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公開番号2024036032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2022140731
出願日2022-09-05
発明の名称冷却器
出願人フタバ産業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類H01L 23/473 20060101AFI20240308BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】効果的に冷却を行うのが望ましい。
【解決手段】冷却器は、冷却部材2である第1板部20及びベース部材3である第2板部30と、複数の支持部4と、複数の突起部と、を備える。第1板部は、冷却対象に当接するよう構成される板状の部位である。第2板部は、第1板部に対面するように配置され、第1板部との間に冷媒の流路を形成する板状の部位である。支持部4は、第1板部と第2板部との間に設けられる。突起部は、流路内に突出するように第2板部に設けられる。複数の突起部の頂部は、第1板部から離間している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
冷却器であって、
冷却対象に当接するよう構成される板状の部位である第1板部と、
前記第1板部に対面するように配置され、前記第1板部との間に冷媒の流路を形成する板状の部位である第2板部と、
前記第1板部と前記第2板部との間に設けられた複数の支持部と、
前記流路内に突出するように前記第2板部に設けられた複数の突起部と、を備え、
前記複数の突起部の頂部は、前記第1板部から離間している
冷却器。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
請求項1に記載の冷却器であって、
前記流路の幅方向の両端に位置する2つの側壁部をさらに備え、
前記複数の突起部の少なくとも一部は、当該突起部における前記冷媒の流れ方向の最上流側の端部が中間領域に位置するように設けられており、
前記中間領域とは、前記流路において前記冷媒の流れ方向に交差する方向に隣接して並ぶ2つの前記支持部の間に位置する領域と、前記流路において、前記側壁部に隣接する前記支持部と、該側壁部における該支持部と前記幅方向において対面する部分との間に位置する領域との双方又は一方である
冷却器。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の冷却器であって、
前記第1板部は、前記第2板部の上側に配置される
冷却器。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の冷却器であって、
前記第1板部における前記冷却対象と当接する部分は、前記冷却対象に適合する形状を有する
冷却器。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の冷却器であって、
前記複数の支持部は、前記第1板部における前記流路に当接する面に接合されているか、又は、前記第2板部に設けられている
冷却器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、2つの板状部材の間に形成された流路を流下する冷媒により、電子部品を冷却する冷却器が知られている。また、このような冷却器における一方の板状部材の上方にバッテリを載置し、下方からバッテリを冷却する技術や、アルミ等によりこのような冷却器を構成する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-221315号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、ステンレス等のように、アルミよりも熱伝導率が低い材料で冷却器を構成する場合には、冷却効率が低下する恐れがある。
本開示の一態様では、効果的に冷却を行うのが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、冷却器であって、第1板部と、第2板部と、複数の支持部と、複数の突起部と、を備える。第1板部は、冷却対象に当接するよう構成される板状の部位である。第2板部は、第1板部に対面するように配置され、第1板部との間に冷媒の流路を形成する板状の部位である。支持部は、第1板部と第2板部との間に設けられる。突起部は、流路内に突出するように第2板部に設けられる。複数の突起部の頂部は、第1板部から離間している。
【0006】
上記構成によれば、冷却対象により第1板部が押圧された場合であっても、複数の支持部により第1板部を支持し、第1板部の変形を抑制することができる。このため、第1板部を薄くし、第1板部の熱伝導率を向上させることができる。また、流路を流下する冷媒が複数の突起部に衝突することで、冷媒の流れが第1板部に向かい、その結果、流路における熱伝導率が向上する。したがって、効果的に冷却を行うことができる。
【0007】
本開示の一態様は、流路の幅方向の両端に位置する2つの側壁部をさらに備えてもよい。複数の突起部の少なくとも一部は、当該突起部における冷媒の流れ方向の最上流側の端部が中間領域に位置するように設けられていてもよい。中間領域とは、流路において冷媒の流れ方向に交差する方向に隣接して並ぶ2つの支持部の間に位置する領域と、流路において、側壁部に隣接する支持部と、該側壁部における該支持部と幅方向において対面する部分との間に位置する領域との双方又は一方であってもよい。
【0008】
上記構成によれば、複数の支持部を設けたことにより冷媒の流れが速くなる箇所に、突起部を配置できる。このため、より一層、冷媒の流れが第1板部に向かうように促すことができ、その結果、流路における熱伝導率が向上する。したがって、効果的に冷却を行うことができる。
【0009】
本開示の一態様では、第1板部は、第2板部の上側に配置されてもよい。
上記構成によれば、第1板部の上側に冷却対象が配置されるため、第1板部には冷却対象の重量に応じた荷重がかかる。このため、複数の支持部により第1板部を支持することで、効果的に第1板部の変形を抑制できる。
【0010】
本開示の一態様では、第1板部における冷却対象と当接する部分は、冷却対象に適合する形状を有してもよい。
上記構成によれば、第1板部と冷却対象との面接触を促すことができ、その結果、効果的に冷却を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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