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公開番号2024034401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022138610
出願日2022-08-31
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人個人
主分類B23D 47/00 20060101AFI20240306BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】切断性能を向上する。
【解決手段】卓上丸鋸10のフェンスユニット60では、サブフェンス64を初期位置から左右方向外側へ移動させることで、フェンスユニット60が左右方向外側に伸長される。サブフェンス64は、補助伸長支持部64Eを有しており、補助伸長支持部64Eは、フェンス62の左右方向外側に配置されている。すなわち、上下方向において、補助伸長支持部64Eが、フェンス62と重なる位置に配置されている。そして、補助伸長支持部64Eの補助伸長支持面64Fが、フェンス62の支持面62Aと面一に配置されている。よって、加工材Wにおけるフェンス62よりも左右方向外側へ突出する部分を、サブフェンス64の補助支持面64Aや補助伸長支持面64Fによって支持しながら、加工材Wに対する切断加工を施すことができる。したがって、卓上丸鋸10の切断性能を向上することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
加工材が載置されるベースと、
モータと、前記モータの駆動によって回転して前記加工材を切断する鋸刃と、を有する切断部と、
前記ベースに対して前記切断部を上下方向に揺動可能に支持する揺動支持部と、
前記ベースに設けられ、左右方向に延在されると共に、前記加工材を後側から支持する支持面を有するフェンスと、
前記フェンスの上側に設けられ、前記フェンスに左右方向に移動可能に支持された補助フェンスと、
を備え、
前記補助フェンスには、少なくとも一部が前記フェンスの前記支持面と上下方向で同じ位置にある補助伸長支持部が設けられており、前記補助伸長支持部は、前記支持面と面一に配置された補助伸長支持面を有している作業機。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記フェンスの左右方向外側端部には、切欠部が形成されており、
前記補助伸長支持部が、前記補助フェンスの左右方向外側端部から下側へ延出されて、前記切欠部に配置されている請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記切欠部によって、前記フェンスの左右方向外側端面が、正面視で、上側へ向かうに従い左右方向内側へ傾斜している請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記補助伸長支持部の左右方向外側端面が、正面視で、上下方向に延在しており、前記補助伸長支持部の左右方向内側端面が、正面視で、上側へ向かうに従い左右方向内側へ傾斜している請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記補助伸長支持部の下端部が、前記ベースの上側に隣接配置されている請求項1~請求項4の何れか1項に記載の作業機。
【請求項6】
前記補助フェンスは、前記フェンスよりも左右方向外側へ突出しており、前記補助伸長支持部が、前記補助フェンスの左右方向外側端部から下側へ延出されて、前記フェンスの左右方向外側に配置されている請求項1に記載の作業機。
【請求項7】
前記補助フェンスは、
前記フェンスに左右方向に移動可能に支持された補助フェンス本体と、
前記補助フェンスの左右方向外側端部を構成し、前記補助伸長支持部を有すると共に、前記補助フェンス本体に左右方向に移動可能に支持された可動フェンス部と、
を含んで構成されている請求項1に記載の作業機。
【請求項8】
前記補助伸長支持部によって前記補助フェンスの左右方向の移動が規制される請求項1に記載の作業機。
【請求項9】
前記補助伸長支持部によって前記補助フェンスの左右方向内側への移動が規制される請求項8に記載の作業機。
【請求項10】
前記補助伸長支持部と前記フェンスとが当接することによって、前記補助フェンスの左右方向の移動が規制される請求項8または請求項9に記載の作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載の卓上丸鋸(作業機)では、切断部が、上下方向に揺動可能にベースに連結されている。ベースの上面には、右フェンス及び左フェンスが設けられている。切断加工時には、ベースに載置した加工材を右フェンス及び左フェンスに前側から押付けて、右フェンス及び左フェンスによって加工材を支持する。そして、切断部の丸鋸刃を回転させ、切断部をベースに対して揺動させることで、加工材に対して切断加工を施す。
【0003】
ここで、卓上丸鋸では、補助フェンスを右フェンス(左フェンス)の上側に設けて、当該補助フェンスが右フェンス(左フェンス)に左右方向に移動可能に連結されているものもある。これにより、フェンスにおける補助フェンスを含む左右方向の支持長さを長くすることができる。よって、長尺状の加工材に対する支持性能を向上することができると共に、作業機の切断性能を向上することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-140598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、補助フェンスを有する卓上丸鋸においても、例えば、上下方向の寸法が小さい加工材を切断するときには、補助フェンスによって当該加工材を支持することができなくなる。このため、補助フェンスを有する卓上丸鋸においても、切断性能を向上するという点において改善の余地がある。
【0006】
本発明は、上記事実を考慮して、切断性能を向上することができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、加工材が載置されるベースと、モータと、前記モータの駆動によって回転して前記加工材を切断する鋸刃と、を有する切断部と、前記ベースに対して前記切断部を上下方向に揺動可能に支持する揺動支持部と、前記ベースに設けられ、左右方向に延在されると共に、前記加工材を後側から支持する支持面を有するフェンスと、前記フェンスの上側に設けられ、前記フェンスに左右方向に移動可能に支持された補助フェンスと、を備え、前記補助フェンスには、少なくとも一部が前記フェンスの前記支持面と上下方向で同じ位置にある補助伸長支持部が設けられており、前記補助伸長支持部は、前記支持面と面一に配置された補助伸長支持面を有している作業機である。
【0008】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記フェンスの左右方向外側端部には、切欠部が形成されており、前記補助伸長支持部が、前記補助フェンスの左右方向外側端部から下側へ延出されて、前記切欠部に配置されている作業機である。
【0009】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記切欠部によって、前記フェンスの左右方向外側端面が、正面視で、上側へ向かうに従い左右方向内側へ傾斜している作業機である。
【0010】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記補助伸長支持部の左右方向外側端面が、正面視で、上下方向に延在しており、前記補助伸長支持部の左右方向内側端面が、正面視で、上側へ向かうに従い左右方向内側へ傾斜している作業機である。
(【0011】以降は省略されています)

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