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公開番号
2025180808
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024088404
出願日
2024-05-30
発明の名称
判定システム、分電盤、判定方法、プログラム、及び回路遮断器
出願人
パナソニック株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
H02H
3/10 20060101AFI20251204BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】負荷機器の使用状況に応じて電流量の判定条件を変更する判定システムを提供する。
【解決手段】判定システム1は、電流取得部11と、情報取得部13と、判定部12と、条件変更部14と、を備える。電流取得部11は、回路遮断器6と負荷機器4aとの間の対象回路5の電流量を取得する。情報取得部13は、環境情報を取得する。環境情報は、負荷機器4aの機器情報と、ユーザに関するユーザ情報とのうち少なくとも一方を含む。判定部12は、電流量が判定条件を満たすか否かの判定を行う。条件変更部14は、環境情報に基づいて、判定条件を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回路遮断器と負荷機器との間の対象回路の電流量を取得する電流取得部と、
前記負荷機器の機器情報と、ユーザに関するユーザ情報とのうち少なくとも一方を含む環境情報を取得する情報取得部と、
前記電流量が判定条件を満たすか否かの判定を行う判定部と、
前記環境情報に基づいて、前記判定条件を変更する条件変更部と、
を備える判定システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記判定条件は、前記電流量が閾値以上か否かの条件を含み、
前記条件変更部は、前記判定条件のうち前記閾値を変更する、
請求項1に記載の判定システム。
【請求項3】
前記判定条件は、前記電流量が連続して閾値以上である時間が規定時間以上か否かの条件を含み、
前記条件変更部は、前記判定条件のうち前記規定時間と前記閾値とのうち少なくとも一方を変更する、
請求項1に記載の判定システム。
【請求項4】
前記環境情報は、前記機器情報を含み、
前記機器情報は、前記負荷機器が使用される場所を示す位置情報を含み、
前記条件変更部は、前記負荷機器の前記位置情報に基づいて、前記判定条件を変更する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の判定システム。
【請求項5】
前記環境情報は、前記機器情報を含み、
前記機器情報は、前記負荷機器の種類を含み、
前記条件変更部は、前記負荷機器の前記種類に基づいて、前記判定条件を変更する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の判定システム。
【請求項6】
前記環境情報は、前記ユーザ情報を含み、
前記ユーザ情報は、前記ユーザの前記負荷機器の使用状況を含み、
前記条件変更部は、前記ユーザの前記使用状況に基づき、前記判定部に前記判定を停止させる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の判定システム。
【請求項7】
前記条件変更部は、前記判定部に前記判定を停止させている場合に、前記ユーザの前記使用状況の変化が発生すると、前記判定部に前記判定を開始させる、
請求項6に記載の判定システム。
【請求項8】
前記判定部は、前記判定条件を満たすとの前記判定を行った場合、前記回路遮断器の遮断と、前記ユーザへの通知とのうち少なくとも一方を行う、
請求項1から3のいずれか1項に記載の判定システム。
【請求項9】
前記判定条件は、前記回路遮断器を含む前記負荷機器への給電経路においてアークが発生しているか否かを判定するための条件である、
請求項1から3のいずれか1項に記載の判定システム。
【請求項10】
請求項1に記載の判定システムと、
前記回路遮断器と、を備える
分電盤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は判定システム、分電盤、判定方法、プログラム、及び回路遮断器に関し、特に、電流量を判定する判定システム、分電盤、判定方法、プログラム、及び回路遮断器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
負荷機器への給電経路上に設けられる回路遮断器は、例えば、回路遮断器を流れる電流量が条件を満たすか否かに基づいて、接点の開放を行う。条件は、例えば、回路遮断器に予め設定されている。例えば、特許文献1には、定格電流の切り替えが可能な多重定格ブレーカが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-80100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、回路遮断器において、負荷機器の使用状況によっては、回路遮断器を動作させるか否かの判定の判定条件が適切でない場合がある。
【0005】
本開示は、負荷機器の使用状況に応じて電流量の判定条件を変更する、判定システム、分電盤、判定方法、プログラム、及び回路遮断器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る判定システムは、電流取得部と、情報取得部と、判定部と、条件変更部と、を備える。前記電流取得部は、回路遮断器と負荷機器との間の対象回路の電流量を取得する。前記情報取得部は、環境情報を取得する。前記環境情報は、前記負荷機器の機器情報と、ユーザに関するユーザ情報とのうち少なくとも一方を含む。前記判定部は、前記電流量が判定条件を満たすか否かの判定を行う。前記条件変更部は、前記環境情報に基づいて、前記判定条件を変更する。
【0007】
本開示の一態様に係る分電盤は、前記判定システムと、前記回路遮断器と、を備える。
【0008】
本開示の一態様に係る判定方法は、1以上のプロセッサにより実行される。前記判定方法は、電流取得ステップと、情報取得ステップと、判定ステップと、条件変更ステップと、を含む。前記電流取得ステップでは、回路遮断器と負荷機器との間の対象回路の電流量を取得する。前記情報取得ステップでは、環境情報を取得する。前記環境情報は、前記負荷機器の機器情報と、ユーザに関するユーザ情報とのうち少なくとも一方を含む。前記判定ステップでは、前記電流量が判定条件を満たすか否かの判定を行う。前記条件変更ステップでは、前記環境情報に基づいて、前記判定条件を変更する。
【0009】
本開示の一態様に係るプログラムは、1以上のプロセッサに前記判定方法を実行させる。
【0010】
本開示の一態様に係る回路遮断器は、電流取得部と、情報取得部と、判定部と、条件変更部と、を備える。前記電流取得部は、負荷機器に供給される電流量を取得する。前記情報取得部は、環境情報を取得する。前記環境情報は、前記負荷機器の機器情報と、ユーザに関するユーザ情報とのうち少なくとも一方を含む。前記判定部は、前記電流量が判定条件を満たすか否かの判定を行う。前記条件変更部は、前記環境情報に基づいて、前記判定条件を変更する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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