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公開番号2025177902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024085054
出願日2024-05-24
発明の名称情報処理方法、分析装置、撮像システム及び分析システム
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約【課題】物体検出を好適に行うことができる情報処理方法等を提供する。
【解決手段】情報処理方法は、撮像画像を取得する処理と、前記撮像画像に映っている物体の少なくとも一部であって、乗り物を含む複数の物体に対し、該物体が存在する座標範囲を示す検出枠を設定する処理と、前記検出枠それぞれが示す物体の属性を特定する処理と、前記乗り物の検出枠と他の物体の検出枠とが重畳している場合、前記乗り物又は他の物体の属性に応じて前記他の物体又は乗り物の属性を変換する処理とをコンピュータが実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
撮像画像を取得する処理と、
前記撮像画像に映っている物体の少なくとも一部であって、乗り物を含む複数の物体に対し、該物体が存在する座標範囲を示す検出枠を設定する処理と、
前記検出枠それぞれが示す物体の属性を特定する処理と、
前記乗り物の検出枠と他の物体の検出枠とが重畳している場合、前記乗り物又は他の物体の属性に応じて前記他の物体又は乗り物の属性を変換する処理と
をコンピュータが実行する情報処理方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記変換する処理では、前記乗り物の属性に応じて前記他の物体の属性を変換する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記変換する処理では、前記乗り物の属性及び前記他の物体の属性に応じて前記他の物体の属性を変換する
請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記変換する処理では、前記他の物体の属性に応じて前記乗り物の属性を変換する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記変換する処理では、前期乗り物の検出枠と前記他の物体の検出枠との重畳度合いの指標値が閾値以上の割合である場合に属性を変換し、前記指標値が閾値未満の場合は前記属性の変換を実行しない
請求項2~4のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記変換する処理では、前記指標値が最も大きい検出枠が示す物体の属性のみを変換する
請求項5に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記変換する処理を実行する場合、前記変換する処理において属性が変換されない方の物体の検出枠を前記撮像画像から削除する
請求項1~6のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記設定する処理では、前記撮像画像を入力した場合に前記撮像画像に映っている物体に対して前記検出枠を設定するよう学習済みのモデルに、取得した前記撮像画像を入力することで前記検出枠を設定する
請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記撮像画像として時系列の複数のフレーム画像を取得し、
前記設定する処理において各フレーム画像内の各物体に前記検出枠を設定し、
フレーム画像間における各物体の前記検出枠の位置の推移に基づき、各物体の軌跡を特定する
請求項1~8のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項10】
前記時系列の複数のフレーム画像における各前記検出枠内の画像領域から、各フレーム画像内の各物体の画像特徴量を抽出し、
異なるフレーム画像間で各物体の画像特徴量の類似度を算出し、
前記類似度に応じて、各フレーム画像における各前記検出枠に対し前記物体を示す識別子を付与し、
同一の前記識別子が付与された前記検出枠の位置をフレーム画像間で追跡することで、前記軌跡を特定する
請求項9に記載の情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理方法、分析装置、撮像システム及び分析システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
画像に映る物体を検出する技術がある。例えば特許文献1では、持ち物を有する人物又は持ち物の特徴を学習した識別器を用いて、監視カメラが撮像した撮像画像に映る人物が特定の持ち物を有するか否かを判定し、当該人物に対して持ち物に応じて異なる属性を判定し、属性の判定結果に基づく統計処理の結果を出力する映像監視システム等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7047944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一つの側面では、物体検出を好適に行うことができる情報処理方法等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの側面では、情報処理方法は、撮像画像を取得する処理と、前記撮像画像に映っている物体の少なくとも一部であって、乗り物を含む複数の物体に対し、該物体が存在する座標範囲を示す検出枠を設定する処理と、前記検出枠それぞれが示す物体の属性を特定する処理と、前記乗り物の検出枠と他の物体の検出枠とが重畳している場合、前記乗り物又は他の物体の属性に応じて前記他の物体又は乗り物の属性を変換する処理とをコンピュータが実行する。
【発明の効果】
【0006】
一つの側面では、物体検出を好適に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
分析システムの構成例を示す図である。
分析装置の構成例を示すブロック図である。
実施の形態の概要を示す図である。
検出枠の属性変換処理の例を模式的に示す図である。
物体追跡処理を示す図である。
通過数のカウント処理を示す図である。
分析装置が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施の形態)
図1は、分析システムの構成例を示す図である。本実施の形態では、カメラが撮像した画像(撮像画像)から物体(例えば、通行人)を検出して当該物体の移動を追跡することで、特定のライン又は領域を通過した物体の数(例えば、人数)をカウントする分析システムについて説明する。分析システムは、撮像システム1、サーバ2(管理装置)を含む。撮像システム1及びサーバ2は、インターネット等のネットワークNを介して通信接続されている。
【0009】
撮像システム1は、分析装置10と、カメラ20とを有する。カメラ20は通行人等を撮像する撮像装置であり、例えば街頭又は建物内等に設置されている。分析装置10は、カメラ20が撮像した画像に含まれる物体の物体検出及び物体追跡を行い、当該検出および追跡の結果に基づいて、あるライン又はある領域を通過した物体の数をカウントする。本実施の形態では一例として、分析装置10は、カメラ20が撮影している領域に仮想的に設定されるカウントライン(仮想線)を人が通過した人数(すなわち、当該ラインの通行人数)をカウントする。
【0010】
サーバ2は、分析装置10による画像の分析結果(本実施の形態では、通過人数)を取得し、当該分析結果を管理するサーバコンピュータである。例えば分析装置10は、所定期間毎に通行人の通過数のカウントを行い、分析結果をサーバ2に送信する。なお、このとき分析装置10はカメラ20の撮像画像についてはサーバ2に送ってもよいし、送らず破棄してもよい。本実施の形態では、分析装置10は分析結果のみサーバ2に送り、撮像画像については破棄するものとする。サーバ2は、ユーザからのリクエストに応じて不図示の端末装置等の表示装置に分析結果及び/又は当該分析結果を更に解析した解析結果を出力する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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