TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024005913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022106380
出願日2022-06-30
発明の名称マグネット供給装置
出願人ニデック株式会社
代理人個人
主分類B23P 19/00 20060101AFI20240110BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】磁石が意図しない方向に移動することを抑制できるマグネット供給装置を提供する。
【解決手段】マグネット供給装置1は、収容部2と、第1移動部4と、支持部6と、第2移動部7と、受取部8とを有する。収容部2は、複数の磁石MGを収容する。第1移動部4は、収容部2の第1端部から収容部2の第2端部2Bに向かう第1方向D3に磁石MGを移動させる。支持部6は、収容部2の第2端部2Bの側に配置され、第1方向D3に移動した複数の磁石MGのうちの所定数の磁石MGを支持する。第2移動部7は、第1方向D3に交差する第2方向D5に支持部6を移動させる。受取部8は、所定数の磁石MGを支持部6から受け取る。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数の磁石を収容する収容部と、
前記収容部の第1端部から前記収容部の第2端部に向かう第1方向に前記磁石を移動させる第1移動部と、
前記収容部の前記第2端部の側に配置され、前記第1方向に移動した前記複数の磁石のうちの所定数の磁石を支持する支持部と、
前記第1方向に交差する第2方向に前記支持部を移動させる第2移動部と、
前記所定数の磁石を前記支持部から受け取る受取部と
を有する、マグネット供給装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第2移動部は、前記第2方向に沿って第1位置と第2位置とに前記支持部を移動させ、
前記第1位置は、前記収容部と前記支持部とが前記第1方向に隣り合う位置であり、
前記第2位置は、前記支持部と前記受取部とが前記第1方向に隣り合う位置である、請求項1に記載のマグネット供給装置。
【請求項3】
前記支持部と前記第2端部との間に配置される筒状の筒部を更に有する、請求項1または請求項2に記載のマグネット供給装置。
【請求項4】
前記支持部は、前記第1方向に凹む凹部を有し、
前記凹部は、
前記第1方向に交差し、前記磁石を支持する第1面と、
前記第2方向に交差し、前記磁石に対して前記第2方向とは逆方向に位置する第2面と
を有し、
前記第2面は、前記支持部の前記第2方向への移動に応じて、前記磁石を支持する、請求項2に記載のマグネット供給装置。
【請求項5】
前記凹部は、前記第2方向の側が開放され、
前記支持部は、前記凹部の前記第2方向の側を開閉する開閉部を更に有する、請求項4に記載のマグネット供給装置。
【請求項6】
前記支持部は、前記開閉部を前記第1方向とは逆の第3方向、または、前記第1方向に移動させる開閉移動部を更に有し、
前記支持部が前記第1位置に位置する場合、前記開閉移動部は前記開閉部を前記第3方向に移動させ、
前記支持部が前記第2位置に位置する場合、前記開閉移動部は前記開閉部を前記第1方向に移動させる、請求項5に記載のマグネット供給装置。
【請求項7】
前記受取部は、
前記第3方向の側の前記磁石の面を支持する第3面と、
前記第1方向に突出する突出部と
前記所定数の磁石を移動させる第3移動部と
を有し、
前記第3移動部は、前記第1面に支持された前記磁石を前記第3面に移動させる、請求項6に記載のマグネット供給装置。
【請求項8】
前記開閉部は、
前記第1位置において、前記第2方向に前記第2面と対向する第4面と、
前記第2方向に対して傾斜する傾斜部と
を更に有し、
前記傾斜部は、前記支持部の前記第2方向への移動に応じて前記突出部と接触する、請求項7に記載のマグネット供給装置。
【請求項9】
前記突出部は、前記第2方向に交差する第5面を有し、
前記第2面と前記第5面とは、前記第2位置において、前記磁石に接触する、請求項8に記載のマグネット供給装置。
【請求項10】
前記第3移動部は、前記磁石を吸引して前記第3方向へ移動させる、請求項9に記載のマグネット供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、マグネット供給装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のマグネット供給装置は、装置本体と、押上部と、エアシリンダと含む。装置本体には溝部が形成される。溝部は、マグネットを収容する。溝部の一端部には、磁性体が配設される。押上部は、溝部の一端部に移動したマグネットを供給位置まで押し上げる。押上部は、平板状である。エアシリンダは、押上部を押し上げる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-129124号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のマグネット供給装置では、互いに引き合っている磁石を押し上げる際に、磁石が反発し、互いに離れようとするため、磁石が意図しない方向へ移動するおそれがある。
【0005】
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、磁石が意図しない方向に移動することを抑制できるマグネット供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の例示的なマグネット供給装置によれば、収容部と、第1移動部と、支持部と、第2移動部と、受取部とを有する。前記収容部は、複数の磁石を収容する。前記第1移動部は、前記収容部の第1端部から前記収容部の第2端部に向かう第1方向に前記磁石を移動させる。前記支持部は、前記収容部の前記第2端部の側に配置され、前記第1方向に移動した前記複数の磁石のうちの所定数の磁石を支持する。前記第2移動部は、前記第1方向に交差する第2方向に前記支持部を移動させる。前記受取部は、前記所定数の磁石を前記支持部から受け取る。
【発明の効果】
【0007】
本開示のマグネット供給装置によれば、磁石が意図しない方向に移動することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係るマグネット供給装置を示す斜視図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の右側面を示す図である。
図2に示すマグネット供給装置の収容部を移動させた状態を示す図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置を示す平面図である。
図4に示すマグネット供給装置の第1移動部を示す図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の正面図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の支持部を移動させた状態を示す図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の支持部と受取部の断面を示す図である。
図8に示すマグネット供給装置の支持部を移動させた図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の案内部を示す図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の筒部を示す図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の支持部を示す図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の受取部を示す図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の開閉部を示す図である。
第5移動方向へ移動する際のマグネット供給装置の開閉部を示す図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の開閉部の傾斜部と受取部の突出部とが接触した状態を示す図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の開閉部が第3移動方向に移動した状態を示す図である。
本実施形態に係るマグネット供給装置の受取部が第5移動方向に移動した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
本明細書では、開示の理解を容易にするため、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を記載することがある。X軸方向及びY軸方向は水平方向に平行であり、Z軸方向は鉛直方向に平行である。但し、これらの方向は、本開示に係る搬送車の使用時の方向を限定しない。なお、X軸方向のうち、正の側を「前側」と記載し、負の側を「後側」と記載する場合がある。また、Y軸方向のうち、正の側を「左側」と記載し、負の側を「右側」と記載する場合がある。また、Z軸方向のうち、正の側を「上側」と記載し、負の側を「下側」と記載する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
低周波振動発生出力方法
1か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
3か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
4日前
津田駒工業株式会社
工作機械
1か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
23日前
日東精工株式会社
着座確認装置
2か月前
個人
パワーデバイスの接合方法
3か月前
日東精工株式会社
ねじ締め装置
2か月前
アズビル株式会社
溶接方法
2か月前
ウエダ産業株式会社
カッター装置
1か月前
株式会社コスメック
クランプ装置
2か月前
株式会社FUJI
工作機械
1か月前
株式会社コスメック
着脱装置
16日前
株式会社不二越
ドリル
1か月前
津田駒工業株式会社
回転テーブル装置
3か月前
株式会社ダイヘン
くびれ検出制御方法
18日前
株式会社ダイヘン
アーク溶接制御方法
1か月前
株式会社ダイヘン
アーク溶接制御方法
18日前
一文機工株式会社
スタッド溶接用プラグ
3か月前
株式会社不二越
エンドミル
2か月前
株式会社小島半田製造所
はんだ線
1か月前
株式会社不二越
管用タップ
11日前
個人
クーラント装置
2か月前
株式会社不二越
管用タップ
1か月前
株式会社不二越
複合加工機
3か月前
工機ホールディングス株式会社
工具
1か月前
株式会社不二越
歯車加工装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
位置検出装置
2か月前
株式会社NMC
水溶性切削液用フィルター
3か月前
株式会社不二越
歯車製造装置
2か月前
株式会社ダイヘン
被覆アーク溶接制御方法
4日前
株式会社永木精機
埋設管窓開け工具
1か月前
株式会社ダイヘン
正逆送給アーク溶接方法
2か月前
有限会社 ナプラ
接合材用金属粒子
26日前
株式会社FUJI
コレットチャック
3か月前
工機ホールディングス株式会社
作業機
1か月前
続きを見る