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公開番号2024030203
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022132857
出願日2022-08-23
発明の名称薄厚材料製スコップ
出願人個人
代理人個人
主分類A01B 1/02 20060101AFI20240229BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】対象物を捨てる際の精神的な負担が軽減される紙製スコップを提供する。
【解決手段】紙製スコップ1は、1枚の紙製ブランクが所定の立体形状に折り曲げられて形成され、前端部に平板部11で構成されたすくい部31が形成され、すくい部31の後側に、ポケット底部12、左ポケット被覆部13、右ポケット被覆部14、及び堰き止め部で構成され、すくい部31側に開口部33が設けられた袋状のポケット部32が形成され、ポケット部32の上側に、左手持ち部16及び右手持ち部17で構成された手持ち部34が形成されてなる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
1枚の薄厚材料製ブランクからなり、当該薄厚材料製ブランクが所定の立体的なスコップ形状に折り曲げられて形成されてなる薄厚材料製スコップであって、
前記スコップ形状における先端部に対応する前記薄厚材料製ブランクの部分を前端部とし、前記スコップ形状における基端部に対応する前記薄厚材料製ブランクの部分を後端部とし、
前記薄厚材料製ブランクにおいて、
前端部には、平板部が形成されており、
前記平板部の後側の位置には、ポケット底部が配されており、
前記ポケット底部の左側には、左ポケット被覆部が配されており、
前記ポケット底部の右側には、右ポケット被覆部が配されており、
前記ポケット底部の後側には、堰き止め部が配されており、
前記左ポケット被覆部の左側及び/又は前記右ポケット被覆部の右側には、手持ち部が配されており、
前記薄厚材料製ブランクが予め定められた所定の立体的なスコップ形状に折り曲げられた状態で、先端部には前記平板部で構成されたすくい部が設けられ、前記すくい部の後側には、ポケット底部、左ポケット被覆部、右ポケット被覆部、及び堰き止め部で構成されて前記すくい部側に開口部が設けられてなる袋状のポケット部が設けられ、前記ポケット部の上側には、使用者が持つための前記手持ち部が設けられてなる
ことを特徴とする薄厚材料製スコップ。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記すくい部は、前記開口部を閉塞するように後方へ折り返し可能とされており、
前記手持ち部の前端には、折り返された前記すくい部の前端部が嵌入可能なスリット部が形成されてなる
請求項1に記載の薄厚材料製スコップ。
【請求項3】
前記すくい部は、前記開口部を閉塞するように後方へ折り返し可能とされており、
前記すくい部の前端部には、前記手持ち部の前端部が嵌入可能なスリット部が形成されてなる
請求項1に記載の薄厚材料製スコップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばペットの排泄物や害虫の死骸等をすくってそのまま捨てることのできる薄厚材料製スコップに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に開示されているような、板紙ブランクから成形される紙製(薄厚材料製)のスコップが知られている。このような紙製スコップは安価で使い捨てが容易であり、組み立ても比較的容易であるため、ペットの排泄物や害虫の死骸等をすくってそのまま捨てることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-187265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような従来構成は、スコップですくった廃棄対象が捨てる間際まで視認できる状態であるため、見栄えが悪く使用者にとっては精神的な抵抗が大きいという問題があった。また、廃棄対象がスコップからこぼれ落ちやすく、特に使用者側にこぼれ落ちた場合にはやはり精神的な負荷がかかり、改善の余地があった。
【0005】
そこで、本発明は、使用時の精神的な負荷が著しく軽減されるものであり、組み立ても容易な薄厚材料製スコップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、1枚の薄厚材料製ブランクからなり、当該薄厚材料製ブランクが所定の立体的なスコップ形状に折り曲げられて形成されてなる薄厚材料製スコップであって、前記スコップ形状における先端部に対応する前記薄厚材料製ブランクの部分を前端部とし、前記スコップ形状における基端部に対応する前記薄厚材料製ブランクの部分を後端部とし、前記薄厚材料製ブランクにおいて、前端部には、平板部が形成されており、前記平板部の後側の位置には、ポケット底部が配されており、前記ポケット底部の左側には、左ポケット被覆部が配されており、前記ポケット底部の右側には、右ポケット被覆部が配されており、前記ポケット底部の後側には、堰き止め部が配されており、前記左ポケット被覆部の左側及び/又は前記右ポケット被覆部の右側には、手持ち部が配されており、前記薄厚材料製ブランクが予め定められた所定の立体的なスコップ形状に折り曲げられた状態で、先端部には前記平板部で構成されたすくい部が設けられ、前記すくい部の後側には、ポケット底部、左ポケット被覆部、右ポケット被覆部、及び堰き止め部で構成されて前記すくい部側に開口部が設けられてなる袋状のポケット部が設けられ、前記ポケット部の上側には、使用者が持つための前記手持ち部が設けられてなることを特徴とする薄厚材料製スコップである。
【0007】
かかる構成にあっては、前記すくい部ですくった対象物を袋状のポケット部に収容でき、外部から視認不能な状態で捨てることができるため、ペットの排泄物や害虫の死骸等の処理において精神的負荷が軽減される利点がある。また、ポケット部内に対象物を収容した状態で廃棄することで、スコップからこぼれ落ちにくい構成となる。
【0008】
ここで、前記すくい部は、前記開口部を閉塞するように後方へ折り返し可能とされており、前記手持ち部の前端には、折り返された前記すくい部の前端部が嵌入可能なスリット部が形成されてなる構成が提案される。
【0009】
または、前記すくい部は、前記開口部を閉塞するように後方へ折り返し可能とされており、前記すくい部の前端部には、前記手持ち部の前端部が嵌入可能なスリット部が形成されてなる構成が提案される。
【0010】
かかる構成にあって、対象物をすくってポケット部内に収容した後、すくい部を折り返して各スリット部に対応部位を嵌入させると、当該ポケット部の開口部が閉塞されることとなる。このため、一度すくった対象物が前記ポケット部から外部へ排出されないようになるとともに、より一層外部から視認しづらくなるため、廃棄することを容易に行える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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