TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024031535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022135170
出願日2022-08-26
発明の名称コイル部品
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人
主分類H01F 17/00 20060101AFI20240229BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】層間絶縁膜と導体層が交互に積層されてなるコイル部が素体で埋め込まれた構造を有するコイル部品において、諸特性をより改善する。
【解決手段】コイル部品1は、磁性素体Mと、磁性素体Mに埋め込まれ、層間絶縁膜10~14と導体層C0~C3が交互に積層されたコイル部3とを備える。磁性素体Mは、Z方向から見て、X方向を長辺とし、Y方向を短辺とする矩形状である。導体層C0~C3はそれぞれコイルパターンを有し、導体層C0に含まれるコイルパターン100は、X方向に沿った区間が蛇行している。これにより、コイルパターンの蛇行によって、導体層と層間絶縁膜の密着性や、コイルパターンの抵抗値などの諸特性が改善される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
素体と、
前記素体に埋め込まれ、複数の層間絶縁膜と複数の導体層が交互に積層されたコイル部と、を備え、
前記素体は、前記コイル部のコイル軸方向から見て、第1の方向を長辺とし、前記第1の方向と直交する第2の方向を短辺とする矩形状であり、
前記複数の導体層は、それぞれコイルパターンを有し、
前記複数の導体層の少なくとも一つに含まれる所定のコイルパターンは、前記第1の方向に沿った区間が蛇行している、コイル部品。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記所定のコイルパターンは、前記第2の方向に沿った区間に比べて、前記第1の方向に沿った区間の方が大きく蛇行している、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記所定のコイルパターンの前記蛇行している部分のパターン幅は、前記コイル軸方向に一定である、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記所定のコイルパターンの前記蛇行している部分のパターン幅は、前記コイル軸方向における一方の端面から他方の端面に向かって変化する、請求項1に記載のコイル部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はコイル部品に関し、特に、層間絶縁膜と導体層が交互に積層されてなるコイル部が、素体で埋め込まれた構造を有するチップ型のコイル部品に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたコイル部品は、層間絶縁膜と導体層が交互に積層されてなるコイル部が素体で埋め込まれた構造を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-155509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のコイル部品は、コイル軸方向から見ると素体が矩形状であり、コイルパターンの一部が素体の長辺に沿って直線的に延在している。
【0005】
本開示においては、層間絶縁膜と導体層が交互に積層されてなるコイル部が素体で埋め込まれた構造を有するコイル部品において、諸特性をより改善する技術が説明される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面によるコイル部品は、素体と、素体に埋め込まれ、複数の層間絶縁膜と複数の導体層が交互に積層されたコイル部とを備え、素体は、コイル部のコイル軸方向から見て、第1の方向を長辺とし、第1の方向と直交する第2の方向を短辺とする矩形状であり、複数の導体層はそれぞれコイルパターンを有し、複数の導体層の少なくとも一つに含まれる所定のコイルパターンは、第1の方向に沿った区間が蛇行している。
【0007】
本開示によれば、コイルパターンの蛇行によって、導体層と層間絶縁膜の密着性や、コイルパターンの抵抗値などの諸特性が改善される。
【0008】
本開示において、所定のコイルパターンは、第2の方向に沿った区間に比べて、第1の方向に沿った区間の方が大きく蛇行していても構わない。これによれば、諸特性をより改善することが可能となる。
【0009】
本開示において、所定のコイルパターンの蛇行している部分のパターン幅は、コイル軸方向に一定であっても構わない。このような形状は、蛇行形状を有するマスクを用いた露光によってレジストを形成した後、コイルパターンを形成することによって得ることができる。
【0010】
本開示において、所定のコイルパターンの蛇行している部分のパターン幅は、コイル軸方向における一方の端面から他方の端面に向かって変化しても構わない。このような形状は、蛇行しないレジストを形成した後、レジストを変形させてからコイルパターンを形成することによって得ることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

TDK株式会社
電子部品
18日前
TDK株式会社
電子部品
19日前
TDK株式会社
電子部品
12日前
TDK株式会社
電子部品
18日前
TDK株式会社
電子部品
19日前
TDK株式会社
電力変換装置
18日前
TDK株式会社
基板処理装置
19日前
TDK株式会社
積層コイル部品
4日前
TDK株式会社
積層コイル部品
6日前
TDK株式会社
積層型電子部品
20日前
TDK株式会社
磁気抵抗効果素子
19日前
TDK株式会社
高周波コイル部品
4日前
TDK株式会社
板状コイルおよびコイル装置
11日前
TDK株式会社
光合波器及び可視光光源モジュール
4日前
TDK株式会社
振動デバイス及びこれを備えるICカード
18日前
TDK株式会社
積層コイル部品の製造方法、及び積層コイル部品
4日前
TDK株式会社
歪抵抗膜および物理量センサおよび歪抵抗膜の製造方法
12日前
TDK株式会社
スイッチング制御装置、電力変換装置および電力供給システム
12日前
TDK株式会社
基板、基板の製造方法、及び窒化アルミニウム基板の製造方法
20日前
ローム株式会社
半導体装置
18日前
エイブリック株式会社
半導体装置
19日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
19日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
19日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
5日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
14日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
18日前
東京パーツ工業株式会社
コイル装置
6日前
NTN株式会社
圧粉磁心
4日前
株式会社村田製作所
コイル部品
19日前
KOA株式会社
電子部品
19日前
株式会社村田製作所
コイル部品
19日前
キヤノン株式会社
液滴吐出装置
4日前
株式会社村田製作所
コイル部品
19日前
住友電気工業株式会社
半導体装置
11日前
ローム株式会社
半導体装置
13日前
トヨタ紡織株式会社
加湿器
4日前
続きを見る