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公開番号2024056566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163566
出願日2022-10-11
発明の名称環境保護溶液およびその用途
出願人個人,HUANG, WEN-BIN
代理人SK弁理士法人,個人,個人
主分類A01N 25/30 20060101AFI20240416BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】物体の表面に付加して洗浄殺菌効果を生成する環境保護溶液を提供する。
【解決手段】
前記環境保護溶液は、複数の成分を混合して形成されるものであり、そのうち前記成分は、重量全体の73~83%を占める油と、重量全体の0.1~2.5%を占める安息香酸ナトリウムと、重量全体の10~18%を占める界面活性剤と、重量全体の0.4~10%を占める二酸化ケイ素と、重量全体の0.1~3%を占める酸化アルミニウムと、を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
物体の表面に付加して洗浄効果を生成する環境保護溶液であって、前記環境保護溶液は、複数の成分を混合して形成されるものであり、そのうち前記成分は、
重量全体の73~83%を占める、油と、
重量全体の0.1~2.5%を占める、安息香酸ナトリウムと、
重量全体の10~18%を占める、界面活性剤と、
重量全体の0.4~10%を占める、二酸化ケイ素と、
重量全体の0.1~3%を占める、酸化アルミニウムと、を含むことを特徴とする環境保護溶液。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
環境保護溶液であって、そのうち、前記界面活性剤は、水酸組成物を含み、前記水酸組成物は、重量全体の7~20%を占めること、を特徴とする請求項1に記載の環境保護溶液。
【請求項3】
環境保護溶液であって、そのうち、前記成分は、さらに、小麦粉、砂糖および鶏卵のうち、少なくとも一つを含むこと、を特徴とする請求項1に記載の環境保護溶液。
【請求項4】
環境保護溶液であって、そのうち、前記油は、植物油であること、を特徴とする請求項1に記載の環境保護溶液。
【請求項5】
物体の表面に付加して洗浄効果を生成する環境保護溶液であって、前記環境保護溶液は、複数の成分を含み、
前記成分は、
重量全体の73~83%を占める、油と、
重量全体の0.1~2.5%を占める、安息香酸ナトリウムと、
重量全体の10~20%を占める、界面活性剤と、
重量全体の0.4~10%を占める、二酸化ケイ素と、
重量全体の0.1~3%を占める、酸化アルミニウムと、、
前記成分をX:1の比率で希釈する、水と、を含み、
そのうち、前記Xの範囲は200から800の間であることを特徴とする環境保護溶液。
【請求項6】
環境保護溶液であって、そのうち、前記界面活性剤は、水酸組成物を含み、前記水酸組成物は、重量全体の7~20%を占めること、を特徴とする請求項5に記載の環境保護溶液。
【請求項7】
環境保護溶液であって、そのうち、前記成分は、さらに、小麦粉、砂糖および鶏卵のうち、少なくとも一つを含むこと、を特徴とする請求項5に記載の環境保護溶液。
【請求項8】
環境保護溶液であって、そのうち、前記油は、植物油であること、を特徴とする請求項5に記載の環境保護溶液。
【請求項9】
殺生物剤とする用途に用いられる、請求項1から8のいずれかに記載の環境保護溶液。
【請求項10】
植物の物体への付着を除去する用途に用いられる、請求項1から8のいずれかに記載の環境保護溶液。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は環境保護溶液に関し、特に、洗浄効果を有する環境保護溶液と、前記環境保護溶液を利用して殺生物剤とする用途に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
農作物にとって、最も予防を必要とする危害は天災および虫害である。農作物に対する害虫防除は、従来、農薬を使用して農作物に噴霧を行い、害虫を駆除するものであった。農薬は噴霧された後も、農作物の表面或いは土壌中に残留する可能性があり、もし、農作物を食用する時に、洗浄しても清潔でなかったり、或いは食物連鎖の循環によって、いずれも人体或いは環境内に進入してしまう機会を有する。従来の農薬の大多数は、化学物質を用いて製造されているため、人体又は環境に有害な成分を含む可能性がある。そのため、一般的な人は、食事を通じて徐々に農薬の残留量を蓄積する機会があり、時間の経過と共に人体の健康に悪影響を及ぼす。環境もまた、農薬の残留によって汚染を引き起こす。
【0003】
近年、各国の政府は有機農薬の使用を積極的に推進している。葵無露(台湾でよく用いられる非農薬材料を原料とする乳化油剤)を例として、葵無露は主にサラダ油とサラット(洗剤の商標)の混合溶液であるため、その主要成分は分解可能で、かつ人体または環境に対して比較的無害である。しかしながら、葵無露は昆虫の駆除にのみ優れた効果を有し、かつ葵無露の主成分を混合溶液に調合した後、往々にして一定の時間(約1~数日)を経過すると成分分離の状態を生じ、このことは、葵無露の使用者にとって悩ましい。
【0004】
従って、どのように上記問題を改善し、また、害虫等の生物を駆除し、かつ、さらに洗浄効果を提供できる環境保護溶液を開発するかは、研究に値する課題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、洗浄効果を有する環境保護溶液を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、物体の表面に付加して洗浄効果を生成する環境保護溶液を提供する。環境保護溶液は、複数の成分を混合して形成されるものであり、そのうち前記成分は、重量全体の73~83%を占める、油と、重量全体の0.1~2.5%を占める、安息香酸ナトリウムと、重量全体の10~20%を占める、界面活性剤と、重量全体の0.4~10%を占める、二酸化ケイ素と、及び、重量全体の0.1~3%を占める、酸化アルミニウムと、を含む。
【0007】
本発明の一実施例において、界面活性剤は、水酸組成物を含み、かつ、水酸組成物は、重量全体の7~20%を占める。
【0008】
本発明の一実施例において、複数の成分は、さらに、小麦粉、砂糖および鶏卵のうち、少なくとも一つを含む。
【0009】
本発明の一実施例において、油は植物油である。
【0010】
本発明はまた、物体の表面に付加して洗浄効果を生成し、複数の成分および水を含む、環境保護溶液を提供する。複数の成分は、重量全体の73~83%を占める、油と、重量全体の0.1~2.5%を占める、安息香酸ナトリウムと、重量全体の10~20%を占める、界面活性剤と、重量全体の0.4~10%を占める、二酸化ケイ素と、及び、重量全体の0.1~3%を占める、酸化アルミニウムと、を含む。水は、複数の成分をX:1の比率で希釈し、そのうち、Xの範囲は200から800の間である。
(【0011】以降は省略されています)

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