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公開番号2023092403
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-07-03
出願番号2021207624
出願日2021-12-21
発明の名称冷蔵庫
出願人アクア株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 21/08 20060101AFI20230626BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】 ガラス管ヒータからの加温効率が低減されず、且つ、製造コストの低減を図ることが可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 冷蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室内に設けられる冷却器と、前記冷却器より底方側に配設されるガラス管ヒータとを備え、前記ガラスヒータ管は、平面視において、前記冷却器の投影領域以外の領域に配設されることを特徴とする。
【選択図】 図2


特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室と、
前記貯蔵室内に設けられる冷却器と、
前記冷却器より底方側に配設されるガラス管ヒータと、
を備え、
前記ガラスヒータ管は、平面視において、前記冷却器の投影領域以外の領域に配設される
ことを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記冷却器は、前記冷却器の両側部の底方側に配設される一対のエンドプレートを備え、
前記エンドプレートは、前記冷却器の前記投影領域より前方側に位置し、前記ガラス管ヒータを支持するヒータ支持部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記貯蔵室と前記ガラス管ヒータとを隔てる断熱部材を更に備える
ことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記断熱部材における前記ガラス管ヒータとの対向面は、前記ガラス管ヒータからの熱光線を反射する熱光線反射面である
ことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫は、貯蔵室(例えば、冷凍室)から戻る気体を冷却するための冷却器(蒸発器)を備える。ここで、図4及び図5を参照して、従来の冷却器40の構造を説明する。図4は、従来の冷却器40の構造を示す斜視図である。また、図5は、従来の冷却器40を含む冷蔵庫の要部垂直断面図である。
【0003】
図4に示されるように、冷却器40は、内部に冷媒が通る冷媒流通パイプ41と、冷媒流通パイプ41に接触する複数の冷却フィン42を備える。また、図5に示されるように、貯蔵室50から冷却室51(冷却器40の収容空間)に戻る気体は、冷却室51の底方側に臨む戻りダクト52を介して冷却室51に流入する。更に、冷却室51に流入した気体は、冷却室51内を上昇して冷却器40に至る。このとき、上昇する気体は、冷媒流通パイプ41や冷却フィン42に接触する。これにより、気体と冷媒とが熱交換する結果、冷却器40を通過した気体が冷却される。
【0004】
冷却器40の冷媒流通パイプ41や、冷媒流通パイプ41からの熱が伝わる冷却フィン42は、極低温(例えば、約-30℃)に冷やされている。その結果、気体に含まれる水分によって、冷媒流通パイプ41や冷却フィン42の表面に霜が着霜する。更に、隣り合う冷却フィン42の間の間隙を埋める程度に着霜が進むと、冷却器40を通過する気体と冷媒との円滑な熱交換が阻害される。そのため、下記特許文献1から3に開示されるような除霜機構が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-76307号公報
特開2020-101310号公報
特開2019-203639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1から3に開示される除霜機構は、冷却器より底方側に配設され、冷媒流通パイプや冷却フィンに着霜した霜を加温するガラス管ヒータ(例えば、図4及び図5の符号43で示されるヒータ)を備える。ところで、ガラス管ヒータ43からの熱によって霜が温められると、溶けた氷や水が、ガラス管ヒータ43に向けて落下する。そのため、特許文献1から3に開示される除霜機構は、落下する氷や水からガラス管ヒータ43を保護する板状のカバー(例えば、図5の符号44で示される部材)を更に備える。
【0007】
しかしながら、板状のカバー44は、冷却器40とガラス管ヒータ43との間に位置することから、ガラス管ヒータ43から発せられる熱光線が、カバー44によって遮られてしまう。その結果、ガラス管ヒータ43から冷却器40に着霜した霜に至る熱量が低減される。換言すれば、発熱能の高いガラス管ヒータ43が用いられているにも関わらず、加温効率が低減され、除霜効果が十分に発揮されないおそれがある。
【0008】
これらの課題に鑑み、本発明は、ガラス管ヒータからの加温効率が低減されず、且つ、製造コストの低減を図ることが可能な冷蔵庫の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するため、本発明に係る冷蔵庫は、
貯蔵室と、
前記貯蔵室内に設けられる冷却器と、
前記冷却器より底方側に配設されるガラス管ヒータと、
を備え、
前記ガラスヒータ管は、平面視において、前記冷却器の投影領域以外の領域に配設される
ことを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る冷蔵庫は、
前記冷却器は、前記冷却器の両側部の底方側に配設される一対のエンドプレートを備え、
前記エンドプレートは、前記冷却器の前記投影領域より前方側に位置し、前記ガラス管ヒータを支持するヒータ支持部を備える
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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