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公開番号2023114150
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-17
出願番号2022016331
出願日2022-02-04
発明の名称冷蔵庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25D 17/08 20060101AFI20230809BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】停電などの非常時に従来よりも電力の消費を抑制することによって従来よりも長時間収納物を冷やすことが可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵室111と、冷凍室116と、冷蔵室に向かう冷気回路に配置されるダンパ126と、操作部140と、制御部130とを備える冷蔵庫100が提供される。制御部は、操作部を介して第1の操作を受け付けた場合に、第1の省電力モードとして、ダンパを閉じて冷蔵庫への冷気の流れを遮断させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
冷蔵室と、
冷凍室と、
前記冷蔵室に向かう冷気回路に配置されるダンパと、
操作部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、前記操作部を介して第1の操作を受け付けた場合に、第1の省電力モードとして、前記ダンパを閉じて前記冷蔵室への冷気の流れを遮断させる、冷蔵庫。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第1の省電力モードにおいて、前記冷凍室の目標温度を0℃以上に設定する、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記制御部は、通常のモードにおいて、前記操作部を介して第2の操作を受け付けた場合に、第2の省電力モードとして、前記冷蔵室の目標温度を上げるとともに、前記冷凍室の目標温度を上げ、
前記制御部は、前記第2の省電力モード中に、前記操作部を介した前記第1の操作を受け付けた場合に、前記第1の省電力モードに移行する、請求項1または2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1の省電力モードにおいて、除霜運転を実行しない、請求項1から3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
サーバと通信するためのインターフェイスをさらに備え、
前記制御部は、前記第1の省電力モードにおいて、前記サーバとの通信を停止して、前記第1の省電力モードが終了したときに、前記サーバに前記第1の省電力モードの実行に関する履歴情報を送信する、請求項1から4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫の技術に関し、特に冷蔵室と冷凍室とを搭載する冷蔵庫の技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、冷蔵室と冷凍室とを搭載する冷蔵庫が知られている。そして、冷蔵庫の省電力のための技術も知られている。たとえば、特開2014-137181号公報(特許文献1)には、冷蔵庫が開示されている。特許文献1によると、断熱箱体内に構成された貯蔵室と、圧縮機と冷却器を含んで構成されて前記貯蔵室に供給する冷気を生成する冷凍サイクルと、前記貯蔵室の設定温度又は前記冷凍サイクルの制御の少なくともいずれかを使用者が切り替え可能な操作部と、を備え、複数の節電制御を備え、該複数の節電制御は、節電の度合いに対応した複数の制御定数を備え、前記操作部にて選択された節電制御を実施する手動節電モードを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-137181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、停電などの非常時に従来よりも電力の消費を抑制することによって従来よりも長時間収納物を冷やすことが可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明のある態様に従うと、冷蔵室と、冷凍室と、冷蔵室に向かう冷気回路に配置されるダンパと、操作部と、制御部とを備える冷蔵庫が提供される。制御部は、操作部を介して第1の操作を受け付けた場合に、第1の省電力モードとして、ダンパを閉じて冷蔵庫への冷気の流れを遮断させる。
【発明の効果】
【0006】
このように、本発明によれば、停電などの非常時に従来よりも電力の消費を抑制することによって従来よりも長時間収納物を冷やすことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施の形態にかかる冷蔵庫の正面図である。
第1の実施の形態にかかる冷蔵庫の側面断面図である。
第1の実施の形態にかかる冷蔵庫の構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態にかかる動作概要を示すイメージ図である。
第1の実施の形態にかかる冷蔵庫の制御を示すフローチャートである。
第2の実施の形態にかかる冷蔵庫の制御を示すフローチャートである。
第5の実施の形態にかかるネットワークシステムの全体構成を示すイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<冷蔵庫の全体構成>
【0009】
まず、図1および図2を参照して、本実施の形態にかかる冷蔵庫100の全体構成について説明する。
【0010】
冷蔵庫100は、主として断熱箱体110で構成されている。この断熱箱体110によって冷蔵庫100の貯蔵空間が形成される。断熱箱体110によって形成される貯蔵空間は、水平方向に延びる複数の仕切りによって、例えば、上段から順に、冷蔵室111と、野菜室112と、第1の冷凍エリア113と、製氷貯氷エリア114と、第2の冷凍エリア115と、に区分けされている。なお、以下では、第1の冷凍エリア113と、製氷貯氷エリア114と、第2の冷凍エリア115とを合わせて冷凍室116ともいう。
(【0011】以降は省略されています)

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