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公開番号
2025175454
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-03
出願番号
2024081583
出願日
2024-05-20
発明の名称
ズームレンズ及び撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
15/20 20060101AFI20251126BHJP(光学)
要約
【課題】小型軽量、広画角、高変倍比および全ズーム範囲に渡る高い光学性能の点で有利なズームレンズを提供する。
【解決手段】ズームレンズは、物体側から像側へ順に、変倍のためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、変倍のために移動する2以上のレンズ群からなる中間レンズ群と、変倍のためには移動しない正の屈折力の後レンズ群とを有し、隣り合うレンズ群の互いの間隔はいずれも変倍のために変化し、前記中間レンズ群に含まれる2以上のレンズ群のうち、最も負の屈折力が強いレンズ群をNレンズ群とし、前記Nレンズ群は、負の屈折力のUDレンズを含む5枚以上のレンズを有し、該5枚以上のレンズのうち3枚のレンズは接合レンズを構成し、前記UDレンズのd線基準のアッベ数を適切に設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に、変倍のためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、変倍のために移動する2以上のレンズ群からなる中間レンズ群と、変倍のためには移動しない正の屈折力の後レンズ群とを有し、
隣り合うレンズ群の互いの間隔はいずれも変倍のために変化し、
前記中間レンズ群に含まれる2以上のレンズ群のうち、最も負の屈折力が強いレンズ群をNレンズ群とし、前記Nレンズ群は、負の屈折力のUDレンズを含む5枚以上のレンズを有し、該5枚以上のレンズのうち3枚のレンズは接合レンズを構成し、前記UDレンズのd線基準のアッベ数をνudとしたとき、
62.00<νud
なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記UDレンズのg線とF線間の部分分散比をθudとしたとき、
0.640<θud+0.001625×νud<0.700
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項3】
前記Nレンズ群に含まれる負の屈折力のレンズの平均屈折率をNnaveとしたとき、
1.60<Nnave
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項4】
前記Nレンズ群の焦点距離をfn、前記第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
-2.00<fn/f1<-0.20
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記Nレンズ群の横倍率をβnとしたとき、
-0.90<βn<-0.20
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項6】
前記接合レンズは、物体側から像側へ順に、負の屈折力のレンズ、正の屈折力のレンズ、負の屈折力のレンズから構成されることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記UDレンズは、前記Nレンズ群に含まれる最も物体側に配置される正の屈折力のレンズよりも物体側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項8】
前記接合レンズに含まれる、最も像側に配置された負の屈折力のレンズのd線における屈折率をNniとしたとき、
1.63<Nni
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項9】
前記Nレンズ群の最も物体側には負の屈折力のレンズが配置され、該負の屈折力のレンズのd線における屈折率をNn1としたとき、
1.52<Nn1
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項10】
前記接合レンズの最も物体側の面から最も像側の面までの光軸上の距離をd、前記接合レンズの中間に配置されたレンズの光軸上の厚さをd2としたとき、
0.02<d2/d
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ズームレンズ及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、テレビカメラや映画用カメラ、写真用カメラ、ビデオカメラ等の撮像装置に用いられるズームレンズは、高い運用性のために小型軽量であり、広画角、高変倍比、また高い光学性能が要求されている。また、4K、8K等の高解像度に対応したカメラに対応するために、画面中心から画面周辺まで解像力が高く、色収差が少ないことが要求されている。
【0003】
そのような特徴を有するズームレンズとして、物体側から像側へ順に、変倍のためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、変倍のために移動する2つ以上のレンズ群からなる移動レンズ群と、変倍のためには移動しない正の屈折力の最終レンズ群とからなり、移動レンズ群のうち最も負の屈折力の強いレンズ群に3枚のレンズからなる接合レンズを有する、ポジティブリード型のズームレンズが知られている。
【0004】
例えば、特許文献1では、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、変倍時に移動する第2から第4レンズ群、第5レンズ群から構成され、第2レンズ群に3枚のレンズからなる接合レンズを有する変倍比4.8程度のズームレンズが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-032924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述した構成のポジティブリード型のズームレンズにおいて、小型軽量、広画角、高変倍比、高い光学性能を両立するためには、移動レンズ群のうち最も負の屈折力の強いレンズ群の構成を適切に設定することが重要となる。
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示されているズームレンズは、移動レンズ群のうち最も負の屈折力の強いレンズ群の枚数が少ないため、更なる広画角、高倍率を達成しようとした場合、高い光学性能を達成することが困難になる。
そこで、本発明は、小型軽量、広画角、高変倍比および全ズーム範囲に渡る高い光学性能の点で有利なズームレンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目標を達成するために、本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、変倍のためには移動しない正の屈折力の第1レンズ群と、変倍のために移動する2以上のレンズ群からなる中間レンズ群と、変倍のためには移動しない正の屈折力の後レンズ群とを有し、隣り合うレンズ群の互いの間隔はいずれも変倍のために変化し、前記中間レンズ群に含まれる2以上のレンズ群のうち、最も負の屈折力が強いレンズ群をNレンズ群とし、前記Nレンズ群は、負の屈折力のUDレンズを含む5枚以上のレンズを有し、該5枚以上のレンズのうち3枚のレンズは接合レンズを構成し、前記UDレンズのd線基準のアッベ数をνudとしたとき、
62.00<νud
なる条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、小型軽量、広画角、高変倍比および全ズーム範囲に渡る高い光学性能の点で有利なズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
数値実施例1のズームレンズの広角端かつ無限遠合焦時の断面図である。
数値実施例1のズームレンズの(a)広角端、(b)f=86.0mm、(c)望遠端で無限遠合焦時の収差図である。
数値実施例2のズームレンズの広角端かつ無限遠合焦時の断面図である。
数値実施例2のズームレンズの(a)広角端、(b)f=46.4mm、(c)望遠端で無限遠合焦時の収差図である。
数値実施例3のズームレンズの広角端かつ無限遠合焦時の断面図である。
数値実施例3のズームレンズの(a)広角端、(b)望遠端で無限遠合焦時の収差図である。
数値実施例4のズームレンズの広角端かつ無限遠合焦時のズームレンズの断面図である。
数値実施例4のズームレンズの(a)広角端、(b)f=39.9mm、(c)望遠端で無限遠合焦時の収差図である。
数値実施例5のズームレンズの広角端かつ無限遠合焦時の断面図である。
数値実施例5のズームレンズの(a)広角端、(b)f=38.0mm、(c)望遠端で無限遠合焦時の収差図である。
数値実施例6のズームレンズの広角端かつ無限遠合焦時の断面図である。
数値実施例6のズームレンズの(a)広角端、(b)f=47.8mm、(c)望遠端で無限遠合焦時の収差図である。
数値実施例1のズームレンズの(a)広角端、(b)望遠端で無限遠合焦時の光路を示す図である。図である。
本発明の撮像装置の要部概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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