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公開番号
2025176893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083272
出願日
2024-05-22
発明の名称
地盤改良装置
出願人
エポコラム機工株式会社
代理人
個人
主分類
E02D
3/12 20060101AFI20251128BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】地盤改良工法の施工途中において地盤改良装置の回転軸の回転速度を良好に計測することができるようにすること。
【解決手段】本発明では、回転駆動装置(18)に回転軸(14)を接続するとともに、回転軸(14)に撹拌装置(15)を設け、撹拌装置(15)を用いて地盤(2)内で土砂と地盤改良材とを撹拌・混合することで地盤(2)の改良を行う地盤改良装置(1)において、回転駆動装置(18)に流れる負荷電流値に基づいて、回転軸(14)の回転速度(単位時間当たりの回転数)を算出することにした。特に、前記回転駆動装置(18)に流れる負荷電流値が所定値を超えた場合に、負荷電流値に応じて回転軸(14)の回転速度が逓減するように回転軸(14)の回転速度を算出することにし、前記回転駆動装置(18)に流れる負荷電流値の範囲を複数に区分し、区分ごとに逓減率を異ならせて負荷電流値に応じた回転軸(14)の回転速度を算出することにした。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
回転駆動装置に回転軸を接続するとともに、回転軸に撹拌装置を設け、撹拌装置を用いて地盤内で土砂と地盤改良材とを撹拌・混合することで地盤の改良を行う地盤改良装置において、
回転駆動装置に流れる負荷電流値に基づいて、回転軸の回転速度(単位時間当たりの回転数)を算出することを特徴とする地盤改良装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記回転駆動装置に流れる負荷電流値が所定値を超えた場合に、負荷電流値に応じて回転軸の回転速度が逓減するように回転軸の回転速度を算出することを特徴とする請求項1に記載の地盤改良装置。
【請求項3】
前記回転駆動装置に流れる負荷電流値の範囲を複数に区分し、区分ごとに逓減率を異ならせて負荷電流値に応じた回転軸の回転速度を算出することを特徴とする請求項2に記載の地盤改良装置。
【請求項4】
前記回転駆動装置の回転速度の高低を制御するための信号に応じて、逓減率を異ならせて負荷電流値に応じた回転軸の回転速度を算出することを特徴とする請求項2に記載の地盤改良装置。
【請求項5】
前記回転軸として、内側軸の外側に中空状の外側軸を二重管状に設け、内側軸と外側軸を回転駆動装置に反転変速機を介して接続して、内側軸と外側軸とを所定の変速比で相対的に反対方向へ向けて回転させ、回転駆動装置に流れる負荷電流値に基づいて内側軸又は外側軸のいずれか一方の回転速度を算出するとともに変速比を用いて他方の回転速度を算出することを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載の地盤改良装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内側軸の外側に中空状の外側軸を二重管状に設けた回転軸に撹拌装置を連動連結して、地盤内で土砂と地盤改良材とを撹拌・混合することで地盤の改良を行う地盤改良装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、軟弱地盤の強化や汚染地盤の浄化などを目的として地盤の改良が行われている。
【0003】
この地盤改良において用いられる地盤改良装置としては、内側軸の外側に中空状の外側軸を二重管状に設けた回転軸に、内側軸に連動連結される掘削体と内側撹拌翼と外側軸に連動連結される外側撹拌翼とが設けられた撹拌装置を接続し、回転軸を回転駆動装置で回転させる構成のものが用いられている。
【0004】
そして、地盤改良装置を用いた地盤改良工法では、掘削装置を用いて地盤を掘削するとともに掘削した地盤に地盤改良材(固化剤や浄化剤など)を吐出し、地盤内で地盤改良材と土砂とを撹拌装置で撹拌・混合することによって、地盤の改良を行っている(たとえば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-161843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来の地盤改良工法においては、地盤の内部で地盤改良装置を用いて土砂と地盤改良材とを撹拌・混合して地盤改良を行うために、地盤内部の状態を直接的に目視等で確認することが困難である。
【0007】
そのため、従来の地盤改良工法では、地盤改良装置に、撹拌・混合位置(深さ)を計測するための深度計と、地盤改良材の吐出量を計測するための流量計と、支持層等の確認を行うために掘削抵抗を計測するための電流計、回転軸の回転速度(単位時間当たりの回転数)を計測するための回転センサーを設け、これらの計測器で計測された深度(単位時間当たりの深度の変化:貫入・引抜施工速度)や流量や掘削抵抗や回転速度から地盤内部の状態(地盤改良度合)を間接的に確認する必要がある。
【0008】
ところが、地盤改良装置に設けられた回転センサーは、掘削時や撹拌時等に礫や転石等の地中障害物との接触などによって撹拌装置や回転軸を介して回転駆動装置に多大な振動が加わり、接触式センサーであっても非接触式センサーであっても故障や破損してしまい、回転軸の回転速度を計測することができなくなるおそれがある。
【0009】
そこで、本発明では、地盤改良工法の施工途中において地盤改良装置の回転軸の回転速度を良好に計測することができるようにした。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1に係る本発明では、回転駆動装置に回転軸を接続するとともに、回転軸に撹拌装置を設け、撹拌装置を用いて地盤内で土砂と地盤改良材とを撹拌・混合することで地盤の改良を行う地盤改良装置において、回転駆動装置に流れる負荷電流値に基づいて、回転軸の回転速度(単位時間当たりの回転数)を算出することにした。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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