TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024037734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2023198781,2022123221
出願日2023-11-24,2018-08-01
発明の名称アンテナユニット、およびアンテナユニットの製造方法
出願人AGC株式会社,株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人
主分類H01Q 1/22 20060101AFI20240312BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ガラス板を通して電磁波の送受信を行うことができるガラス用アンテナユニットを提供する。
【解決手段】本発明に係るガラス用アンテナユニットは、ガラス板に取り付けられるガラス用アンテナユニットであって、アンテナと、前記ガラス板と前記アンテナとの間に空気が流動可能な空間が形成されるように、前記アンテナを前記ガラス板に固定する固定部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガラス板の室内側に設置され、前記室内側から前記ガラス板を通して電磁波の送受信を行うガラス用アンテナユニット。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記ガラス板に取り付けられるガラス用アンテナユニットであって、
アンテナと、
前記ガラス板と前記アンテナとの間に空気が流動可能な空間と、
を有する請求項1に記載のガラス用アンテナユニット。
【請求項3】
前記ガラス板に取り付けられるガラス用アンテナユニットであって、
アンテナと、
前記ガラス板と前記アンテナとの間に空気が流動可能な空間が形成されるように、前記アンテナを前記ガラス板に固定する固定部と、
を有する請求項1に記載のガラス用アンテナユニット。
【請求項4】
前記固定部の厚さが、0.5mm~100mmである請求項3に記載のガラス用アンテナユニット。
【請求項5】
前記ガラス板と前記アンテナとの間に、前記空気を、2m

/時間以上の風量で吹き込む手段をさらに有する請求項2~4の何れか一項に記載のガラス用アンテナユニット。
【請求項6】
前記アンテナは、平板状のアンテナまたは平板状の基板に設けられたアンテナである、請求項2~5の何れか一項に記載のガラス用アンテナユニット。
【請求項7】
前記平板状のアンテナまたは前記平板状の基板の前記ガラス板側の主面の平均日射吸収率が、60%以下である請求項6に記載のガラス用アンテナユニット。
【請求項8】
前記平板状のアンテナまたは前記平板状の基板の前記ガラス板側の主面の算術平均粗さRaが、1.2μm以下である請求項6または7に記載のガラス用アンテナユニット。
【請求項9】
前記平板状のアンテナまたは前記平板状の基板の前記ガラス板側の主面に誘電体層をさらに有する請求項6~8の何れか一項に記載のガラス用アンテナユニット。
【請求項10】
前記誘電体層の前記ガラス板側の主面の算術平均粗さRaが、1.2μm以下である請求項9に記載のガラス用アンテナユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラス用アンテナユニット、アンテナ付きガラス板、およびガラス用アンテナユニットの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
携帯電話、インターネット通信、ラジオ放送、GPS(Global Positioning System)など、無線技術を利用した多様な通信システムが開発されている。これらの通信システムに対応するためには、それぞれの通信システムに使用される電磁波の送受信が可能なアンテナが必要とされる。
【0003】
建物の外壁面に設置して使用されるアンテナユニットとして、例えば、比誘電率の異なる3つの層を有し、それぞれの層を所定の厚さに設定して、良好な電波透過性能を有する電波透過体を用いたアンテナユニットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3437993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の電波透過体は、最外層である第1層にガラスなどの表面仕上げ材を用い、最外層の内側に、空気層などの第2層を用い、その内側に、多孔質体やアクリル樹脂など第3層を用いている。そして、電波透過体は、比誘電率が第1層、第3層、第2層の順に小さい。
【0006】
本発明の一態様は、ガラス板を通して電磁波の送受信を行うことができるガラス用アンテナユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係るガラス用アンテナユニットは、ガラス板の室内側に設置され、前記室内側から前記ガラス板を通して電磁波の送受信を行う。
【0008】
本発明の一態様に係るガラス用アンテナユニットは、ガラス板に取り付けられるガラス用アンテナユニットであって、アンテナと、前記ガラス板と前記アンテナとの間に空気が流動可能な空間が形成されるように、前記アンテナを前記ガラス板に固定する固定部と、を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様に係るガラス用アンテナユニットは、ガラス板を通して電磁波の送受信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ガラス用アンテナユニットをガラス板に適用した状態を示す透視斜視図である。
ガラス用アンテナユニットの透視斜視図である。
図1に示すガラス用アンテナユニットを、ガラス板を通して見た透視斜視図である。
固定部の他の形態の一例を示す透過斜視図である。
ガラス用アンテナユニットの他の形態の一例を示す断面図である。
ガラス用アンテナユニットの他の形態の一例を示す断面図である。
アンテナ付きガラス板の斜視図である。
図7のA-A方向から見た部分断面図である。
窓フレームの内枠からのアンテナユニットの位置と、最大引張応力比との関係を示す図である。
コーティング層に開口部を形成した状態の一例を示す図である。
コーティング層に開口部を形成した状態の他の一例を示す図である。
アンテナ付きガラス板の他の形態の一例を示す部分断面図である。
ガラス用アンテナユニットの施工方法の工程の一部を示す説明図である。
ガラス板の測定箇所を説明する図である。
例3-1のTE波の透過損失の測定結果を示す図である。
例3-1のTM波の透過損失の測定結果を示す図である。
例3-2のTE波の透過損失の測定結果を示す図である。
例3-2のTM波の透過損失の測定結果を示す図である。
例4の電磁波の透過損失の測定結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

AGC株式会社
光学素子の製造方法
9日前
AGC株式会社
ディスプレイ用ガラス
9日前
AGC株式会社
車両用フロントガラスの製造方法
4日前
AGC株式会社
車両用フロントガラスの製造方法
4日前
AGC株式会社
電波伝送方法、及び、電波伝送システム
9日前
AGC株式会社
非水系組成物、及び非水系組成物を用いた積層体の製造方法
19日前
AGC株式会社
ガラス及びガラスの製造方法、並びに化学強化ガラス及びそれを備える画像表示装置
17日前
AGC株式会社
アルカリ金属元素及び硫黄元素を含む物質の製造方法
3日前
AGC株式会社
含フッ素エーテル組成物、コーティング液および物品
22日前
ローム株式会社
半導体装置
23日前
エイブリック株式会社
半導体装置
24日前
エイブリック株式会社
半導体装置
26日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
26日前
東京パーツ工業株式会社
コイル装置
11日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
24日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
19日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
26日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
26日前
ダイニチ工業株式会社
燃料電池装置
26日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
10日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
24日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
23日前
KOA株式会社
電子部品
24日前
株式会社村田製作所
コイル部品
24日前
株式会社村田製作所
コイル部品
24日前
ダイニチ工業株式会社
換気ファン装置
26日前
株式会社村田製作所
コイル部品
24日前
三菱電機株式会社
半導体ウエハ
25日前
NTN株式会社
圧粉磁心
9日前
キヤノン株式会社
液滴吐出装置
9日前
住友電気工業株式会社
電線
26日前
ローム株式会社
半導体装置
18日前
トヨタ紡織株式会社
加湿器
9日前
シャープ株式会社
通信装置
19日前
太陽社電気株式会社
チップ抵抗器
3日前
住友電気工業株式会社
半導体装置
16日前
続きを見る