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公開番号2023181592
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-25
出願番号2022094802
出願日2022-06-13
発明の名称スプリンクラーヘッド
出願人能美防災株式会社
代理人個人
主分類A62C 37/08 20060101AFI20231218BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】天井面の側壁近傍に設置できる共に側壁近傍にも消火水を効果的に放射できるスプリンクラーヘッドを提供する。
【解決手段】本発明に係るスプリンクラーヘッド1は、一端側の導水口2から他端側の放水口12に向かって消火水が流れる流路5が形成されたヘッド本体6と、デフレクタ19と、を備えたものであって、ヘッド本体6は、外部から導水口2に消火水を供給する供給管3と接続するための接続部4を有し、接続部4に接続される供給管3の軸線Aに対して流路5における少なくとも放水口12に至る部分の軸線Bが所定の方向に傾斜していることを特徴とするものである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
一端側の導水口から他端側の放水口に向かって消火水が流れる流路が形成されたヘッド本体と、デフレクタと、を備えたスプリンクラーヘッドであって、
前記ヘッド本体は、外部から前記導水口に消火水を供給する供給管と接続するための接続部を有し、該接続部に接続される前記供給管の軸線に対して前記流路における少なくとも前記放水口に至る部分の軸線が所定の方向に傾斜していることを特徴とするスプリンクラーヘッド。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
常時は前記放水口を閉鎖する弁体と、前記弁体を閉鎖状態に支持するとともに火災の熱によって分解して前記放水口を開放する感熱分解部と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラーヘッド。
【請求項3】
前記流路は、前記一端側が前記供給管の軸線と平行で、途中から屈曲又は湾曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載のスプリンクラーヘッド。
【請求項4】
前記流路は、全体が直線状に傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載のスプリンクラーヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、消火用のスプリンクラーヘッドに関し、特に壁面の近傍への散水を効果的に行うことができるスプリンクラーヘッドに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
部屋の壁等の近傍への散水に特化したスプリンクラーヘッドとしては、例えば特許文献1の「サイドウォール型スプリンクラーヘッド」や特許文献2の「側壁型スプリンクラーヘッド」、あるいは特許文献3の「消火設備の側壁型泡ヘッド」が提案されている。
【0003】
特許文献1、2のものは、側壁に水平方向に向けて設置されるものである。
他方、特許文献3のものは、側壁近傍に垂直方向に向けて設置されるものである。
そして、特許文献3に開示のものは、消火液の放射範囲を泡ヘッド設置箇所の下方半周域(180度域)に制限して放射する機能を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-164904号公報
特開2001-340487号公報
実開平6-23548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1、2のように側壁に設置するタイプのものは、天井下に例えばシャンデリア等の障害物がある場合には好適であるが、壁面に什器等を設置したい場合には適しておらず、側壁内の配管施工は天井裏よりも困難な場合が多い。
【0006】
また、特許文献3は、例えば多段式駐車場のように、防護範囲が車の駐車スペースであり、側壁から少し離れた場所である場合には好適であるが、ヘッド直下より側壁側の床面が防護範囲になり難いという問題がある。
【0007】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、天井面の側壁近傍に設置できる共に側壁近傍にも消火水を効果的に放射できるスプリンクラーヘッドを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本発明に係るスプリンクラ―ヘッドは、一端側の導水口から他端側の放水口に向かって消火水が流れる流路が形成されたヘッド本体と、デフレクタと、を備えたものであって、
前記ヘッド本体は、外部から前記導水口に消火水を供給する供給管と接続するための接続部を有し、該接続部に接続される前記供給管の軸線に対して前記流路における少なくとも前記放水口に至る部分の軸線が所定の方向に傾斜していることを特徴とするものである。
【0009】
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、常時は前記放水口を閉鎖する弁体と、前記弁体を閉鎖状態に支持するとともに火災の熱によって分解して前記放水口を開放する感熱分解部と、をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0010】
(3)また、上記(1)又は(2)に記載のものにおいて、前記流路は、前記一端側が前記供給管の軸線と平行で、途中から屈曲又は湾曲していることを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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