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公開番号2023074239
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-29
出願番号2021187086
出願日2021-11-17
発明の名称放電装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H01T 19/04 20060101AFI20230522BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ホルダに容易に取り付けることができる放電装置を提供する。
【解決手段】放電装置1はホルダ3の収容部32に収容される。放電装置1は、被収容部11と、被収容部11から突出する放電電極14とを備える。被収容部11は、収容部32に収容される。被収容部11は、底壁120と、2つの側壁121、122とを有する。2つの側壁121、122は、底壁120の長手方向で互いに対向する。2つの側壁121、122の少なくとも1つは、底壁120と曲面12A、12Bを介してつながる。被収容部11が収容部32に収容されるとき、曲面12A、12Bが収容部32の角部32Cを案内する。これにより、被収容部11は、角部32Cに引っ掛かることなく収容部に収容される。
【選択図】図5B
特許請求の範囲【請求項1】
ホルダの収容部に収容される放電装置であって、
前記収容部に収容される被収容部と、
前記被収容部から突出する放電電極と
を備え、
前記被収容部は、
底壁と、
前記底壁の長手方向で互いに対向する2つの側壁と
を有し、
前記2つの側壁の少なくとも1つは、前記底壁と曲面を介してつながり、
前記被収容部が前記収容部に収容されるとき、前記曲面が前記収容部の角部を案内することで、前記被収容部は、前記角部に引っ掛かることなく前記収容部に収容される、放電装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記収容部は段構造であり、
前記被収容部は、
前記放電電極が突出する第1被収容部と、
前記第1被収容部に重なる第2被収容部と
を有し、
前記第1被収容部の長手方向の長さは、前記第2被収容部の長手方向の長さよりも大きく、
前記被収容部を、斜めの姿勢から収容される姿勢に変化させながら収容するとき、前記第2被収容部は、前記収容部の段を避ける、請求項1に記載の放電装置。
【請求項3】
前記第2被収容部の長手方向の中心は、前記第1被収容部の長手方向の中心に対して、前記第1被収容部の長手方向の一端部側に寄っている、請求項2に記載の放電装置。
【請求項4】
前記第2被収容部は、前記第1被収容部の長手方向において、前記第1被収容部の長手方向の両端部の間に配置される、請求項2または請求項3に記載の放電装置。
【請求項5】
前記第2被収容部は、前記曲面を1つ有する、請求項2から請求項4の何れか一項に記載の放電装置。
【請求項6】
前記第2被収容部は、前記曲面を長手方向の異なる位置に2つ有する、請求項2から請求項4の何れか一項に記載の放電装置。
【請求項7】
前記第2被収容部は、前記放電電極に高電圧を供給するための高電圧発生部品を収容する、請求項2から請求項6の何れか一項に記載の放電装置。
【請求項8】
前記ホルダは、第1拘束部を有し、
前記第1拘束部は、前記被収容部が前記収容部の内外に移動するときに通過する経路上に向かって前記収容部から突出し、
前記被収容部は、前記第1拘束部が引っ掛かる凹み形状の引掛け部を有し、
前記被収容部は、前記引掛け部に前記第1拘束部を引っ掛けながら回転することで前記収容部に収容され、
前記被収容部が前記収容部に収容されたとき、前記第1拘束部は、前記被収容部の前記引掛け部に引っ掛かって拘束する、請求項1から請求項7の何れか一項に記載の放電装置。
【請求項9】
前記放電電極を含む電気回路部品を、外部の電源に接続する接続部をさらに備え、
前記接続部は、前記被収容部における前記引掛け部に対して並列の位置に設けられる、請求項8に記載の放電装置。
【請求項10】
複数の前記放電電極が、前記被収容部の長手方向に沿って配置される、請求項1から請求項9の何れか一項に記載の放電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放電装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電極から放電生成物を発生する放電装置が開示されている。放電装置は、電気機器の内部に備えられるホルダに取り付けられる。ホルダへの放電装置の取り付けは、放電装置をホルダの所定の部位に嵌め込むだけで行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/055783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の放電装置は、ホルダに容易に取り付けることができるが、さらに容易に取り付ける構造とする余地がある。
【0005】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ホルダに容易に取り付けることができる放電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一局面によれば、放電装置はホルダの収容部に収容される。放電装置は、被収容部と、被収容部から突出する放電電極とを備える。被収容部は、収容部に収容される。被収容部は、底壁と、2つの側壁とを有する。2つの側壁は、底壁の長手方向で互いに対向する。2つの側壁の少なくとも1つは、底壁と曲面を介してつながる。被収容部が収容部に収容されるとき、曲面が収容部の角部を案内する。これにより、被収容部は、角部に引っ掛かることなく収容部に収容される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ホルダに容易に取り付けることができる放電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る放電装置を備える電気機器を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る放電装置が取り付けられたホルダの断面図である。
本発明の実施形態に係る放電装置を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る放電装置の断面図である。
本発明の実施形態に係る放電装置のホルダへの取り付けの前段を示す図である。
本発明の実施形態に係る放電装置のホルダへの取り付けの中段を示す図である。
本発明の実施形態に係る放電装置のホルダへの取り付けの後段を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
本発明の放電装置1について説明する前に、本発明の放電装置1を備える電気機器5について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る放電装置1を備える電気機器5を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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