波吸収体で吸収できないおそれがある。多重反射による電波は、例えば、電波通過端部やアンテナの基板で反射されることや、電波吸収体によって反射されること等によって生じ、装置の検出性能を劣化させる。
【0005】
そこで、多重反射の影響を低減し、検出性能を向上させたアンテナ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の実施形態のアンテナ装置は、基板と、送信アンテナ及び受信アンテナを有し、前記基板に実装される集積回路チップと、前記基板側に設けられ開口面視で前記送信アンテナ及び前記受信アンテナを囲む第1開口部と、前記送信アンテナの放射方向において前記第1開口部よりも奥側に設けられる第2開口部と、前記第1開口部及び前記第2開口部を接続する第1内壁面とを有する導波管と、前記第2開口部に固定される電波レンズと、
前記第1内壁面の内側に設けられる筒状の電波吸収体とを備え、前記電波吸収体は、前記第1開口部側に設けられ、前記第1開口部の開口面視において前記第1開口部及び前記基板よりも小さく、前記送信アンテナ及び前記受信アンテナを囲む第3開口部と、前記放射方向において前記第3開口部よりも奥側に設けられ、前記第3開口部よりも大きい第4開口部と、前記第3開口部及び前記第4開口部を接続する第2内壁面とを有する。
【発明の効果】
【0007】
多重反射の影響を低減し、検出性能を向上させたアンテナ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態のアンテナ装置を示す図である。
実施形態のアンテナ装置を示す図である。
実施形態のアンテナ装置を示す図である。
実施形態のアンテナ装置の電波吸収体を示す斜視図である。
図1AにおけるA-A矢視断面を示す図である。
実施形態のアンテナ装置の電波吸収体の内壁面の位置の一例を説明する図である。
実施形態のアンテナ装置の電波吸収体による反射波の吸収の一例を説明する図である。
実施形態のアンテナ装置を用いて行った実験の結果の一例を示す図である。
実施形態の第1変形例のアンテナ装置の構成の一例を示す図である。
実施形態の第1変形例のアンテナ装置の電波吸収体の構成の一例をそれぞれ示す図である。
実施形態の第2変形例のアンテナ装置の構成の一例を示す図である。
実施形態の第2変形例のアンテナ装置の電波吸収体の構成の一例をそれぞれ示す図である。
実施形態の第3変形例のアンテナ装置の構成の一例を示す図である。
実施形態の第3変形例のアンテナ装置の電波吸収体の構成の一例をそれぞれ示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示のアンテナ装置を適用した実施形態について説明する。
【0010】
<実施形態>
<アンテナ装置100の構成>
図1A、図1B、及び図1Cは、実施形態のアンテナ装置100を示す図である。図1Dは、実施形態のアンテナ装置100の電波吸収体140を示す斜視図である。図1Aは、斜視図であり、図1Bは、一部を半断面で示す図であり、図1Cは、正面図である。図2Aは、図1AにおけるA-A矢視断面を示す図であり、電波レンズ130の光軸を含むYZ平面で導波管110を切断して得る切断面を示す図である。ここでは、特に断らない限り、図1A、図1B、図1C、図1D、及び図2Aを用いてアンテナ装置100の構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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