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公開番号2024033202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022136649
出願日2022-08-30
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類A01B 69/00 20060101AFI20240306BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】情報を効率よく表示して視認し易くした作業車両を提供する。
【解決手段】測位装置203により取得される機体の位置に基づいて、目標経路R1~Ryに沿って走行するように機体を走行制御する制御部302を備え、設定された目標経路R1~Ryの位置と機体の位置を表示する進行状況表示部32を有する走行アシスト画面Jを設け、この走行アシスト画面Jには目標経路R1~Ryに対する機体との偏移距離を示す数値と、目標経路R1~Ryの示す方向と、機体の進行方向とのずれ角度を表示するインジケータ35を設けた。
【選択図】 図6


特許請求の範囲【請求項1】
測位装置(203)により取得される機体の位置に基づいて、目標経路(R1~Ry)に沿って走行するように機体を走行制御する制御部(302)を備え、設定された目標経路(R1~Ry)の位置と機体の位置を表示する進行状況表示部(32)を有する走行アシスト画面(J)を設け、この走行アシスト画面(J)には目標経路(R1~Ry)に対する機体との偏移距離を示す数値と、目標経路(R1~Ry)の示す方向と、機体の進行方向とのずれ角度を表示するインジケータ(35)を設けたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
走行アシスト画面(J)は横長の進行状況表示部(32)を備え、インジケータ(35)を左右に並べて表示する請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
インジケータ(35)は機体の進行方向と目標経路のずれ角度が所定の範囲以下になるとインジケータ(35)の背景カラーを変更する構成とした請求項1に記載の作業車両。
【請求項4】
基準直線経路(T)を基準に平行かつ等間隔に並べた目標直進経路(R1~Ry)を有し、機体が基準直線経路(T)又は目標直進経路(R1~Ry)を直進する直進工程と基準直線経路(T)又は目標直進経路(R1~Ry)から別の目標直進経路(R1~Ry)に旋回して移動する旋回工程を繰り返して作業を行う場合、直進工程が終了すると、隣接する目標直進経路(R1~Ry)の進行状況表示部(32)内における表示方法を変更した請求項1から請求項3のいずれか一に記載の作業車両。
【請求項5】
進行状況表示部(32)内における表示方法が変更された目標直進経路を跨いで通過し、次に隣接の目標直進経路に接近した場合、元の目標直進経路の表示方法を元に戻し、接近した側の目標直進経路の表示方法を変更した請求項4に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農用トラクタなどの作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
走行車体の進行状況を表示する進行状況表示部とともに隣接目標経路に対する操舵方向を指向するアシスト矢印を表示する操舵表示部を備え、アシスト矢印は作業目標経路に対して走行車体が離れた距離に応じた偏移状態を表示する農用作業車両が公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-112056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記アシスト矢印の表示方法では操舵表示部上を走行車体が離れた距離に応じて矢印の位置を移動させるためにある程度の表示領域を必要とするため、進行状況表示部の表示エリアを圧迫してしまい、画面が狭くなっていた。
【0005】
本発明は、情報を効率よく表示して視認し易くした作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、測位装置203により取得される機体の位置に基づいて、目標経路R1~Ryに沿って走行するように機体を走行制御する制御部302を備え、設定された目標経路R1~Ryの位置と機体の位置を表示する進行状況表示部32を有する走行アシスト画面Jを設け、この走行アシスト画面Jには目標経路R1~Ryに対する機体との偏移距離を示す数値と、目標経路R1~Ryの示す方向と、機体の進行方向とのずれ角度を表示するインジケータ35を設けた作業車両とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、走行アシスト画面Jは横長の進行状況表示部32を備え、インジケータ35を左右に並べて表示する。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、インジケータ35は機体の進行方向と目標経路のずれ角度が所定の範囲以下になるとインジケータ35の背景カラーを変更する構成とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一に記載の発明において、基準直線経路Tを基準に平行かつ等間隔に並べた目標直進経路R1~Ryを有し、機体が基準直線経路T又は目標直進経路R1~Ryを直進する直進工程と基準直線経路T又は目標直進経路R1~Ryから別の目標直進経路R1~Ryに旋回して移動する旋回工程を繰り返して作業を行う場合、直進工程が終了すると、隣接する目標直進経路R1~Ryの進行状況表示部32内における表示方法を変更する。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、進行状況表示部32内における表示方法が変更された目標直進経路を跨いで通過し、次に隣接の目標直進経路に接近した場合、元の目標直進経路の表示方法を元に戻し、接近した側の目標直進経路の表示方法を変更する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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