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公開番号2023128238
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-14
出願番号2022032448
出願日2022-03-03
発明の名称安全装置及び作業方法
出願人株式会社六大工業
代理人個人
主分類A62B 35/00 20060101AFI20230907BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】作業現場に応じて簡易に設置することができる安全装置及び安全装置を使用する作業方法を提供する。
【解決手段】荷台を有する車両の荷台の後部側に配置される可搬性を有する支柱体と、車両の荷台の前部側に設けられる係止部と、係止部と支柱体との間で荷台の長手方向に亘って架設される親綱と、親綱に係留されて作業者に装着される安全帯とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
荷台を有する車両の前記荷台の後部側に配置される可搬性を有する支柱体と、
前記車両の前記荷台の前部側に設けられる係止部と、
該係止部と前記支柱体との間で前記荷台の長手方向に亘って架設される親綱と、
該親綱に係留されて作業者に装着される安全帯と、
を備える安全装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記支柱体は、
前記車両の前記荷台の後部側に配置されて前記車両の後輪が載置される平板状の基台を有する基部体と、
該基部体に立設されて前記親綱が連結される連結部が設けられる支柱と、
を備える、請求項1に記載の安全装置。
【請求項3】
転動可能なキャスタが前記支柱体に設けられる、請求項1または2に記載の安全装置。
【請求項4】
前記作業者が前記車両の前記荷台に昇降可能となるように前記荷台の近傍に配置される昇降台を備える、
請求項1~3のいずれか1項に記載の安全装置。
【請求項5】
前記係止部は、
前記親綱に緊張を付与する、請求項1~4のいずれか1項に記載の安全装置。
【請求項6】
荷台を有する車両の前記荷台の後部側に配置される可搬性を有する第1支柱体と、
該第1支柱体と対向して前記車両の前記荷台の前部側に配置される可搬性を有する第2支柱体と、
該第2支柱体と前記第1支柱体との間で前記荷台の長手方向に亘って架設される親綱と、
該親綱に係留されて作業者に装着される安全帯と、
を備える安全装置。
【請求項7】
平板状の基台を有する基部体及び該基部体に立設される支柱を有する支柱体を任意の場所に配置する第1工程と、
該第1工程で配置した前記支柱体の前記基台に荷台を有する車両の後輪を載置する第2工程と、
前記車両の前記荷台の近傍に作業者が前記荷台に昇降可能な作業台を配置する第3工程と、
前記支柱体の前記支柱に設けられる連結部と前記車両の前記荷台の前部側に設けられる係止部との間で前記荷台の長手方向に亘って親綱を架設する第4工程と、
該第4工程で架設した前記親綱に安全帯の一端を係留するとともに前記安全帯の他端を前記作業者に装着する第5工程と、
を備える作業方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、安全装置及び作業方法、特に、荷台を有する車両の荷台上で作業する作業者に使用される安全装置及び安全装置を使用する作業方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、トラック等の車両の荷台の上で荷物の積み込みや荷下ろし等を作業者が行う場合は、作業者が車両の荷台という高所から落下する可能性もあることから、荷台上の高所作業の際には、作業者の落下を防止するとともに、万が一、落下してしまった場合の作業者の安全を確保する必要がある。
【0003】
このような場合の対策として、特許文献1には、トラックの荷台の前後にそれぞれ設けられた支柱の間に架設される親綱、及びこの親綱に係留されて作業者に装着される安全帯を備える安全装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3102725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の安全装置によれば、親綱が架設される支柱がトラックの荷台の前後にそれぞれ固定されて設けられることから、荷台に荷物を積み込んだり荷下ろしたりするといった通常の作業に影響が及ぼされることが懸念される。
【0006】
さらに、特許文献1の安全装置は、親綱が架設される支柱が個別のトラックごとにそれぞれ設けられるものであって、複数のトラックで安全装置を使い回すことができないことから、安全装置の汎用性に欠けるとともに個別のトラックごとに安全装置を配備することに起因するコストが増大することが懸念される。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、車両の荷台上で作業をする作業者の安全性を確保したうえで、作業現場に応じて簡易に設置することができる安全装置及び安全装置を使用する作業方法を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための安全装置は、荷台を有する車両の荷台の後部側に配置される可搬性を有する支柱体と、車両の荷台の前部側に設けられる係止部と、係止部と支柱体との間で荷台の長手方向に亘って架設される親綱と、親綱に係留されて作業者に装着される安全帯とを備えるものである。
【0009】
これによれば、作業者に装着される安全帯が係留される親綱が架設される支柱体が、可搬性を有して車両の荷台の後部側に配置されることから、親綱を架設する支柱を車両に固定して設ける必要がない。
【0010】
したがって、車両の荷台への荷物の積み下ろし等といった通常の作業に支障を及ぼすことがなく、かつ作業現場で使用する車両ごとに支柱を設ける必要もないことから、車両の荷台の上で作業をする作業者の安全性を確保したうえで、作業現場に応じて安全装置を簡易に設置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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