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公開番号2024046105
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151290
出願日2022-09-22
発明の名称マフラ
出願人フタバ産業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類F01N 1/08 20060101AFI20240327BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】マフラにおけるシェルの側壁の振動を抑制する。
【解決手段】
マフラは、シェルと、インレットパイプと、ステーとを備える。インレットパイプは、シェルの側壁における排ガスの入口からシェルの内部に突出する。ステーは、第1及び第2壁部と、第1及び第2接合部とを備える。第1壁部は、インレットパイプにより貫通される穴部を有する。第2壁部は、第1壁部の端部から延出する。第1接合部は、第1壁部の端部に設けられ、第2接合部は、第2壁部の端部に設けられる。第1及び第2接合部は、側壁に接合されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載されるマフラであって、
筒状の側壁と、前記側壁の両端を閉鎖するプレートとを有するシェルと、
前記側壁に設けられた排ガスの入口から、前記シェルの内部に突出するように設けられるインレットパイプと、
前記インレットパイプを支持するステーと、を備え、
前記ステーは、
前記インレットパイプにより貫通される穴部を有する板状の部位である第1壁部と、
前記第1壁部の端部から延出する板状の部位である第2壁部と、
前記第1壁部における前記第2壁部との境界に対面する端部に設けられた第1接合部と、
前記第2壁部における前記第1壁部との境界に対面する端部に設けられた第2接合部と、を備え、
前記第1及び第2接合部は、前記側壁に接合されている
マフラ。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
請求項1に記載のマフラであって、
前記側壁における軸線に直交する断面は、長手方向に延びる形状であり、
前記側壁において、前記長手方向に沿って延びる部分を大R部とし、前記長手方向に直交する短手方向に延びる部分を小R部とし、
前記ステーにおける前記第1及び第2接合部のうちの少なくとも一方は、前記大R部に接合されている
マフラ。
【請求項3】
請求項2に記載のマフラであって、
前記第1及び第2接合部は、前記大R部に接合されている
マフラ。
【請求項4】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のマフラであって、
前記ステーは、1の母材を変形させることで形成される
マフラ。
【請求項5】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のマフラであって、
前記ステーは、前記第1壁部と前記第2壁部との境界又はその付近に、前記側壁と接合する中間接合部をさらに備える
マフラ。
【請求項6】
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のマフラであって、
前記第2壁部は、前記側壁における前記インレットパイプの出口の正面の領域の少なくとも一部を覆う
マフラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、マフラに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、マフラのシェルの内部に、インレットパイプを支持する板状の部材であるステーを設ける技術が知られている。該シェルにおける筒状の側壁は、断面が長円状であり、該断面の短手方向に延びる部分である2つの小R部と、該断面の長手方向に延びる部分である2つの大R部とを備える。そして、インレットパイプは、小R部に設けられた穴部から斜め上方にシェルの内部へと突出し、ステーを貫通する。また、ステーの両端は、それぞれ、小R部と大R部とに接合されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-115799号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のマフラによれば、ステーによりインレットパイプが保持されるため、インレットパイプの振動を抑制できる。しかし、インレットパイプから排出された排ガスがシェルに衝突するため、排ガスの脈動等によりシェルが振動する恐れがある。
【0005】
本開示の一態様では、マフラにおけるシェルの側壁の振動を抑制するのが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、車両に搭載されるマフラであって、シェルと、インレットパイプと、ステーと、を備える。シェルは、筒状の側壁と、側壁の両端を閉鎖するプレートとを有する。インレットパイプは、側壁に設けられた排ガスの入口から、シェルの内部に突出するように設けられる。ステーは、インレットパイプを支持する。また、ステーは、第1壁部と、第2壁部と、第1接合部と、第2接合部と、を備える。第1壁部は、インレットパイプにより貫通される穴部を有する板状の部位である。第2壁部は、第1壁部の端部から延出する板状の部位である。第1接合部は、第1壁部における第2壁部との境界に対面する端部に設けられる。第2接合部は、第2壁部における第1壁部との境界に対面する端部に設けられる。第1及び第2接合部は、側壁に接合されている。
【0007】
上記構成によれば、ステーの第1及び第2接合部がシェルの側壁に接合されている。このため、マフラにおけるシェルの側壁の振動を抑制できる。
本開示の一態様では、側壁における軸線に直交する断面は、長手方向に延びる形状であってもよい。側壁において、長手方向に沿って延びる部分を大R部とし、長手方向に直交する短手方向に延びる部分を小R部としてもよい。ステーにおける第1及び第2接合部のうちの少なくとも一方は、大R部に接合されていてもよい。
【0008】
上記構成によれば、第1及び第2接合部のうちの少なくとも一方は、振動が生じ易い大R部に接合されている。このため、より効果的にシェルの側壁の振動を抑制できる。
本開示の一態様では、第1及び第2接合部は、大R部に接合されていてもよい。
【0009】
上記構成によれば、第1及び第2接合部は、振動が生じ易い大R部に接合されている。このため、より効果的にシェルの側壁の振動を抑制できる。
本開示の一態様では、ステーは、1の母材を変形させることで形成されてもよい。
【0010】
上記構成によれば、ステーを製造する際の歩留まりが向上する。
本開示の一態様は、ステーは、第1壁部と第2壁部との境界又はその付近に、側壁と接合する中間接合部をさらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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