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公開番号2024030630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022133630
出願日2022-08-24
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人
主分類H01M 50/233 20210101AFI20240229BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ケースの損傷を抑制できる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電素子300と、蓄電素子300を収容するケース10と、を備える蓄電装置1であって、ケース10は、第一方向の一方側に開口101が形成され、かつ、第一方向と交差する第二方向に向く側壁120を有するケース本体100を有し、蓄電素子300は、第二方向よりも、第一方向及び第二方向と交差する第三方向の長さが長い形状を有し、側壁120は、第二方向から見て蓄電素子300と重なる位置に、第二方向に突出し、かつ、第一方向に延びるリブ121を有し、リブ121は、第一部121aと、第一部121aよりも第一方向の他方側に配置される第二部121bと、を有し、第一部121aは、第二部121bよりも第三方向における幅が大きい。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電素子と、前記蓄電素子を収容するケースと、を備える蓄電装置であって、
前記ケースは、第一方向の一方側に開口が形成され、かつ、前記第一方向と交差する第二方向に向く側壁を有するケース本体を有し、
前記蓄電素子は、前記第二方向よりも、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向の長さが長い形状を有し、
前記側壁は、前記第二方向から見て前記蓄電素子と重なる位置に、前記第二方向に突出し、かつ、前記第一方向に延びるリブを有し、
前記リブは、第一部と、前記第一部よりも前記第一方向の他方側に配置される第二部と、を有し、
前記第一部は、前記第二部よりも前記第三方向における幅が大きい
蓄電装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記リブの前記第三方向の面は、前記第一部から前記第二部に亘って、前記第一方向に対して傾斜した傾斜面である
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記ケース本体は、前記開口から前記第二方向に突出し、かつ、前記開口に沿って前記第三方向に延びるフランジ部を有し、
前記リブは、前記フランジ部の前記第一方向の他方側に配置される
請求項1または2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記リブは、前記フランジ部と接続されている
請求項3に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電素子とケースとを備える蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、蓄電素子と、蓄電素子を収容するケースと、を備える蓄電装置が広く知られている。例えば、特許文献1には、電池セル(蓄電素子)が上部ケース及び下部ケース(ケース)に収容された組電池(蓄電装置)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-125182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のような構成の蓄電装置においては、ケースに蓄電素子が収容されているため、通常予見される使用形態、または使用状態ではない使用により、蓄電素子の膨れ等によって、ケースが変形したりして損傷してしまうおそれがある。このため、蓄電装置において、ケースが損傷してしまうのを抑制できる構成が望まれる。
【0005】
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、ケースの損傷を抑制できる蓄電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子を収容するケースと、を備える蓄電装置であって、前記ケースは、第一方向の一方側に開口が形成され、かつ、前記第一方向と交差する第二方向に向く側壁を有するケース本体を有し、前記蓄電素子は、前記第二方向よりも、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向の長さが長い形状を有し、前記側壁は、前記第二方向から見て前記蓄電素子と重なる位置に、前記第二方向に突出し、かつ、前記第一方向に延びるリブを有し、前記リブは、第一部と、前記第一部よりも前記第一方向の他方側に配置される第二部と、を有し、前記第一部は、前記第二部よりも前記第三方向における幅が大きい。
【発明の効果】
【0007】
本発明における蓄電装置によれば、ケースの損傷を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。
実施の形態に係る蓄電装置を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
実施の形態に係る蓄電素子の構成を示す斜視図である。
実施の形態に係るケース本体の構成を示す斜視図である。
実施の形態に係るケース本体の構成を示す正面図である。
実施の形態の変形例1に係るケース本体の側壁に形成されるリブの構成を示す正面図である。
実施の形態の変形例2に係るケース本体の側壁に形成されるリブの構成を示す正面図である。
実施の形態の変形例3に係るケース本体の側壁に形成されるリブの構成を示す正面図である。
実施の形態の変形例4に係るケース本体の側壁に形成されるリブの構成を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子を収容するケースと、を備える蓄電装置であって、前記ケースは、第一方向の一方側に開口が形成され、かつ、前記第一方向と交差する第二方向に向く側壁を有するケース本体を有し、前記蓄電素子は、前記第二方向よりも、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向の長さが長い形状を有し、前記側壁は、前記第二方向から見て前記蓄電素子と重なる位置に、前記第二方向に突出し、かつ、前記第一方向に延びるリブを有し、前記リブは、第一部と、前記第一部よりも前記第一方向の他方側に配置される第二部と、を有し、前記第一部は、前記第二部よりも前記第三方向における幅が大きい。
【0010】
これによれば、蓄電装置において、ケースのケース本体は、第一方向の一方側に開口が形成され、ケース本体の側壁は、第二方向から見て、第三方向の長さが長い蓄電素子と重なるリブを有し、リブは、第一部が、第一方向の他方側の第二部よりも第三方向の幅が大きい。ケース本体において、開口側は強度が弱いが、リブの当該開口側の第一部を、開口とは反対側の第二部よりも幅を大きくすることで、リブによって当該側壁の開口側の強度を補強できる。このリブを、当該側壁における、第二方向から見て蓄電素子と重なる位置に設けることで、蓄電素子が第二方向に膨れて当該側壁が第二方向に変形しようとしても、リブによって当該側壁が変形するのを抑制できる。これにより、蓄電装置において、ケースの損傷を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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