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公開番号2023122138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-01
出願番号2022025616
出願日2022-02-22
発明の名称保冷庫
出願人株式会社ツインバード
代理人
主分類F25D 11/00 20060101AFI20230825BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】安価な構造で衛生的に結露水を処理することができる保冷庫を提供すること。
【解決手段】箱状の保冷庫本体2と、この保冷庫本体2の外側下部を覆う上方開口のカバー体3とを有する保冷庫1であって、前記保冷庫本体2の底部と前記カバー体3の底部17との間に前記間隙G2を形成するための複数のスペーサ28を有し、前記カバー体3が、吸気口24と排気口26とを有すると共に、前記保冷庫本体2が送風装置14を有することにより、前記吸気口24から流入し前記排気口26から流出する気流Fを、前記保冷庫本体2の表面で生じた結露水に当てることによってこれを蒸発させることができるので、安価で且つ単純な構成で結露水を衛生的に処理することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
箱状の保冷庫本体と、この保冷庫本体の外側下部を覆う上方開口のカバー体とを有する保冷庫であって、
前記保冷庫本体の底部と前記カバー体の底部との間に間隙を形成するためのスペーサを有し、前記カバー体が、吸気口と排気口とを有すると共に、前記保冷庫本体及び/又は前記カバー体が送風装置を有することを特徴とする保冷庫。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記保冷庫本体が、排熱のための保冷庫本体吸気口と保冷庫本体排気口と前記送風装置とを有し、前記カバー体の上方開口端が、前記保冷庫本体を収容した状態で前記保冷庫本体吸気口よりも上方であると共に、前記排気口が前記保冷庫本体排気口と通じるように設けられることを特徴とする請求項1記載の保冷庫。
【請求項3】
前記保冷庫本体が、保冷区画部と機関部とを有し、前記保冷庫本体吸気口と保冷庫本体排気口と前記送風装置とが前記機関部に設けられると共に、前記カバー体の上部に、前記機関部の外壁との間からの気流流入を阻止する阻止部が設けられることを特徴とする請求項2記載の保冷庫。
【請求項4】
前記カバー体又は前記保冷庫本体に、その下方から前記保冷庫本体吸気口へ気流を導く導入部が設けられることを特徴とする請求項3記載の保冷庫。
【請求項5】
前記カバー体の吸気口に、外気を下方へ導く案内部が形成されることを特徴とする請求項1記載の保冷庫。
【請求項6】
前記カバー体の排気口に前記送風装置が設けられることを特徴とする請求項1記載の保冷庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、保冷庫に関するものであり、特に、携帯可能な比較的小型の保冷庫に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の保冷庫としては、箱状の収容室と蓋体と機構室(本願発明の機関部に相当する)とからなる保冷庫(本願発明の保冷庫本体に相当する)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような保冷庫は、保冷区画が断熱材によって囲まれているため、保冷区画からの冷熱の漏れを抑えることはできるが、完全に抑えることはできない。このため、前記保冷庫の外面に結露水が生じる場合があった。そして、この結露水は、前記保冷庫の外面から流下して床を濡らしてしまう虞があった。このため、従来は、結露水の受け皿の上に保冷庫を載置し、流下する結露水を受けるようにしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-90654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような受け皿を用いる方法では、結露水が受け皿に溜まり続けるので、衛生上好ましくなかった。据え置き型の冷蔵庫等の保冷庫であれば、保冷庫の表面を加温することで結露水が生じないようにすることができるが、可搬型の保冷庫の場合、そのような機構を組み込むのは、コストの面と断熱性の面から好ましくなかった。
【0005】
本発明は以上の問題点を解決し、安価な構造で衛生的に結露水を処理することができる保冷庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1に記載の保冷庫は、箱状の保冷庫本体と、この保冷庫本体の外側下部を覆う上方開口のカバー体とを有する保冷庫であって、前記保冷庫本体の底部と前記カバー体の底部との間に間隙を形成するためのスペーサを有し、前記カバー体が、吸気口と排気口とを有すると共に、前記保冷庫本体及び/又は前記カバー体が送風装置を有するものである。
【0007】
また、本発明の請求項2に記載の保冷庫は、請求項1において、前記保冷庫本体が、排熱のための保冷庫本体吸気口と保冷庫本体排気口と前記送風装置とを有し、前記カバー体の上方開口端が、前記保冷庫本体を収容した状態で前記保冷庫本体吸気口よりも上方であると共に、前記排気口が前記保冷庫本体排気口と通じるように設けられるものである。
【0008】
また、本発明の請求項3に記載の保冷庫は、請求項2において、前記保冷庫本体が、保冷区画部と機関部とを有し、前記保冷庫本体吸気口と保冷庫本体排気口と前記送風装置とが機関部に設けられると共に、前記カバー体の上部に、前記機関部の外壁との間からの気流流入を阻止する阻止部が設けられるものである。
【0009】
また、本発明の請求項4に記載の保冷庫は、請求項3において、前記カバー体又は前記保冷庫本体に、その下方から前記保冷庫本体吸気口へ気流を導く導入部が設けられるものである。
【0010】
また、本発明の請求項5に記載の保冷庫は、請求項1において、前記カバー体の吸気口に、外気を下方へ導く案内部が形成されるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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