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公開番号2024027787
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130885
出願日2022-08-19
発明の名称給水栓
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A62C 35/68 20060101AFI20240222BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】建物への導入のし易さが向上された、火災時に放水を行う仕組みを提供する。
【解決手段】外部から水の供給を受ける、第1の素材および前記第1の素材よりも熱耐性が低い第2の素材を含む導管部を備え、前記導管部によって導かれた水は、第1排出口から外部に排出され、前記導管部のうち前記第2の素材からなる部分が熱により変質すると、第2排出口が露出し、前記第2排出口から水が排出される、給水栓。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
外部から水の供給を受ける、第1の素材および前記第1の素材よりも熱耐性が低い第2の素材を含む導管部を備え、
前記導管部によって導かれた水は、第1排出口から外部に排出され、
前記導管部のうち前記第2の素材からなる部分が熱により変質すると、第2排出口が露出し、前記第2排出口から水が排出される、
給水栓。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記導管部は、
外部から水の供給を受ける、前記第1の素材を含む第1導管部と、
前記第1導管部に接続され、前記第1導管部から水の供給を受ける第2導管部と、
を備え、
前記第1導管部は、前記第2排出口を介して前記第2導管部に水を供給し、
前記第2導管部は、前記第2の素材からなる部分を備え、
前記第2導管部によって導かれた水は、前記第1排出口から排出される、
請求項1に記載の給水栓。
【請求項3】
前記第1の素材は、不燃性の素材であり、
前記第2の素材は、可燃性の素材である、
請求項1または2に記載の給水栓。
【請求項4】
前記第2導管部は、前記給水栓を利用する利用者の操作によって開閉可能な通水孔を有し、
前記第1排出口は、前記通水孔が開放されると、前記第2導管部によって導かれた水を排出する、
請求項2に記載の給水栓。
【請求項5】
前記第2導管部のうち、前記第1導管部から水の供給を受ける部分から前記通水孔までの部分が、前記第2の素材からなる、
請求項4に記載の給水栓。
【請求項6】
前記第2排出口は、シャワー状、棒状、または霧状に前記水を排出する、請求項1または2に記載の給水栓。
【請求項7】
前記第1導管部は、生活用水を排出する水道蛇口に接続され、前記水道蛇口から水の供給を受ける、請求項2に記載の給水栓。
【請求項8】
前記水道蛇口から水が排出される方向と、前記第2排出口から水が排出される方向は、異なる方向である、請求項7に記載の給水栓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給水栓に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建物内で火災が発生した場合に建物内で水を放水するための技術が開発されている。例えば、特許文献1には、火災報知器が火災を検出すると、給湯器からの熱水と水道水とを混合して、スプリンクラーヘッドから消火用水を放水する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-179330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1におけるスプリンクラーヘッドは、電源系統を必要とするため、火災により電源系統が壊れると動作しないという問題があった。また、特許文献1におけるスプリンクラーヘッドは、スプリンクラー設備を持つ建物にしか導入できないという問題もあった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、火災時に放水を行うことが可能な、建物への導入のし易さが向上された、新規かつ改良された給水栓を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、外部から水の供給を受ける、第1の素材および前記第1の素材よりも熱耐性が低い第2の素材を含む導管部を備え、前記導管部によって導かれた水は、第1排出口から外部に排出され、前記導管部のうち前記第2の素材からなる部分が熱により変質すると、第2排出口が露出し、前記第2排出口から水が排出される、給水栓が提供される。
【0007】
前記導管部は、外部から水の供給を受ける、前記第1の素材を含む第1導管部と、前記第1導管部に接続され、前記第1導管部から水の供給を受ける第2導管部と、を備え、前記第1導管部は、前記第2排出口を介して前記第2導管部に水を供給し、前記第2導管部は、前記第2の素材からなる部分を備え、前記第2導管部によって導かれた水は、前記第1排出口から排出されてもよい。
【0008】
前記第1の素材は、不燃性の素材であり、前記第2の素材は、可燃性の素材であってもよい。
【0009】
前記第2導管部は、前記給水栓を利用する利用者の操作によって開閉可能な通水孔を有し、前記第1排出口は、前記通水孔が開放されると、前記第2導管部によって導かれた水を排出してもよい。
【0010】
前記第2導管部のうち、前記第1導管部から水の供給を受ける部分から前記通水孔までの部分が、前記第2の素材からなってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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