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公開番号2024006320
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022107101
出願日2022-07-01
発明の名称消防車両
出願人櫻護謨株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類A62C 27/00 20060101AFI20240110BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】 放水ロボットなどの消防車両の利便性を高める。
【解決手段】 一実施形態に係る消防車両は、車両本体と、前記車両本体に設けられ、ホースに装着された第2結合部と結合可能な第1結合部と、前記ホースを前記車両本体から離脱させる離脱コマンドを受信する通信装置と、前記通信装置が前記離脱コマンドを受信したことに応じて、前記ホースを前記車両本体から離脱させる離脱装置と、を備えている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両本体と、
前記車両本体に設けられ、ホースに装着された第2結合部と結合可能な第1結合部と、
前記ホースを前記車両本体から離脱させる離脱コマンドを受信する通信装置と、
前記通信装置が前記離脱コマンドを受信したことに応じて、前記ホースを前記車両本体から離脱させる離脱装置と、
を備える消防車両。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記通信装置は、リモートコントローラから無線通信によって送信される前記離脱コマンドを受信する、
請求項1に記載の消防車両。
【請求項3】
前記第1結合部は、
軸方向に突出するとともに周方向に配列された複数の第1フックと、
隣り合う前記第1フックの間にそれぞれ形成された複数の第1凹部と、
を有し、前記複数の第1フックと同形状の複数の第2フックおよび前記複数の第1凹部と同形状の複数の第2凹部を有する前記第2結合部と結合可能であり、
前記第1結合部と前記第2結合部の結合時、前記第1フックが前記第2凹部に挿入されるとともに前記第2フックが前記第1凹部に挿入され、かつ、前記第1フックと前記第2フックとが係合し、
前記離脱装置は、前記第2結合部を前記周方向に回動させて前記第1フックと前記第2フックの係合を解除することにより、前記ホースを前記車両本体から離脱させる、
請求項1に記載の消防車両。
【請求項4】
前記離脱装置は、
前記第1結合部と前記第2結合部が結合した状態において前記第1フックと前記第2フックの間に形成される隙間に挿入可能なピンと、
前記隙間に挿入された前記ピンを前記周方向に回動させ、前記第1フックと前記第2フックの係合を解除する回動機構と、
を備える、
請求項3に記載の消防車両。
【請求項5】
前記離脱装置は、前記ピンを前記隙間に挿脱する挿脱機構をさらに備える、
請求項4に記載の消防車両。
【請求項6】
前記離脱装置は、
前記第1結合部と前記第2結合部が結合した状態において前記第1フックと前記第2フックの間に形成される隙間に挿入可能なピンと、
前記ピンを前記隙間に挿脱する挿脱機構と、
を備え、
前記ピンは、前記周方向における幅が前記隙間の前記周方向における幅よりも大きい値から小さい値へと先端に向けて漸次減少するテーパ部を有し、
前記挿脱機構により前記ピンを前記第1フックと前記第2フックの間に形成される前記隙間に挿入する際に、前記テーパ部が前記第1フックと前記第2フックを前記周方向に離間させ、前記第1フックと前記第2フックの係合が解除される、
請求項3に記載の消防車両。
【請求項7】
前記離脱装置は、前記周方向に間隔を空けて配置された複数の前記ピンを備える、
請求項4乃至6のうちいずれか1項に記載の消防車両。
【請求項8】
前記第1結合部および前記第2結合部の結合は、前記第2結合部を解除方向へ回動させることで解除可能であり、
前記離脱装置は、
前記第1結合部に結合された前記第2結合部を挟持する一対の回転体と、
前記一対の回転体を回動させる回動機構と、
を備え、
前記離脱装置は、前記一対の回転体によって前記第2結合部を前記解除方向へ回動させ、前記第1結合部と前記第2結合部の結合を解除することにより、前記ホースを前記車両本体から離脱させる、
請求項1に記載の消防車両。
【請求項9】
前記第1結合部に結合可能な第3結合部と、前記第2結合部に結合可能な第4結合部とを有する媒介具をさらに備え、
前記離脱装置は、前記第1結合部と前記第3結合部の結合を解除することにより、前記ホースを前記車両本体から離脱させる
請求項1に記載の消防車両。
【請求項10】
前記第1結合部および前記第3結合部の結合は、前記第3結合部を解除方向へ回動させることで解除可能であり、
前記離脱装置は、
前記媒介具の外周面に装着可能なスリーブと、
前記外周面に装着された前記スリーブを前記解除方向へ回動させ、前記第1結合部および前記第3結合部の結合を解除する回動機構と、
を備える、
請求項9に記載の消防車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、消火活動などに用いられる消防車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の消火活動においては、消防用ホースのノズル付近に消防隊員を配置し、この消防隊員によって消火対象に放水することが主流であった。近年では、ロボット技術の発達により、自走式の放水ロボットが開発されつつある(例えば特許文献1参照)。この種の放水ロボットには消防用ホースが接続され、このホースを介して供給される水や消火剤をノズルから放出する。
【0003】
放水ロボットを用いた消火活動においては、消火対象からある程度離れた位置で消防隊員が放水ロボットを遠隔操作する。これにより、消防隊員の負傷や死亡事故の減少が期待される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2020-531060号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような放水ロボットは、現状において極めて高価である。そのため、消火活動中に何らかのアクシデントが生じた場合には、放水ロボットを退避させる必要が生じる。このような退避時には消防用ホースを引きずって移動することになるが、この状態では放水ロボットが十分な運動性を発揮できない可能性がある。また、消防用ホースが現場の構造物等に引っ掛かり、放水ロボットの移動が困難になることもあり得る。
【0006】
このような場合、消防隊員が消防用ホースを離脱させに行くと当該隊員にリスクが生じる。また、放水ロボットを退避させることができなければ、高価なロボットが失われることになる。
【0007】
本発明は、このような事情に基づくものであり、その一態様における目的は、放水ロボットなどの消防車両の利便性を高めることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態に係る消防車両は、車両本体と、前記車両本体に設けられ、ホースに装着された第2結合部と結合可能な第1結合部と、前記ホースを前記車両本体から離脱させる離脱コマンドを受信する通信装置と、前記通信装置が前記離脱コマンドを受信したことに応じて、前記ホースを前記車両本体から離脱させる離脱装置と、を備えている。
【0009】
例えば、前記通信装置は、リモートコントローラから無線通信によって送信される前記離脱コマンドを受信する。
【0010】
例えば、前記第1結合部は、軸方向に突出するとともに周方向に配列された複数の第1フックと、隣り合う前記第1フックの間にそれぞれ形成された複数の第1凹部と、を有し、前記複数の第1フックと同形状の複数の第2フックおよび前記複数の第1凹部と同形状の複数の第2凹部を有する前記第2結合部と結合可能であり、前記第1結合部と前記第2結合部の結合時、前記第1フックが前記第2凹部に挿入されるとともに前記第2フックが前記第1凹部に挿入され、かつ、前記第1フックと前記第2フックとが係合する。この場合において、前記離脱装置は、前記第2結合部を前記周方向に回動させて前記第1フックと前記第2フックの係合を解除することにより、前記ホースを前記車両本体から離脱させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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