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公開番号2024052535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2023126281
出願日2023-08-02
発明の名称フィルタアセンブリ
出願人フィルトラン・エルエルシー
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F01M 11/03 20060101AFI20240404BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】 フィルタアセンブリを提供する。
【解決手段】 マニホールドは、マニホールド本体とキャップとを含むことができる。マニホールド本体は、第1フィルタを受けるように構成された第1フィルタホルダを含むマニホールド入口と、閉鎖可能開放端を有する第2フィルタホルダであって、閉鎖可能開放端を通して第2フィルタを受けるように構成された第2フィルタホルダと、インタフェース入口及びインタフェース出口を有するポンプインタフェースと、マニホールド出口と、マニホールド入口をインタフェース入口に流体的に結合する入口通路と、インタフェース出口を第2フィルタホルダに流体的に結合する中間通路と、第2フィルタホルダをマニホールド出口に流体的に結合する出口通路を画定することができる。キャップは、閉鎖可能開放端を閉鎖するように構成することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
マニホールド本体であって、
第1フィルタを受けるように構成された第1フィルタホルダを含むマニホールド入口と、
閉鎖可能開放端を有する第2フィルタホルダであって、前記閉鎖可能開放端を通して第2フィルタを受けるように構成された第2フィルタホルダと、
インタフェース入口及びインタフェース出口を有するポンプインタフェースと、
マニホールド出口と、
前記マニホールド入口を前記インタフェース入口に流体的に結合する入口通路と、
前記インタフェース出口を前記第2フィルタホルダに流体的に結合する中間通路と、
前記第2フィルタホルダを前記マニホールド出口に流体的に結合する出口通路と、
を画定しているマニホールド本体と、
前記閉鎖可能開放端を閉鎖するように構成されたキャップと、
を備えるマニホールド。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記マニホールド本体に結合された、前記中間通路の少なくとも一部と前記出口通路の少なくとも一部とを閉鎖するマニホールドカバーをさらに備える、請求項1に記載のマニホールド。
【請求項3】
前記キャップと前記マニホールドカバーとが、前記マニホールド本体の反対側にある、請求項2に記載のマニホールド。
【請求項4】
前記マニホールドカバーが、その間に貫通部が延在するように前記マニホールド本体から離隔して配置されたバッフルを含む、請求項2に記載のマニホールド。
【請求項5】
前記第1フィルタ及び前記第2フィルタをさらに備える、請求項1に記載のマニホールド。
【請求項6】
インタフェース軸が出口軸に実質的に平行であり、前記インタフェース軸が、前記ポンプインタフェースのインタフェース封止面に垂直に延在しており、前記出口軸が前記マニホールド出口の出口封止面に垂直に延在している、請求項1に記載のマニホールド。
【請求項7】
第2フィルタホルダ軸が、前記インタフェース軸及び前記出口軸に実質的に平行であり、前記第2フィルタホルダ軸が、前記第2フィルタホルダの長手方向軸である、請求項6に記載のマニホールド。
【請求項8】
第1フィルタホルダ軸が、前記インタフェース軸及び前記出口軸に実質的に垂直に延在し、前記第1フィルタホルダ軸が、前記第1フィルタが前記第1フィルタホルダ内に受け入れられたときに、前記第1フィルタの入口側及び出口側に実質的に垂直に延在する、請求項6に記載のマニホールド。
【請求項9】
前記マニホールド出口が、2つ以上の別個の流体流路を形成するように構成された流れ分配器を含む、請求項1に記載のマニホールド。
【請求項10】
前記キャップが、前記第2フィルタホルダに取り外し不能に結合されるように構成されている、請求項1に記載のマニホールド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
技術分野
[0001] 本開示は、概して流体濾過に関し、より具体的には、複数のフィルタを有するフィルタアセンブリに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
背景情報
[0002] (例えば、乗用車又は商用車用の)車両ドライブトレインは、自動変速機、手動変速機及び/又は電気駆動装置のうちの1つ又は複数を含む場合がある。車両ドライブトレイン(例えば、自動変速機、手動変速機及び/又は電気駆動装置)は、適切に及び/又は確実に機能するために、潤滑及び熱管理を必要とする場合がある。潤滑及び熱管理は、ポンプを使用して潤滑回路を通って移動する潤滑剤(例えば、オイル)によって提供される場合があり、潤滑回路は、車両駆動機構を含む。潤滑剤内の汚染物質を収集するために、ポンプの上流及び/又は下流にフィルタが位置決めされる場合がある。例えば、ポンプの入口に第1フィルタが結合される場合があり、ポンプの出口に第2フィルタが結合される場合がある。こうした配置により、(例えば、ポンプ入口と第1フィルタとの間、及びポンプ出口と第2フィルタとの間に)複数の封止界面が生じる可能性がある。封止界面の数が増加すると、複雑性、コスト及び/又は重量が増大する可能性がある。
【0003】
図面の簡単な説明
[0003] これら及び他の特徴及び利点は、図面とともに以下の詳細な説明を読むことにより、よりよく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0004】
[0004]本開示の実施形態と合致する、車両内の流体ループの概略システム図を示す。
[0005]本開示の実施形態と合致する、フィルタアセンブリがポンプに結合された状態の斜視図を示す。
[0006]本開示の実施形態と合致する、図2のフィルタアセンブリ及びポンプの別の斜視図を示す。
[0007]本開示の実施形態と合致する、図2のフィルタアセンブリ及びポンプの部分分解図を示す。
[0008]本開示の実施形態と合致する、図2のフィルタアセンブリ及びポンプの別の部分分解図を示す。
[0009]本開示の実施形態と合致する、図2のフィルタアセンブリの分解図を示す。
[0010]本開示の実施形態と合致する、概略的な環境例における図2のフィルタアセンブリ及びポンプの斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0005】
詳細な説明
[0011] 本開示は、概して、流体(例えば、潤滑剤及び/又は冷却剤)フィルタアセンブリに関する。流体フィルタアセンブリは、車両ドライブトレインで使用される潤滑剤及び/又は冷却剤を濾過するように構成することができる。例えば、潤滑剤フィルタアセンブリは、自動変速機、手動変速機及び/又は電気駆動装置のうちの1つ又は複数を通過する潤滑剤を濾過することができる(潤滑剤は、熱伝達のために使用されることもある)。この例では、潤滑剤フィルタアセンブリは、ポンプに流体的に結合するように構成されたマニホールドを含むことができる。ポンプは、ポンプ入口及びポンプ出口を含み、潤滑剤がマニホールドを通って流れるように構成されている。マニホールドは、ポンプ入口及びポンプ出口に流体的に結合するポンプインタフェースと、第1フィルタを受けるように構成された第1フィルタホルダと、第2フィルタを受けるように構成された第2フィルタホルダとを含む。第1フィルタホルダは、ポンプ入口の上流にあり、ポンプインタフェースを介してポンプ入口に流体的に結合されている。第2フィルタホルダは、ポンプ出口の下流にあり、ポンプインタフェースを介してポンプ出口に流体的に結合されている。
【0006】
[0012] 図1は、車両ドライブトレイン102と、流体(例えば、潤滑剤及び/又は冷却剤)フィルタアセンブリ104と、オイルパン106と、オイルパン106に流体的に結合されたポンプ108とを含むシステム図100を示す。車両ドライブトレイン102は、自動変速機、手動変速機及び/又は電気駆動装置のうちの1つ又は複数を含むことができる。
【0007】
[0013] 図示するように、フィルタアセンブリ104は、ポンプ108の入口及び出口に流体的に結合され、オイルパン106に流体的に結合されている、マニホールド110を含む。マニホールド110は、ポンプ108の入口の上流の第1フィルタ112と、ポンプ108の出口の下流の第2フィルタ114とを含む。言い換えれば、第1フィルタ112は、概して、プレポンプ(又は吸引)フィルタとして説明することができ、第2フィルタ114は、概して、ポストポンプ(又は圧力)フィルタとして説明することができる。
【0008】
[0014] 動作中、ポンプ108は、流体が、オイルパン106から流体経路116に沿って流れるようにする。流体経路116は、オイルパン106から、ポンプ108、マニホールド110及び車両ドライブトレイン102を通って、オイルパン106に戻るように延在している。言い換えれば、流体経路116は、概して、流体ループ(例えば、潤滑剤及び/又は冷却剤のループ)として説明することができる。図示するように、第1フィルタ112は、流体経路116に沿ってオイルパン106とポンプ108との間に位置決めされ、第2フィルタ114は、流体経路116に沿ってポンプ108と車両ドライブトレイン102との間に位置決めされている。
【0009】
[0015] 図2及び図3は、図1のフィルタアセンブリ104の一例であるフィルタアセンブリ200がポンプ202に流体的に結合されている状態の斜視図を示す。
【0010】
[0016] 図2を参照すると、フィルタアセンブリ200はマニホールド204を含む。マニホールド204は、ポンプ202に流体的に結合されている。マニホールド204は、マニホールド本体205と、マニホールド入口206と、ポンプ202を介してマニホールド入口206に流体的に結合されるように構成されたマニホールド出口208とを含む。マニホールド入口206及びマニホールド出口208は、マニホールド本体205によって少なくとも部分的に画定することができる。マニホールド入口206は、第1フィルタ212を受けるように構成された第1フィルタホルダ210を含む(例えば、画定する)ことができる。第1フィルタ212は、吸引フィルタとして構成することができる。場合により、(例えば、直列に配置されるか又は並列に配置される)複数の第1フィルタ212があってもよい。さらに又は別法として、第1フィルタ212は、多部品フィルタであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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