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公開番号
2025175788
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-03
出願番号
2024082052
出願日
2024-05-20
発明の名称
搬送装置及び搬送方法
出願人
芝浦機械株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
B65G
23/16 20060101AFI20251126BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ワークの搬送中に搬送ピッチを変更する。
【解決手段】搬送装置1は、搬送方向に沿って複数設けられてワークWを支持する支持部材11と、支持部材11の軌道を設定する軌道レール12と、を有し、搬送方向に沿って支持部材11を搬送する搬送機構10と、隣り合う支持部材11間の搬送ピッチを調整するピッチ調整機構40と、を備え、ピッチ調整機構40は、軌道レール12に設けられ、軌道レール12に対する距離が変化するピッチ設定レール41と、支持部材11に設けられてピッチ設定レール41と連動して動作し、軌道レール12に対するピッチ設定レール41の距離が小さくなったときに支持部材11の搬送ピッチを小さくするリンク機構50と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークを搬送方向に搬送する搬送装置であって、
前記搬送方向に沿って複数設けられて前記ワークを支持する支持部材と、前記支持部材の軌道を設定する軌道レールと、を有し、前記搬送方向に沿って前記支持部材を搬送する搬送機構と、
隣り合う前記支持部材間の搬送ピッチを調整するピッチ調整機構と、
を備え、
前記ピッチ調整機構は、
前記軌道レールに沿って設けられ、前記軌道レールに対する距離が変化するピッチ設定レールと、
前記支持部材に設けられて前記ピッチ設定レールと連動して動作し、前記軌道レールに対する前記ピッチ設定レールの距離が小さくなったときに前記支持部材の前記搬送ピッチを小さくするリンク機構と、
を有する、
搬送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の搬送装置であって、
前記ピッチ設定レールは、
前記軌道レールに対する距離が変化する第1レール部と、
前記軌道レールに対する距離が前記第1レール部よりも小さい状態を維持する第2レール部と、
を有し、
前記リンク機構は、
前記支持部材に一端が連結され、前記搬送ピッチの変化に伴って角度が変化する連結部材と、
前記ピッチ設定レールに当接する部分を有し、他の前記支持部材と前記連結部材の他端とを連結するリンク部材と、
を有し、
前記リンク部材は、前記支持部材に向けて前記第1レール部から押圧されることで回動し、前記支持部材の前記搬送ピッチが小さくなるように前記連結部材の角度を変化させ、前記支持部材に向けて前記第2レール部から押圧されることで前記搬送ピッチを保持するように前記連結部材の角度を維持する、
搬送装置。
【請求項3】
請求項2に記載の搬送装置であって、
前記第1レール部は、前記第2レール部から離れるほど前記軌道レールに対する距離が大きくなるように傾斜して設けられる、
搬送装置。
【請求項4】
請求項3に記載の搬送装置であって、
前記第2レール部は、前記搬送方向において一対の前記第1レール部の間に設けられ、
前記搬送ピッチは、前記支持部材が一方の前記第1レール部に沿った位置から前記第2レール部に沿った位置に移動すると小さくなり、前記支持部材が前記第2レール部に沿った位置から他方の前記第1レール部に沿った位置に移動すると大きくなる、
搬送装置。
【請求項5】
請求項1に記載の搬送装置であって、
前記軌道レールは、無端状の循環経路を画定し、
前記循環経路の接線方向に移動可能に複数設けられ、前記支持部材に各々支持されて前記ワークを支持するパレットと、
前記循環経路に沿って前記支持部材を走行させる駆動機構と、
を更に備える、
搬送装置。
【請求項6】
請求項5に記載の搬送装置であって、
前記駆動機構は、前記循環経路における前記搬送方向の一方の端部に設けられる第1スプロケットと前記循環経路における前記搬送方向の他方の端部に設けられる第2スプロケットとの少なくとも一方を回転駆動する、
搬送装置。
【請求項7】
請求項5又は6に記載の搬送装置であって、
前記パレットは、前記支持部材から供給される負圧によって前記ワークを吸着しながら搬送する、
搬送装置。
【請求項8】
ワークを搬送方向に搬送する搬送方法であって、
前記搬送方向に沿って複数設けられ前記ワークを支持する支持部材を軌道レールに沿って搬送し、
前記軌道レールに沿って設けられ、前記軌道レールに対する距離が変化するピッチ設定レールと連動して、前記軌道レールに対する前記ピッチ設定レールの距離が小さくなったときに隣り合う前記支持部材間の搬送ピッチを小さくする、
搬送方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークを搬送するための搬送装置及び搬送方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、パレットが搭載されるパレットレールと、パレットレールの長手方向に所定の間隔をあけて設けられる複数の回転プーリと、パレットレールの長手方向に複数の回転プーリを介して順次連結して設けられる複数の循環ベルトと、を備え、パレットを長手方向に沿って移動させるパレット搬送装置が開示されている。このパレット搬送装置では、循環ベルトの任意の位置にパレットを係止することによって、パレット間の搬送ピッチが任意に設定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-189420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のパレット搬送装置では、パレット間の搬送ピッチを任意に設定することは可能であるが、パレットの搬送中にパレット間の搬送ピッチを変更することはできない。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ワークの搬送中に搬送ピッチを変更することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様によれば、ワークを搬送方向に搬送する搬送装置は、前記搬送方向に沿って複数設けられて前記ワークを支持する支持部材と、前記支持部材の軌道を設定する軌道レールと、を有し、前記搬送方向に沿って前記支持部材を搬送する搬送機構と、隣り合う前記支持部材間の搬送ピッチを調整するピッチ調整機構と、を備え、前記ピッチ調整機構は、前記軌道レールに沿って設けられ、前記軌道レールに対する距離が変化するピッチ設定レールと、前記支持部材に設けられて前記ピッチ設定レールと連動して動作し、前記軌道レールに対する前記ピッチ設定レールの距離が小さくなったときに前記支持部材の前記搬送ピッチを小さくするリンク機構と、を有する。
【0007】
また、本発明のある態様によれば、ワークを搬送方向に搬送する搬送方法では、前記搬送方向に沿って複数設けられ前記ワークを支持する支持部材を軌道レールに沿って搬送し、前記軌道レールに沿って設けられ、前記軌道レールに対する距離が変化するピッチ設定レールと連動して、前記軌道レールに対する前記ピッチ設定レールの距離が小さくなったときに隣り合う前記支持部材間の搬送ピッチを小さくする。
【発明の効果】
【0008】
これらの態様では、軌道レールに対する距離が変化するピッチ設定レールが設けられ、ピッチ設定レールと連動して、軌道レールに対するピッチ設定レールの距離が小さくなったときに隣り合う支持部材間の搬送ピッチが小さくなる。したがって、ピッチ設定レールを設けることで支持部材間の搬送ピッチが変更されるので、ワークの搬送中に搬送ピッチを変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る搬送装置の全体構成を示す正面図である。
図2は、図1におけるII部の拡大図である。
図3は、図2におけるIII-III断面図である。
図4は、パレット間の搬送ピッチが最大である状態を説明する正面図である。
図5は、図4における平面図である。
図6は、ピッチ設定レールによってパレット間の搬送ピッチが小さくされた状態を説明する正面図である。
図7は、図6における平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る搬送装置1について説明する。なお、各図面においては、説明の便宜上、各構成の縮尺を適宜変更しており、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、複数の同一の構成については、その一部にのみ符号を付し、その他については符号を省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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