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公開番号2023179134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-19
出願番号2022092240
出願日2022-06-07
発明の名称装着具
出願人花王株式会社
代理人個人,個人
主分類A45D 34/04 20060101AFI20231212BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】使用者の操作性を向上された装着具を提供する。
【解決手段】化粧料の収容空間を形成する容器本体20の口栓部230に係合する筒部322と、前記筒部322の内側で支持される基部346、および前記基部346から第1の側に向けて延出しており前記容器本体20の口栓部230の開口を介して前記収容空間に挿入される軸部342を有する挿入体34と、前記筒部322の前記第1の側の反対側である第2の側に位置する可動部36と、前記可動部36を前記筒部322の軸方向と交差する軸方向を有する回転軸周りで回転可能に前記筒部に連結する連結部326と、を備え、前記可動部36または前記連結部326は、同一の回転方向での前記可動部36の回転において、複数の回転角度で前記可動部36の回転に係止力を与える回転係止機構を有する、装着具。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
化粧料の収容空間を形成する容器本体の口栓部に係合する筒部と、
前記筒部の内側で支持される基部、および前記基部から第1の側に向けて延出しており前記容器本体の口栓部の開口を介して前記収容空間に挿入される軸部を有する挿入体と、
前記筒部の前記第1の側の反対側である第2の側に位置する可動部と、
前記可動部を前記筒部の軸方向と交差する軸方向を有する回転軸周りで回転可能に前記筒部に連結する連結部と、
を備え、
前記可動部または前記連結部は、同一の回転方向での前記可動部の回転において、複数の回転角度で前記可動部の回転に係止力を与える回転係止機構を有する、装着具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記可動部は、前記回転軸方向に突出する第1凸部を有し、
前記連結部は、前記筒部の前記第1の側から延出しており、対向する一対の壁領域を有し、
前記一対の壁領域の各々は、他方の壁領域側の面に、前記第1凸部が嵌合することで前記回転軸を形成する穴部を有する、請求項1に記載の装着具。
【請求項3】
前記穴部は、前記筒部の軸方向に沿って形成されており、
前記穴部の側壁のうち、前記筒部の軸方向に沿う側壁に、前記穴部側へ突出する凸部が形成されている、請求項2に記載の装着具。
【請求項4】
前記一対の壁領域の少なくとも一方の、他方の壁領域側の面には、前記第1の側の端部から前記穴部にかけてスリットが形成されている、請求項2または3に記載の装着具。
【請求項5】
前記可動部は、前記回転軸方向に突出する第2凸部を有し、
前記一対の壁領域の各々は、他方の壁領域側の面の、前記回転軸周りに前記可動部が回転した際に前記第2凸部が移動する経路上に、前記回転係止機構として複数のリブを有する、請求項2~4のいずれか一項に記載の装着具。
【請求項6】
前記複数のリブは、互いに異なる方向に沿って形成されている、請求項5に記載の装着具。
【請求項7】
前記複数のリブのうちの少なくとも2つのリブは、互いに平行に形成されている、請求項5に記載の装着具。
【請求項8】
前記複数のリブの各々では、前記可動部が第1回転方向に回転した際に前記第2凸部に当接する第1面と、前記可動部が前記第1回転方向と反対方向である第2回転方向に回転した際に前記第2凸部に当接する第2面との傾斜角度が異なる、請求項5~7のいずれか一項に記載の装着具。
【請求項9】
前記可動部は、前記回転軸方向に突出する第3凸部を有し、
前記一対の壁領域の各々は、他方の壁領域側の面の、前記回転軸周りに前記可動部が回転した際に前記第3凸部が移動する経路上に、前記回転係止機構として複数の孔を有する、請求項2~4のいずれか一項に記載の装着具。
【請求項10】
前記一対の壁領域の各々は中空に形成されている、請求項5~9のいずれか一項に記載の装着具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装着具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、液状口紅、リップグロス、マスカラおよびアイライナーなどの化粧料の容器として、有底筒状の容器胴部および口栓部を有する容器本体、および、口栓部の開口を覆うキャップ(容器本体に対する装着具)を有する容器が広く普及している。キャップには、口栓部の開口から容器本体に挿入される挿入体が取り付けられる。挿入体は、軸部、および軸部の先端に位置する塗布部を含む。このような容器のキャップを使用者が容器本体から取り外すと、挿入体も容器本体から抜き出される。容器本体から抜き出された挿入体の塗布部には化粧料が付着しているので、使用者は、キャップを把持しながら塗布部を目的の部位に当てることにより、化粧料を目的の部位に塗布することができる。
【0003】
このような容器に関し、特許文献1には、ベース部とハンドル部を含み、ベース部に対してハンドル部が回転可能であるアプリケータが開示されている。特許文献1には、このようなアプリケータによれば、使い易さが向上することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-255185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に開示されたアプリケータでは、使用者が所望する回転位置でハンドル部の回転を抑止する機構がない。このため、使用者がアプリケータを使用する際に、ハンドル部の回転角度が使用者の所望する回転角度から変わり易く、操作性に欠ける。
【0006】
本発明は、使用者の操作性が向上された装着具に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点は、化粧料の収容空間を形成する容器本体の口栓部に係合する筒部と、前記筒部の内側で支持される基部、および前記基部から第1の側に向けて延出しており前記容器本体の口栓部の開口を介して前記収容空間に挿入される軸部を有する挿入体と、前記筒部の前記第1の側の反対側である第2の側に位置する可動部と、前記可動部を前記筒部の軸方向と交差する軸方向を有する回転軸周りで回転可能に前記筒部に連結する連結部と、を備え、前記可動部または前記連結部は、同一の回転方向での前記可動部の回転において、複数の回転角度で前記可動部の回転に係止力を与える回転係止機構を有する、装着具に関する。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本発明の装着具によれば、使用者の操作性を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態による容器10の外観構成を示す説明図である。
本発明の一実施形態による容器本体20の断面構成を示す説明図である。
可動部36の外観構成を示す説明図である。
キャップ本体32の外観構成を示す説明図である。
図4に示したI-I線でキャップ本体32を切断して得られる断面構成を示す説明図である。
調節リブ329の構成を示す説明図である。
挿入体34の断面構成を示す説明図である。
図7に示した基部346の断面構成を示す説明図である。
装着具30の部分断面図である。
可動部36の上昇過程を示す説明図である。
可動部36が本体筒部322に対して最も突出している状態を示す説明図である。
可動部36の回転過程を示す説明図である。
可動部36の回転過程を示す説明図である。
第1の変形例による可動部36-1の構成を示す説明図である。
第1の変形例によるキャップ本体32-1の断面斜視図である。
第1の変形例による可動部36-1の回転過程を示す説明図である。
第2の変形例による容器10-2の外観を示す説明図である。
可動部36-2の構成を示す説明図である。
キャップ本体32-2の断面構成を示す説明図である。
キャップ31-2の断面構成を示す説明図である。
天面領域335および可動部天面466の係合状態を示す説明図である。
可動部36-2が本体筒部322-2に対して最も突出している状態を示す説明図である。
可動部36-2の回転を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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