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公開番号2024058280
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165547
出願日2022-10-14
発明の名称釣糸巻取部品
出願人株式会社シマノ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類A01K 97/00 20060101AFI20240418BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】釣糸の巻き取り時には簡単な構成で糸巻き胴部からの釣糸の抜け出しを防止でき、且つ、釣糸の巻き取り後には釣糸を容易に糸巻き胴部から取り出すことができる釣糸巻取部品が、提供される。
【解決手段】釣糸巻取部品5は、第1部品13と、第2部品15と、を備える。第1部品13は、駆動装置3によって回転駆動される。第1部品13は、糸巻き胴部21と、糸巻き胴部21から径方向外側に突出する第1フランジ部23と、を有する。第2部品15は、糸巻き胴部21を挟んで第1フランジ部23と間隔を隔てて配置される第2フランジ部35、を有する。第2部品15は、第1部品13に対して着脱可能に装着される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動装置によって回転駆動され、糸巻き胴部と、前記糸巻き胴部から径方向外側に突出する第1フランジ部と、を有する第1部品と、
前記糸巻き胴部を挟んで前記第1フランジ部と間隔を隔てて配置される第2フランジ部を有し、前記第1部品に対して着脱可能に装着される第2部品と、
を備える釣糸巻取部品。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記駆動装置、および、前記第1部品の間に配置される取付部材、
をさらに備え、
前記取付部材は、前記駆動装置の本体部に回転不能に装着され、
前記第1部品は、前記駆動装置の回転軸と一体的に回転する、
請求項1に記載の釣糸巻取部品。
【請求項3】
前記第1部品は回転軸心を有し、
少なくとも一部分が前記回転軸心に沿って移動するように前記取付部材に設けられ、前記糸巻き胴部に釣糸を案内する釣糸案内部材、
をさらに備える請求項2に記載の釣糸巻取部品。
【請求項4】
前記糸巻き胴部は、前記駆動装置の回転軸が配置される第1孔部と、前記第2部品を装着するために用いられる第2孔部と、前記第2孔部に設けられる被係合部と、を有し、
前記第2部品は、前記被係合部に係合する係合部、をさらに有する、
請求項1に記載の釣糸巻取部品。
【請求項5】
前記第2部品は、前記被係合部、および、前記係合部の係合を解除するために設けられるつまみ部、をさらに有する、
請求項4に記載の釣糸巻取部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣糸巻取部品に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、糸巻き部が開示されている。糸巻き部は、駆動装置に取り付けられる釣糸巻取部品である。糸巻き部は、フランジ部を有する。糸巻き部は、駆動装置によって回転駆動される。フランジ部は、糸巻き部と一体に形成される。フランジ部は、駆動装置側に配置される。
【0003】
非特許文献1には、特許文献1の糸巻き部に対してアタッチメントとして装着されるスプールが、開示されている。スプールは、糸巻き部を介して駆動装置に取り付けられる釣糸巻取部品である。スプールは、特許文献1の糸巻き部と一体的に回転する。スプールは、糸巻き胴部、第1フランジ部、および、第2フランジ部を有する。第1フランジ部は、特許文献1のフランジ部に隣接して配置される。第2フランジ部は、第1フランジ部と間隔を隔てて配置される。糸巻き胴部、第1フランジ部、および、第2フランジ部は、互いに一体に形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5189540号公報
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/terminal_tackle/others_te/pe_line-changer/index.html
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の釣糸巻取部品では、糸巻き部に拡径部を設けることによって、糸巻き部からの釣糸の抜け出しが規制されている。この場合、拡径部を糸巻き部に設けるための構成が複雑な構成になるという問題がある。また、拡径部を縮径させることで巻き取った釣り糸を廃棄することができるものの、釣糸をそのまま別のリールに巻替えたり、洗浄して元のリールに巻戻したりすると糸撚れが生じやすく、釣糸を再利用することが難しい。
【0006】
非特許文献1のスプールが特許文献1の糸巻き部に装着された場合、上記の再利用の問題は解決することができる。しかし、この場合、特許文献1の糸巻き部が駆動装置に装着された状態で、スプールがアタッチメントとして糸巻き部にさらに装着されるので、釣糸巻取部品の重量が重くなるという問題がある。また、この場合、第1フランジ部、および、第2フランジ部が糸巻き胴部と一体に形成されているので、釣糸を糸巻き胴部に巻き取った後に、例えば再利用しようとした釣糸が思ったよりダメージを受けていた場合等に、釣糸を糸巻き胴部から取り外して廃棄しにくいという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、釣糸の巻き取り後には釣糸を容易に糸巻き胴部から取り出して廃棄することができ、且つ、釣糸を糸巻胴部に巻き残したまま再利用することができる釣糸巻取部品を提供することにある。また、本発明の目的は、軽量化を図ることができる釣糸巻取部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の側面に関して、釣糸巻取部品は、第1部品と、第2部品と、を備える。第1部品は、駆動装置によって回転駆動される。第1部品は、糸巻き胴部と、糸巻き胴部から径方向外側に突出する第1フランジ部と、を有する。第2部品は、糸巻き胴部を挟んで第1フランジ部と間隔を隔てて配置される第2フランジ部、を有する。第2部品は、第1部品に対して着脱可能に装着される。
【0009】
本発明の釣糸巻取部品では、第2部品が第1部品に対して着脱可能に装着される。この構成では、第2部品が第1部品に装着された状態において、釣糸が糸巻き胴部に巻き付けられた場合、釣糸が糸巻き胴部から抜け出すことを、第2フランジ部によって防ぐことができる。一方で、第2フランジ部を含む第2部品を、第1部品から取り外すことによって、糸巻き胴部に巻き付けられた釣糸を、糸巻き胴部から容易に取り出すことができる。
【0010】
すなわち、本釣糸巻取部品では、釣糸の巻き取り後には釣糸を容易に糸巻き胴部から取り出して廃棄することができ、且つ、釣糸を糸巻胴部に巻き残したまま再利用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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