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公開番号2025177028
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024083507
出願日2024-05-22
発明の名称画像形成装置、情報処理装置、それらの制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約【課題】画像形成装置と情報処理装置との間でのユーザ名の不一致を抑制する。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成装置のユーザの認証を認証サーバに要求する要求部と、認証サーバによるユーザの認証に成功した場合に、ユーザを画像形成装置にログインさせるログイン部と、認証サーバからユーザの属性値を取得する取得部と、複数の設定ルールから選択された設定ルールに従って、属性値に基づいてユーザのユーザ名を設定する設定部と、ユーザ名を有する印刷ジョブを、ユーザの印刷ジョブとして識別する識別部と、を備える。複数の設定ルールは、属性値を加工することによって得られた値をユーザ名として設定する設定ルールを含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置であって、
前記画像形成装置のユーザの認証を認証サーバに要求する要求手段と、
前記認証サーバによる前記ユーザの認証に成功した場合に、前記ユーザを前記画像形成装置にログインさせるログイン手段と、
前記認証サーバから前記ユーザの属性値を取得する取得手段と、
複数の設定ルールから選択された設定ルールに従って、前記属性値に基づいて前記ユーザのユーザ名を設定する設定手段と、
前記ユーザ名を有する印刷ジョブを、前記ユーザの印刷ジョブとして識別する識別手段と、
を備え、
前記複数の設定ルールは、前記属性値を加工することによって得られた値を前記ユーザ名として設定する設定ルールを含む、画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記ユーザが前記画像形成装置にログイン中に、前記ユーザの印刷ジョブとして識別された印刷ジョブに従って印刷を実行する印刷手段をさらに備える、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記複数の設定ルールのそれぞれは、
前記ユーザ名を設定するために使用される属性値の種類と、
前記属性値を加工するかどうかに関する設定と、
前記属性値を加工すると設定されている場合に、前記属性値の加工方法と、を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記加工方法は、前記属性値から特定の種類の文字を削除することと、特定の種類の文字よりも前の部分を前記属性値から抽出することと、閾値文字数を超える部分を前記属性値から削除することと、のうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記複数の設定ルールは、
前記認証サーバから取得した第1の属性値を加工することによって得られた値を前記ユーザ名として設定する第1の設定ルールと、
前記認証サーバから取得した第1の属性値を前記ユーザ名として設定する第2の設定ルールと、を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記複数の設定ルールは、
前記認証サーバから取得した第1の属性値を加工することによって得られた値を前記ユーザ名として設定する第1の設定ルールと、
前記認証サーバから取得した第2の属性値を加工することによって得られた値を前記ユーザ名として設定する第3の設定ルールと、を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像形成装置のユーザによって作成された設定ルールを前記複数の設定ルールに追加する追加手段をさらに備える、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
画像形成装置を制御する方法であって、
要求手段が、前記画像形成装置のユーザの認証を認証サーバに要求する要求工程と、
ログイン手段が、前記認証サーバによる前記ユーザの認証に成功した場合に、前記ユーザを前記画像形成装置にログインさせるログイン工程と、
取得手段が、前記認証サーバから前記ユーザの属性値を取得する取得工程と、
設定手段が、複数の設定ルールから選択された設定ルールに従って、前記属性値に基づいて前記ユーザのユーザ名を設定する設定工程と、
識別手段が、前記ユーザ名を有する印刷ジョブを、前記ユーザの印刷ジョブとして識別する識別工程と、
を備え、
前記複数の設定ルールは、前記属性値を加工することによって得られた値を前記ユーザ名として設定する設定ルールを含む、方法。
【請求項9】
情報処理装置であって、
前記情報処理装置のオペレーティングシステムから前記情報処理装置のユーザの属性値を取得する取得手段と、
複数の設定ルールから選択された設定ルールに従って、前記属性値に基づいて前記ユーザのユーザ名を設定する設定手段と、
前記ユーザ名を有する印刷ジョブを生成する生成手段と、を備える、情報処理装置。
【請求項10】
前記複数の設定ルールのそれぞれは、
前記ユーザ名を設定するために使用される属性値の種類と、
前記属性値を加工するかどうかに関する設定と、
前記属性値を加工すると設定されている場合に、前記属性値の加工方法と、を含む、請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、情報処理装置、それらの制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、企業や学校などの団体のユーザアカウントを一元管理し、ユーザ認証機能を有する認証サービスが提供されている。また、一部の認証サービスは、テナントやドメインという単位で企業内のパーソナルコンピュータを登録・管理する機能を有する。例えば、マイクロソフト社の「Microsoft Entra ID」に登録されているユーザは、「Microsoft Entra ID」が管理するユーザアカウントを用いてWindowsを搭載するパーソナルコンピュータにログインできる。特許文献1には、認証サービスを使用してユーザ認証を行う画像形成装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2024-7209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
認証サーバを使用して情報処理装置と画像形成装置とのそれぞれがユーザ認証を行った場合に、情報処理装置にログイン中のユーザを表すユーザ名と、画像形成装置にログイン中のユーザを表すユーザ名とが一致しない場合がある。このような場合に、画像形成装置にログイン中のユーザと、画像形成装置に印刷ジョブを投入したユーザとを画像形成装置が正しく関連付けることができないため、ユーザに不便が発生しうる。本発明の一部の側面は、画像形成装置と情報処理装置との間でのユーザ名の不一致を抑制するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一部の実施形態によれば、画像形成装置であって、前記画像形成装置のユーザの認証を認証サーバに要求する要求手段と、前記認証サーバによる前記ユーザの認証に成功した場合に、前記ユーザを前記画像形成装置にログインさせるログイン手段と、前記認証サーバから前記ユーザの属性値を取得する取得手段と、複数の設定ルールから選択された設定ルールに従って、前記属性値に基づいて前記ユーザのユーザ名を設定する設定手段と、前記ユーザ名を有する印刷ジョブを、前記ユーザの印刷ジョブとして識別する識別手段と、を備え、前記複数の設定ルールは、前記属性値を加工することによって得られた値を前記ユーザ名として設定する設定ルールを含む、画像形成装置が提供される。
【発明の効果】
【0006】
上記実施形態により、画像形成装置と情報処理装置との間でのユーザ名の不一致が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態のシステムの構成例を説明するブロック図。
第1の実施形態のシステムの構成要素のハードウェア例を説明するブロック図。
第1の実施形態のシステムの構成要素のソフトウェア例を説明するブロック図。
第1の実施形態の設定ページの例を説明する模式図。
第1の実施形態の設定ページの例を説明する模式図。
第1の実施形態の設定ページの例を説明する模式図。
第1の実施形態の設定ページの例を説明する模式図。
第1の実施形態のプロパティ画面の例を説明する模式図。
第1の実施形態のPCのユーザ名を設定する方法の例を説明するフロー図。
第1の実施形態のプリンタドライバの動作の例を説明するフロー図。
第1の実施形態のMFPのログイン方法の例を説明するフロー図。
第1の実施形態の設定ルールの同期方法の例を説明するシーケンス図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
<第1の実施形態>
[システム構成]
図1を参照して、第1の実施形態に係るシステム100の構成例について説明する。システム100は、MFP(Multifunction Peripheral)101と、認証サーバ102と、PC(パーソナルコンピュータ)103とを含む。図1では、MFP101、認証サーバ102及びPC103を1つずつ示すが、システム100は、複数のMFP101、複数の認証サーバ102及び複数のPC103を含んでもよい。システム100に含まれる複数のMFP101は、同じ構成を有していてもよいし、異なる構成を有していてもよい。複数の認証サーバ102及び複数のPC103についても同様である。
【0010】
MFP101は、コピー、プリント及びスキャンなどの複数の主機能を有する画像形成装置である。MFP101は画像形成装置の一例である。システム100は、MFP101に代えて他の画像形成装置、例えばプリント専用機などを含んでもよい。以下のMFP101に関する説明は他の画像形成装置についても同様に当てはまる。
(【0011】以降は省略されています)

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