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公開番号2023118638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-25
出願番号2022034812
出願日2022-02-15
発明の名称携帯用空気清浄器
出願人個人
代理人
主分類A62B 29/00 20060101AFI20230818BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】 限られた特定の室内域全体を紫外線照射することを企図したものであるが、室内を含め屋外、更には工場等の一般的に広い空間において作業に従事する作業者のコロナウイルス等への対応の課題を解決する。
【解決手段】 小型筐体と、この小型筐体内の下部に装備された外気吸気用小型電動機と、更に前記小型筐体内の上部位置に装備すると共に、前記外気吸入用小型電動機にて小型筐体内の下方から吸入された外気を紫外線照射処理するLED殺菌処理ユニットと、このLED殺菌処理ユニットにて処理された外気を、更に前記小型筐体の上方に位置した放出用チューブから所定の個所に放出する様にしたものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
▲1▼小型筐体と、
▲2▼この小型筐体内の下部に装備された外気吸気用小型電動機と、
▲3▼更に前記小型筐体内の上部位置に装備すると共に、前記外気吸入用小型電動機にて小型筐体内の下方から吸入された外気を紫外線照射処理するLED殺菌処理ユニットと、
▲4▼このLED殺菌処理ユニットにて処理された外気を、更に前記小型筐体の上方に位置した放出用チューブから所定の個所に放出する様にしたことを特徴とする携帯用空気清浄器。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記小型筐体の上方に位置した放出用チューブは、LED殺菌処理ユニットにて処理された外気を作業者が着用するマスクに直接導かれる様に接続したことを特徴とする請求項1記載のの帯用空気清浄器。
【請求項3】
前記小型筐体は、前面開口のコ字状に形成し、このコ字状に形成された小型筐体の下方から上方の放出用チューブに亘ってLED殺菌処理ユニットを複数段装備したことを特徴とする請求項1から2記載のの携帯用空気清浄器。
【請求項4】
前記小型筐体内に外気吸入用小型電動機は、導線にて携帯用電源と電気的接続されたことを特徴とする請求項1から3記載の携帯用空気清浄器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、室外、更には工場等の一般的に広い空間における作業に伴うコロナウイルス等の強いウイルスへの対応とした室内空気清浄器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
今日、強い感染力を有するコロナウイルスの存在が大きな社会問題とされとており、この様な強い感染力を有し、而も未知のウイルスに対し、注目すべき研究発表がなされた。
即ち、理化学研究所2021年7月5日「紫外線照射による新型コロナウイルス不活化のメカニズム」によると、「波長253.7nmの紫外線を液体培地中にSARS-CoV-2に照射し、ウイルスの感染性が99.99%減少することを実証したと・・・(2/12ページ)」報告されている。
更に、同研究所スパコン富岳データ-によると「1.2mの高さでは、飛沫飛散を防御するのには不十分である」との報告もなされている。勿論、このデーターは強制換気に基づくものではなく、自然換気に依拠するものと言える。
勿論、汎用のエアコン機器は、床面からの空気を吸い上げ、所定の高い位置での温度調整を行った後、冷気は高い位置の機器より排出する。
即ち、温かい室内の空気を機器にて吸い上げ、所定の温度に降下させると共に、機器の上部より排出している。
従って、今日の汎用タイプのエアコンにおいては、先の理化学研究所の報告内容の「コロナウイルスへの対応」とは、全く相反するものと言える。
斯様な背景下、特許出願人が自ら発明し、特許出願した下記特許文献1が存在する。
【先行技術文献】
【0003】
【一般文献1】
【】
理化学研究所2021年7月5日「紫外線照射による新型コロナウイルス不活化のメカニズム」
【特許文献1】
【】
特許出願番号2021-164337号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1にて掲げた技術内容は、限られた特定の室内域全体を紫外線照射することを企図したものであるが、室内を含め屋外、更には工場等の一般的に広い空間において作業に従事する作業者のコロナウイルス等への対応の課題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、小型筐体と、この小型筐体内の下部に装備された外気吸気用小型電動機と、更に前記小型筐体内の上部位置に装備すると共に、前記外気吸入用小型電動機にて小型筐体内の下方から吸入された外気を紫外線照射処理するLED殺菌処理ユニットと、このLED殺菌処理ユニットにて処理された外気を、更に前記小型筐体の上方に位置した放出用チューブから所定の個所に放出するものである。
【0006】
更に本発明は、小型筐体の上方に位置した放出用チューブは、LED殺菌処理ユニットにて処理された外気を作業者が着用するマスクに直接導かれる様に接続したものである。
【0007】
更に本発明は、小型筐体は、前面開口のコ字状に形成し、このコ字状に形成された小型筐体の下方から上方の放出用チューブに亘ってLED殺菌処理ユニットを複数段装備したものである。
【0008】
更に本発明は、小型筐体内に外気吸入用小型電動機は、導線にて携帯用電源と電気的接続するものである。
【発明の効果】
【0009】
(1)請求項1により、小型筐体内には、下部の外気吸入用小型電動機と、上部の紫外線照射処理するLED殺菌処理ユニットとで構成され、且つ殺菌処理された外気は放出用チューブから所定の個所に放出されるので、特定の室内域全体を紫外線照射するものに比し、作業者個々の作業範囲に絞り込んでの照射となり、装置全体をコンパクト化出来る。
(2)請求項2により、小型筐体内にてLED殺菌処理された外気は、放出用チューブを介して作業者が着用するマスクに直接導かれるので、より有効な殺菌効果が期待できる。
(3)請求項3により、前面開口のコ字型に形成された小型筐体の下方から上方の放出用チューブに亘ってLED殺菌処理ユニットを複数段装備したことにより、下段のLED殺菌処理に加え、更に上部位置での次段のLED殺菌処理を行い、段階的に有効に殺菌処理をすることがで
(4)請求項4により、小型筐体内の外気吸入用小型電動機は、導線にて携帯用電源と電気的に接続されており、作業行動範囲に限定されることがない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
携帯用空気清浄器をマスクに接続した使用状態図
同上の携帯用空気清浄器と携帯用電源とを接続した斜視図
同上の接続状態を示す回路図
同上の携帯用空気清浄器の正面図
同上の携帯用空気清浄器の蓋外状態を示す正面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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