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公開番号2024057779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164676
出願日2022-10-13
発明の名称魚釣用スピニングリール
出願人グローブライド株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類A01K 89/01 20060101AFI20240418BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】ハンドルの逆転を規制しつつハンドルのガタを好適に軽減することができ、ハンドルの操作フィーリングを向上させる。
【解決手段】リール本体1に設けられ、ハンドル3が連結されるドライブギャ軸2と、ハンドル3の釣糸巻き取り操作によりドライブギャ軸2を介して釣糸巻き取り方向に回転駆動される駆動軸筒7とを備えた魚釣用スピニングリールR1である。リール本体1と駆動軸筒との間には、駆動軸筒7が釣糸巻き取り方向と反対方向に逆転するのを規制する第1逆転防止装置50が介設されている。また、リール本体1とドライブギャ軸2との間には、ドライブギャ軸2及びハンドル3が釣糸巻き取り方向と反対方向に逆転するのを規制する第2逆転防止装置40が介設されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
リール本体に設けられたハンドルと、前記リール本体に設けられ、前記ハンドルが連結されるドライブギャ軸と、前記リール本体に支持され、前記ハンドルの釣糸巻き取り操作により前記ドライブギャ軸を介して釣糸巻き取り方向に回転駆動される駆動軸筒とを備えた魚釣用スピニングリールであって、
前記リール本体と前記駆動軸筒との間に介設され、前記駆動軸筒が釣糸巻き取り方向と反対方向に逆転するのを規制する第1逆転防止装置と、
前記リール本体と前記ドライブギャ軸との間に介設され、前記ドライブギャ軸及び前記ハンドルが釣糸巻き取り方向と反対方向に逆転するのを規制する第2逆転防止装置と、を備えていることを特徴とする魚釣用スピニングリール。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記第2逆転防止装置は、前記リール本体に対して固定されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項3】
前記第2逆転防止装置は、前記ドライブギャ軸の端部または前記ドライブギャ軸を回転自在に支持する軸受の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
【請求項4】
前記第2逆転防止装置は、転がり式一方向クラッチであり、前記転がり式一方向クラッチの内輪は、前記ドライブギャ軸または前記ドライブギャ軸に取り付けられた筒状部材であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、魚釣用スピニングリールに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、魚釣用スピニングリールとして、駆動軸筒上に逆転防止装置を備えたものが知られている。逆転防止装置は、駆動軸筒及び駆動軸筒に取り付けられたロータの釣糸巻き取り方向への回転を許容しつつ、これとは反対方向となる逆転方向の回転(以下、単に「逆転」と称す。)を防止する機能を有している。魚釣用スピニングリールは、駆動軸筒のピニオンに噛合するドライブギャを介してドライブギャ軸が機械的に連結されており、ドライブギャ軸に取り付けられたハンドルの逆転が逆転防止装置により防止されるように構成されている。
【0003】
一方、魚釣用スピニングリールとして、ドライブギャ軸上に逆転防止装置を配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の魚釣用スピニングリールは、レバー操作によりロータの逆回転が可能となっており、これを実現するために駆動軸筒上から逆転防止装置を排除している。特許文献1の魚釣用スピニングリールにおいて、ドライブギャ軸上に配置された逆転防止装置は、レバー操作によるロータの逆回転時に、ハンドルに逆回転の駆動力が伝わるのを規制するものであり、ロータとともにハンドルが逆回転することを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6518520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の一般的な魚釣用スピニングリールでは、駆動軸筒のピニオンとドライブギャとの噛合によるバックラッシにより、ドライブギャ軸及びハンドルに逆転方向のガタが生じることがあった。特に、ハンドルの巻き取り操作を小刻みに行う釣り方を行った場合には、小刻みにハンドルを停止させるたびに、ガタが生じてしまうことがあり、ハンドルの操作フィーリングが損なわれることがあった。
【0006】
また、特許文献1の魚釣用スピニングリールでは、レバー操作によるロータの逆回転時に、ロータの逆回転とともにハンドルが一緒に回ることを逆転防止装置により防止できるが、ハンドルの逆転方向のガタを防止する構造とはなっていなかった。このため、特許文献1の魚釣用スピニングリールは、従来の一般的な魚釣用スピニングリールと同様に、ドライブギャ軸及びハンドルに逆転方向のガタが生じることがあった。
【0007】
本発明は、このような課題を解決するために創作されたものであり、ハンドルの逆転を規制しつつハンドルのガタを好適に軽減することができ、ハンドルの操作フィーリングを向上させることができる魚釣用スピニングリールを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、本発明に係る魚釣用スピニングリールは、リール本体に設けられたハンドルと、前記リール本体に設けられ、前記ハンドルが連結されるドライブギャ軸と、前記リール本体に支持され、前記ハンドルの釣糸巻き取り操作により前記ドライブギャ軸を介して釣糸巻き取り方向に回転駆動される駆動軸筒とを備えている。前記リール本体と前記駆動軸筒との間には、前記駆動軸筒が釣糸巻き取り方向と反対方向に逆転するのを規制する第1逆転防止装置が介設されている。前記リール本体と前記ドライブギャ軸との間には、前記ドライブギャ軸及び前記ハンドルが釣糸巻き取り方向と反対方向に逆転するのを規制する第2逆転防止装置が介設されている。
【0009】
この魚釣用スピニングリールでは、第1逆転防止装置により、釣糸巻き取り方向と反対方向に駆動軸筒が逆転することが規制されるとともに、第2逆転防止装置により、釣糸巻き取り方向と反対方向にドライブギャ軸及びハンドルが逆転することが規制される。つまり、駆動軸筒とドライブギャ軸との噛合によるバックラッシにより、ドライブギャ軸及びハンドルの逆転方向のガタが生じても、これを第2逆転防止装置により好適に軽減できる。したがって、ハンドルの操作フィーリングが向上し、魚釣操作性が高まる。特に、ハンドルの巻き取り操作を小刻みに行う釣り方を行った場合に、ガタつくことなく小刻みにハンドルを停止させることができるので、魚信を感知し易くなり、釣果の向上を期待できる。
【0010】
また、前記第2逆転防止装置は、前記リール本体に対して固定されていることが好ましい。この構成では、リール本体に対して第2逆転防止装置を固定できるので、ドライブギャ軸及びハンドルの逆転を規制しつつガタを好適に軽減できる。
(【0011】以降は省略されています)

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