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公開番号2024058570
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2023102216
出願日2023-06-22
発明の名称インテリジェント野菜収穫農業用装置
出願人個人,華北水利水電大学
代理人個人
主分類A01D 45/00 20180101AFI20240418BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【解決手段】インテリジェント野菜収穫農業用装置に関し、ラックを含み、ラックの上面に、収集ボックスが取り付けられ、収集ボックスの上方開口部に、搬送装置が配置され、ラックにおいてその前端に近い内側に、ラックに回転可能に接続された側板が対称に配置され、二つの側板の下端外側は、搬送装置の他端にヒンジ接続され、二つの側板の内側面においてその中央下方に近いところに、収穫アセンブリが配置され、ラックの前端においてその頂部に近いところに、距離計が取り付けられ、距離計により野菜の成長の高さを測ることができ、収穫アセンブリにより野菜の成長の高さに応じて収穫することができ、搬送装置により収穫された野菜を収集ボックス内に搬送できる。
【効果】野菜の成長の勢いに基づいて選択的に収穫ができ、また異なるタイプの野菜に応じて、異なる収穫方法ができ、野菜の経済効果を確保できるとともに、収穫時の肉体労働強度を低下できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ラック(1)を含み、ラック(1)の上面に、収集ボックス(4)が固定的に取り付けられるインテリジェント野菜収穫農業用装置であり、
前記収集ボックス(4)の上方開口部に、端部が収集ボックス(4)に可動可能に接続された搬送装置(6)が配置され、ラック(1)において且つその前端に近い内側に、ラック(1)に回転可能に接続された側板(8)が対称に配置され、二つの側板(8)の下端外側は、搬送装置(6)の他端にヒンジ接続され、二つの側板(8)の内側面において且つその中央下方に近いところに、収穫アセンブリが配置され、ラック(1)の前端において且つその頂部に近いところに、距離計(12)が固定的に取り付けられ、距離計(12)により野菜の成長の高さを測ることができ、収穫アセンブリにより野菜の成長の高さに応じて収穫することができ、搬送装置(6)により収穫された野菜を収集ボックス(4)内に搬送することができることを特徴とするインテリジェント野菜収穫農業用装置。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
前記搬送装置(6)は、2つの対称に配置された支持フレーム(60)を含み、二つの支持フレーム(60)の外側面に、コンベヤーベルト(61)が嵌合して取り付けられ、二つの支持フレーム(60)の内側面の間に、コンベヤーベルト(61)を駆動して運転させる第2モータ(62)が固定的に取り付けられ、二つの支持フレーム(60)の両端部の外側面に、何れも支持フレーム(60)に固定接続された取付柱(63)が配置され、収集ボックス(4)の上方開口部の内側面に、スライドレール(5)が対称に配置され、支持フレーム(60)の上端部に近い取付柱(63)の外側面は、スライドレール(5)の内側面に可動可能に接続され、支持フレーム(60)の下端部に近い取付柱(63)の外側面に、取付柱(63)に回転可能に接続された取付板(64)が配置され、取付板(64)は、それぞれ二つの側板(8)の下端外側に固定的に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント野菜収穫農業用装置。
【請求項3】
前記収穫アセンブリは、カムシャフト(17)を含み、カムシャフト(17)は、二つの側板(8)の内側面において且つその中央下方に近いところに回動可能に接続され、側板(8)の外側面において且つカムシャフト(17)に対応するところに、カムシャフト(17)の回転を駆動することができる第3モータ(18)が固定的に取り付けられ、二つの側板(8)の内側面において且つその下端に近いところに、側板(8)に固定接続された横軸(19)が配置され、横軸(19)の外側面に、横軸(19)に回転可能に接続された上収穫プレート(20)が配置され、上収穫プレート(20)の先端に、複数の等間隔を開けて分布された第1U字状溝(21)が開設され、上収穫プレート(20)の下側面に、上収穫プレート(20)に摺動可能に接続された下収穫プレート(22)が配置され、下収穫プレート(22)の先端において且つ第1U字溝(21)に対応するところに、第2U字状溝(23)が開設され、下収穫プレート(22)の上面が上収穫プレート(20)の後端を超えたところに、電動スライドブロック(24)が摺動可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント野菜収穫農業用装置。
【請求項4】
前記上収穫プレート(20)と横軸(19)との回動接続部に、トーションばねが配置されることを特徴とする請求項3に記載のインテリジェント野菜収穫農業用装置。
【請求項5】
前記上収穫プレート(20)と下収穫プレート(22)との摺動接続部に、第1リターンスプリング(25)が配置されることを特徴とする請求項3に記載のインテリジェント野菜収穫農業用装置。
【請求項6】
前記二つの側板(8)の外側面において且つその中央下方に近いところに、側板(8)に回動可能に接続された第1電動伸縮レバー(9)が配置され、ラック(1)の先端において且つその頂部に近いところに、2本の第2電動伸縮レバー(10)が対称に固定的に取り付けられ、2本の第2電動伸縮レバー(10)の固定端部に、第1取付フレーム(11)が固定接続され、距離計(12)は第1取付フレーム(11)の下側面に固定的に取り付けられ、第2電動伸縮レバー(10)の固定端の下側面に、ヒンジホルダ(13)が固定的に取り付けられ、第1電動伸縮レバー(9)の伸縮端部は、ヒンジホルダ(13)に回動可能に接続され、第2電動伸縮レバー(10)の伸縮端に、第2電動伸縮レバー(10)に固定接続された第2取付フレーム(14)が配置され、第2取付フレーム(14)の下側面に、第3電動伸縮レバー(15)が固定的に取り付けられ、第3電動伸縮レバー(15)の伸縮端部に、第3電動伸縮レバー(15)に固定接続された仕切りプレート(16)が配置されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のインテリジェント野菜収穫農業用装置。
【請求項7】
前記カムシャフト(17)の外側面に、曲線形状リング溝(26)が開設され、曲線状リング溝(26)の最大変位量Dは第1U字状溝(21)と第2U字状溝(23)の溝口の幅より小さくなく、下収穫プレート(22)の上面に、第1溝(27)が開設され、電動スライドブロック(24)において且つ第1溝(27)に対応するところに、第1貫通溝(28)が開設され、第1溝(27)の底部の一端に、第1溝(27)に回転可能に接続されたピックレバー(29)が配置され、第1溝(27)の底部の他端に、第1溝(27)に回転可能に接続された第4電動伸縮レバー(30)が配置され、第4電動伸縮レバー(30)の伸縮端は、ピックレバー(29)の中央上方の位置にヒンジ接続されることを特徴とする請求項6に記載のインテリジェント野菜収穫農業用装置。
【請求項8】
前記横軸(19)の表面に、第2溝(31)が開設され、上収穫プレート(20)の後端において且つ電動スライドブロック(24)の先端が第2溝(31)に対応するところに、第2貫通溝(32)が開設され、第2溝(31)の内部に、第2溝(31)に摺動可能に接続された位置制限プレート(33)が配置され、第2貫通溝(32)内において且つ位置制限プレート(33)に対応するところに、押しプレート(35)が配置され、押しプレート(35)と第2貫通溝(32)は摺動可能に接続されることを特徴とする請求項7に記載のインテリジェント野菜収穫農業用装置。
【請求項9】
前記位置制限プレート(33)の内端部と第2溝(31)の内底部との間に、第2リターンスプリング(34)が配置されることを特徴とする請求項8に記載のインテリジェント野菜収穫農業用装置。
【請求項10】
前記ラック(1)の下側面において且つその四隅に近いところに、四つのラック(1)全体を移動させることができる車輪(2)が配置され、ラック(1)の下側面において且つ車輪(2)に対応するところに、その回転を駆動することができる第1モータ(3)が固定的に取り付けられることを特徴とする請求項9に記載のインテリジェント野菜収穫農業用装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は農業機械の分野に関し、具体的にはインテリジェント野菜収穫農業用装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
異なる野菜間の生態的特性に差があるため、野菜の統合された収穫には大きな複雑性があり、野菜のタイプによって、収穫方法も異なり、成長スピードが速い葉物野菜は一般的に根こそぎ取って、直接収穫しているの対して、例えばニラ、ニンニクの苗、レタス、空心菜のような発芽率の高い野菜は根を残して葉を採る方式で収穫することができる。
【0003】
現在、国内の野菜収穫の大部分は人工的に完成し、人工収穫効率は低く、労働強度は大きく、労働力コストの増加に伴い、人工収穫費用の野菜生産コストに占める割合も大幅に上昇し、野菜収穫効率を高め、人工労働強度を軽減し、製品効率を増加させ、国内の野菜産業の健全で安定した発展を保証するために、市場にはいくつかの野菜収穫機械が現れた。
【0004】
従来技術では、出願番号が2019110159271.4のスマート野菜収穫機を開示し、ドライブユニット、ラックユニット、収穫アセンブリ、輸送ユニット、梱包ユニットと電気制御ユニットを含み、それは携帯電話の制御の下で自動的に走行することができ、ニラ、空心菜などの野菜の自動収穫を実現することができるが、収穫際に野菜の成長の勢いをインテリジェントに判別して選択的に収穫ことはできず、またディスクカッタを制御して野菜株の根元を回転的に切断することによって収穫ことしかできず、根こそぎにして、直接収穫を実現することはできない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
そのため、どのようにして野菜の成長の勢いをインテリジェントに判別して選択的に収穫し、及び根こそぎにして、直接収穫を実現することは、現在当業者が解決しなければならない問題である。
【0006】
従来技術の野菜の成長の勢いをインテリジェントに判別して選択的に収穫し、及び根こそぎにして、直接収穫することができない課題を解決するために、本発明はインテリジェントに野菜を刈り取る農業用装置を提供する。
【0007】
本発明の技術的手段は、以下の通り、
本発明は、インテリジェント野菜収穫農業用装置を提供し、ラックを含み、ラックの上面に、収集ボックスが固定的に取り付けられ、収集ボックスの上方開口部に、端部が収集ボックスに可動可能に接続された搬送装置が配置され、ラックにおいて且つその前端に近い内側に、ラックに回転可能に接続された側板が対称に配置され、二つの側板の下端外側は、搬送装置の他端にヒンジ接続され、二つの側板の内側面において且つその中央下方に近いところに、収穫アセンブリが配置され、ラックの前端において且つその頂部に近いところに、距離計が固定的に取り付けられ、距離計により野菜の成長の高さを測ることができ、収穫アセンブリにより野菜の成長の高さに応じて収穫することができ、搬送装置により収穫された野菜を収集ボックス内に搬送することができる。
【0008】
さらに、前記搬送装置は、2つの対称に配置された支持フレームを含み、二つの支持フレームの外側面に、コンベヤーベルトが嵌合して取り付けられ、二つの支持フレームの内側面の間に、コンベヤーベルトを駆動して運転させる第2モータが固定的に取り付けられ、二つの支持フレームの両端部の外側面に、何れも支持フレームに固定接続された取付柱が配置され、収集ボックスの上方開口部の内側面に、スライドレールが対称に配置され、支持フレームの上端部に近い取付柱の外側面は、スライドレールの内側面に可動可能に接続され、支持フレームの下端部に近い取付柱の外側面に、取付柱に回転可能に接続された取付板が配置され、取付板は、それぞれ二つの側板の下端外側に固定的に取り付けられる。
【0009】
さらに、前記収穫アセンブリは、カムシャフトを含み、カムシャフトは、二つの側板の内側面において且つその中央下方に近いところに回動可能に接続され、側板の外側面において且つカムシャフトに対応するところに、カムシャフトの回転を駆動することができる第3モータが固定的に取り付けられ、二つの側板の内側面において且つその下端に近いところに、側板に固定接続された横軸が配置され、横軸の外側面に、横軸に回転可能に接続された上収穫プレートが配置され、上収穫プレートの先端に、複数の等間隔を開けて分布された第1U字状溝が開設され、上収穫プレートの下側面に、上収穫プレートに摺動可能に接続された下収穫プレートが配置され、下収穫プレートの先端において且つ第1U字溝に対応するところに、第2U字状溝が開設され、下収穫プレートの上面が上収穫プレートの後端を超えたところに、電動スライドブロックが摺動可能に接続される。
【0010】
さらに、前記上収穫プレートと横軸との回動接続部に、トーションばねが配置される。
(【0011】以降は省略されています)

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