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公開番号2023169636
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-30
出願番号2022080873
出願日2022-05-17
発明の名称食パン切断器
出願人株式会社伊勢藤
代理人個人
主分類B26B 29/06 20060101AFI20231122BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】扱いやすい形状でありながらも、食パンを一定の厚さに切断することができるうえに、2種類以上の厚さに対応して一定の厚さに切断すること。
【解決手段】食パン切断器100は、上下方向に延びており、食パンSP1の側面に対向するように配置される第1板部1と、第1板部1の上端部から突出して先端が自由端であり、食パンSP1の上面に対向するように配置される第2板部2と、を備える。第1板部1の幅方向の一方の縁と第2板部2の幅方向の一方の縁とが1つの仮想平面上に位置すると共に、第1板部1の他方の縁と第2板部2の他方の縁との少なくとも一方の縁が仮想平面に平行である。第1板部1と第2板部2とでなすコーナ部分において、仮想平面に平行なスリット3が形成される。スリット3は、仮想平面に平行な一対の縁の間の中央からずれた位置に形成されている。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に延びており、食パンの側面に対向するように配置される第1板部と、
前記第1板部の上端部から突出して先端が自由端であり、前記食パンの上面に対向するように配置される第2板部と、
を備え、
前記第1板部の幅方向の一方の縁と前記第2板部の幅方向の一方の縁とが1つの仮想平面上に位置すると共に、前記第1板部の他方の縁と前記第2板部の他方の縁との少なくとも一方の縁が前記仮想平面に平行であり、
前記第1板部と前記第2板部とでなすコーナ部分において、前記仮想平面に平行なスリットが形成され、
前記スリットは、前記仮想平面に平行な一対の縁の間の中央からずれた位置に形成されている、
食パン切断器。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記第1板部の幅方向の一方の縁と前記第2板部の幅方向の一方の縁とに沿うように前記第1板部と前記第2板部とから起立し、切断刃の移動をガイドする起立部を更に備える、
請求項1に記載の食パン切断器。
【請求項3】
前記第1板部の幅方向の他方の縁と前記第2板部の幅方向の他方の縁とが前記仮想平面に平行な1つの仮想平面上に位置している、
請求項1に記載の食パン切断器。
【請求項4】
前記スリットは、前記第1板部及び前記第2板部から突き出て、かつ幅方向に離れた一対の起立片で構成されている、
請求項1に記載の食パン切断器。
【請求項5】
前記一対の起立片は、一方の起立片が他方の起立片よりも突出寸法が大きい、
請求項4に記載の食パン切断器。
【請求項6】
前記第1板部と前記第2板部とでなすコーナ部分において、前記スリットに隣接して配置された指掴み部を更に備える、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の食パン切断器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食パン切断器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の食パン切断器が開示されている。特許文献1に記載の食パン切り用枠は、食パンを載せる食パン受台と、複数の案内溝が形成された一対の側板と、を備えている。複数の案内溝は、一定の間隔で形成されている。
【0003】
ユーザは、食パン受台上に食パンを載せた状態で、パン切りナイフの切断刃を案内溝に沿って下降させることで、食パンを同じ幅で均一な厚さに切断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3080062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の食パン切り用枠は、一定の間隔で形成された複数の案内溝を側板に形成したものであるため、食パンよりも大きなサイズにする必要があり、全体として大型化しやすくて扱いにくいという問題がある。また、特許文献1に記載の食パン切り用枠では、一定の厚さで切断することができるものの、食パンを一種類の厚さでしか切断することができないという問題もある。
【0006】
本発明の目的は、扱いやすい形状でありながらも、食パンを一定の厚さに切断することができるうえに、2種類以上の厚さに対応して一定の厚さに切断することが可能な食パン切断器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る一態様の食パン切断器は、上下方向に延びており、食パンの側面に対向するように配置される第1板部と、前記第1板部の上端部から突出して先端が自由端であり、前記食パンの上面に対向するように配置される第2板部と、を備える。前記第1板部の幅方向の一方の縁と前記第2板部の幅方向の一方の縁とが1つの仮想平面上に位置すると共に、前記第1板部の他方の縁と前記第2板部の他方の縁との少なくとも一方の縁が前記仮想平面に平行である。前記第1板部と前記第2板部とでなすコーナ部分において、前記仮想平面に平行なスリットが形成される。前記スリットは、前記仮想平面に平行な一対の縁の間の中央からずれた位置に形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る上記態様の食パン切断器は、扱いやすい形状でありながらも、食パンを一定の厚さに切断することができるうえに、2種類以上の厚さに対応して一定の厚さに切断することができる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aは、本発明の実施形態に係る食パン切断器の斜視図である。図1Bは、図1Aの食パン切断器を180°向きを変えた状態の斜視図である。
図2は、実施形態に係る食パン切断器を、コーナ部分の直上から見た図である。
図3は、実施形態に係る食パン切断器の指掴み部を説明するための断面図である。
図4は、実施形態に係る食パン切断器を用いて、食パンに対し、所定の厚さの位置に切り込みを入れる方法を説明する斜視図である。
図5は、実施形態に係る食パン切断器を用いて、食パンを切断する方法を説明する斜視図である。
図6は、実施形態に係る食パン切断器を用いて、食パンに対し、所定の厚さとは異なる厚さの位置に切り込みを入れる方法を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下、本発明の実施形態に係る食パン切断器100について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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