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公開番号2024032109
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2022135571
出願日2022-08-29
発明の名称電源コンセント
出願人個人
代理人個人
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240305BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 簡便な構成で組み立ても容易でありながら、電気的な接続も確保して漏電やトラッキングを防止する。
【解決手段】 電源プラグ300を差し込む前の差込部100では、シール部200の開閉部202,204は閉まっている。このため、蓋部110から基部150に至る部材間の隙間は、シール部200によって塞がれており、埃等がテーブルタップ14内に侵入しない。一方、電源プラグ300の差込端子302,304を差し込むと、差込端子302,304は、シール部200の開閉部202,204を押下げて開き、基部150の電極収容部152,154に挿入される。これにより、電極収容部152,154の受側端子20,22に接触し、電気的に接触する。電源プラグ300の端面306は、その周囲が、シール部200の外周シール240の先端に圧接し、埃などの侵入が防止される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電源コンセントの差込部を蓋部と基部で構成するとともに、それらの間にシール部を設け、該シール部を、弾性変形可能な素材によって形成するとともに、
前記蓋部と電源プラグの隙間を塞ぐ外周シールを備えたことを特徴とする電源コンセント。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記電源プラグの差込端子の差込口を塞ぐ開閉部を備えたことを特徴とする請求項1記載の電源コンセント。
【請求項3】
前記蓋部は、前記シール部を貫通して、更に前記基部に挿入される脚を備えており、
該脚は、挿入後に前記基部に係合する爪を有することを特徴とする請求項1記載の電源コンセント。
【請求項4】
前記外周シールの先端にスリットを形成し、多重シール構造としたことを特徴とする請求項1又は2記載の電源コンセント。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電源コンセントに関し、ホコリなどの影響を低減した電源コンセントの改良に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ホコリなどが付着することによる漏電を防止するようにした電源コンセントの背景技術としては、例えば、下記特許文献1記載の「漏電無しコンセント」がある。これは、電源プラグとコンセント器具の双方又は、片方器具に電源プラグとコンセント器具の其々に、すき間によるホコリ等蓄積されないように施すことを目的としており、すき間にホコリ等が蓄積されないように器具を装着するとともに、水分等が蓄積されないようにコーティング等施された器具を装着することで、ホコリ・水分が付着しにくくなり、トラッキング現象による火災を防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-147213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した背景技術は、コンセントやプラグの全体をカバーで覆い隠すようになっており、無駄が多く、組み立てに手数を要する。また、プラグの先端はみだし出し部とコンセントプラグ差し込み面をカバーで緊密に密着させるため、コンセントとプラグの電気的な接続が不完全となる恐れもある。
【0005】
本発明は、以上のような点に着目したもので、簡便な構成で組み立ても容易でありながら、電気的な接続も確保して漏電やトラッキングを防止することができる電源コンセントを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電源コンセントは、電源コンセントの差込部を蓋部と基部で構成するとともに、それらの間にシール部を設け、該シール部を、弾性変形可能な素材によって形成するとともに、前記蓋部と電源プラグの隙間を塞ぐ外周シールを備えたことを特徴とする。主要な形態の一つによれば、前記電源プラグの差込端子の差込口を塞ぐ開閉部を備えたことを特徴とする。他の形態の一つによれば、前記蓋部は、前記シール部を貫通して、更に前記基部に挿入される脚を備えており、該脚は、挿入後に前記基部に係合する爪を有することを特徴とする。更に他の形態によれば、前記外周シールの先端にスリットを形成し、多重シール構造としたことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電源コンセントの差込部を蓋部と基部で構成し、それらの間にシール部を設けることとしたので、簡便な構成で組み立ても容易でありながら、電気的な接続も確保して漏電やトラッキングを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の電源コンセント及び差込部の一実施例の外観を示す斜視図である。
前記実施例の差込部及びシール部を分解して示す分解斜視図である。
前記図1の#3-#3線に沿って矢印方向に見た主要断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
【実施例】
【0010】
図1には、本発明の電源コンセント10が示されており、コード12の先にテーブルタップ14が設けられている。図示するテーブルタップ14には、電源プラグの差込部100が2か所設けられている。差込部100のみを取り出すと、同図(B)のようになっている。図2には、差込部100を分解した様子が示されている。同図に示すように、差込部100は、蓋部110にシール(パッキン)部200を取り付けて、更に基部150に差し込む構成となっている。図1(B)の#3-#3線に沿って矢印方向に見た断面を示すと、図3(A)に示すようになる。
(【0011】以降は省略されています)

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