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公開番号2023077182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-05
出願番号2021190372
出願日2021-11-24
発明の名称端子
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 4/48 20060101AFI20230529BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】接触荷重の管理を容易にし、相手側端子との接続信頼性が向上される端子を提供すること。
【解決手段】端子10は、相手側端子である板状端子5と電気的に接続されるクリップ状の形状を有している。そして、端子10は、基端部11と、基端部11から当該基端部11の延在方向に交差する交差方向に延びて、相手側端子を挟持する複数の挟持片12と、を備え、基端部11と挟持片12とによって構成される当該端子10の入隅部分に、第1切欠部17aが設けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
相手側端子と電気的に接続されるクリップ状の端子であって、
基端部と、
前記基端部から当該基端部の延在方向に交差する交差方向に延びて、前記相手側端子を挟持する一対の挟持片と、を備え、
前記基端部と前記挟持片とによって構成される当該端子の入隅部分に、第1切欠部が設けられる、
端子。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の端子において、
前記一対の前記挟持片は、
前記延在方向において互いに対向する内側面に第2切欠部がそれぞれ設けられ、
前記延在方向における前記内側面とは反対側に位置する外側面に第3切欠部がそれぞれ設けられる、
端子。
【請求項3】
請求項2に記載の端子において、
前記挟持片は、
前記内側面に複数の前記第2切欠部が設けられるとともに、前記外側面に複数の前記第3切欠部が設けられ、
前記複数の前記第2切欠部と前記複数の前記第3切欠部とのそれぞれが、前記交差方向の異なる位置に配置される、
端子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クリップ状の端子に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、相手側端子を挟持することによって、相手側端子と電気的に接続されるクリップ状の端子が提案されている。従来端子の一つは、一対の挟持片を備えており、一対の挟持片が、板状に構成された相手側端子を挟持するように構成されている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-287423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したようなクリップ状の従来端子は、相手側端子を挟持するため、高い剛性(即ち、バネ定数)を有している。端子の剛性が高い場合、相手側端子との接触部の位置が少しでも変化すると、相手側端子への接触荷重が大きく変わってしまうおそれがある。
【0005】
つまり、従来端子は、製造公差に起因して接触荷重が大きく変化するおそれがある。このため、従来端子においては、相手側端子との接触荷重(以下、単に「必要接触荷重」ともいう。)の管理が困難であった。例えば、端子が必要接触荷重を満たさない場合、端子と相手側端子との接続信頼性が低下してしまう。このため、端子の相手側端子との接続信頼性の観点から、従来端子には改善の余地があった。
【0006】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、接触荷重の管理を容易にし、相手側端子との接続信頼性が向上される端子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係る端子は、下記を特徴としている。
【0008】
相手側端子と電気的に接続されるクリップ状の端子であって、
基端部と、
前記基端部から当該基端部の延在方向に交差する交差方向に延びて、前記相手側端子を挟持する一対の挟持片と、を備え、
前記基端部と前記挟持片とによって構成される当該端子の入隅部分に、第1切欠部が設けられる、
端子であること。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る端子について以下に述べる。
一般に、クリップ状の端子は、相手側端子を挟持するため高い剛性を有している。端子が相手側端子を挟持する際、一対の挟持片は、互いに離れる方向に変位する(即ち、一対の挟持片が開く)。しかしながら、上述したように、端子が高い剛性を有していると、一対の挟持片は変位し難い(即ち、挟持片は開き難い)ため、接触部の位置ずれが、より顕著なものとなる。
【0010】
これについて、本発明者が種々の検討を行ったところ、端子の剛性を低くすると、必要接触荷重を満たす接触部の位置ずれ量(以下、「変位量」ともいう。)の許容幅(許容差、許容公差)が広くなることを見出した。
(【0011】以降は省略されています)

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