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公開番号2025176632
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082914
出願日2024-05-21
発明の名称発電装置付洪水防止装置及び工事代金償還方法
出願人株式会社 林物産発明研究所
代理人
主分類E02B 3/10 20060101AFI20251127BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】実質的に設置工事費用を低減できる発電装置付洪水防止装置を提供する。
【解決手段】発電装置付洪水防止装置10は、止水構造20と、止水構造20上に離間して設けられた複数の柱30と、各柱30に設けられた風力発電機40と、隣接する柱30で固定されるソーラーパネル50とから構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
止水構造と、
前記止水構造上に離間して設けられた複数の柱と、
各前記柱に設けられた風力発電機と、
隣接する前記柱で固定されるソーラーパネルを有する発電装置付洪水防止装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記ソーラーパネルが前記柱に設けたソーラーパネル固定材で固定される、請求項1の発電装置付洪水防止装置。
【請求項3】
前記止水構造が河川の両側にあり、前記ソーラーパネルが前記河川の両側の前記止水構造上の前記柱で固定されて河川上に懸架される、請求項1の発電装置付洪水防止装置。
【請求項4】
更に土台を有し、前記止水構造が前記土台の幅方向の一方の端にあり、他方の端に前記複数の柱に対応してもう一列複数の柱を有し、前記ソーラーパネルが両側の柱で固定されて前記土台の上方に懸架され、もう一列の複数の柱に風力発電機を有し、堤防上に設置される、発電装置付洪水防止装置。
【請求項5】
前記河川の長手方向に隣接する前記柱を連絡する梁と、前記梁に設けられた第二風力発電機を更に有する、請求項4の発電装置付洪水防止装置。
【請求項6】
前記ソーラーパネルが前記土台の幅方向で傾けて懸架され、前記風力発電機が、前記ソーラーパネルが高い側ではソーラーパネルの下方に、前記ソーラーパネルが低い側ではソーラーパネルの上方に設けられ、前記梁が、前記ソーラーパネルが高い側ではソーラーパネルの上方に、前記ソーラーパネルが低い側ではソーラーパネルの下方に設けられる、請求項5の発電装置付洪水防止装置。
【請求項7】
止水構造と、前記止水構造上に離間して設けられた複数の柱と、各前記柱に設けられた風力発電機と、隣接する前記柱で固定されるソーラーパネルを有する発電装置付洪水防止装置を設置するステップと、
前記風力発電機及び/又は前記ソーラーパネルにより発電した電気の売却利益で前記発電装置付洪水防止装置の設置工事費用を償還するステップを有する、工事代金償還方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洪水防止装置及び洪水防止装置の工事代金償還方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
地球温暖化のため集中豪雨によって一度に降る雨量が増大してきており、水があふれたり、堤防が決壊したりして河川が氾濫することが毎年のように発生している。河川氾濫の対策の1つとして、堤防の嵩上げがある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-111993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
予算等の問題により、堤防嵩上げ等の堤防工事がなかなか進んでいないのが実情である。本発明は、実質的に設置工事費用を低減できる発電装置付洪水防止装置及び同装置の工事代金償還方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願には、
止水構造と、
前記止水構造上に離間して設けられた複数の柱と、
各前記柱に設けられた風力発電機と、
隣接する前記柱で固定されるソーラーパネルを有する発電装置付洪水防止装置が開示される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施形態の発電装置付洪水防止装置10を側面図で示す。
本発明の第一変形形態の発電装置付洪水防止装置10を側面図で示す。
本発明の第一変形形態の発電装置付洪水防止装置10を平面図で示す。
本発明の第二変形形態の発電装置付洪水防止装置10を側面図で示す。
本発明の第二変形形態の発電装置付洪水防止装置10を平面図で示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1は、本発明の実施形態の発電装置付洪水防止装置10を側面図で示す。図に示すように堤防1は、河川2側の法面3と天端4を有する。天端4は道路、遊歩道等として使用されうる。発電装置付洪水防止装置10は、河川2の流れ方向(長手方向)に沿って設置される。天端4上、特に河川2に近い側に設置するとよい。図では、発電装置付洪水防止装置10を河川2の両側の堤防1上に設けているが、片側のみに設けてもよい。
【0008】
発電装置付洪水防止装置10は、止水構造20と、複数の柱30と、風力発電機(風車)40とソーラーパネル50を有する。
【0009】
柱30は、止水構造20上で長手方向に離間して設けられる。風車40は各柱30に設けられ、それぞれ柱30を軸にして回転して発電する。
【0010】
ソーラーパネル50は隣接する柱30で固定される。ソーラーパネル50は発電効率が上がるような向き(例えば、図1の右上がり(50a)又は右下がり(50b))で固定するとよい。図のように、ソーラーパネル50は、柱30が有するソーラーパネル固定材51で固定されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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