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公開番号
2025175372
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-03
出願番号
2024081431
出願日
2024-05-20
発明の名称
電磁調理器
出願人
象印マホービン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05B
6/12 20060101AFI20251126BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】電磁調理器の冷却効率を向上させる。
【解決手段】電磁調理器1は、第1空間31及び第2空間32を含む内部空間15を形成するケーシング2と、第1空間31に配置される加熱コイル4と、第2空間32に配置されるヒートシンク27と、少なくとも一部が第2空間32に配置される電子部品と、第1空間31と第2空間32とを仕切る仕切壁41と、ケーシング2に設けられ、ケーシング2の外部から内部空間15にエアを流入させる吸気口38と、内部空間15に配置され、吸気口38からのエアを吸い込んで第1空間31に送風する第1ファン25と、内部空間15に配置され、吸気口38からのエアを吸い込んで第2空間32に送風する第2ファン26と、ケーシング2に設けられ、第1空間31からのエアを排出可能な第1排気口39Aと、ケーシング2に設けられ、第2空間32に開口する第2排気口39Bと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1空間及び第2空間を含む内部空間を形成するケーシングと、
前記第1空間に配置される加熱コイルと、
前記第2空間に配置されるヒートシンクと、
少なくとも一部が前記第2空間に配置される電子部品と、
前記第1空間と前記第2空間とを仕切る仕切壁と、
前記ケーシングに設けられ、前記ケーシングの外部から前記内部空間にエアを流入させる吸気口と、
前記内部空間に配置され、前記吸気口からのエアを吸い込んで前記第1空間に送風する第1ファンと、
前記内部空間に配置され、前記吸気口からのエアを吸い込んで前記第2空間に送風する第2ファンと、
前記ケーシングに設けられ、前記第1空間からのエアを排出可能な第1排気口と、
前記ケーシングに設けられ、前記第2空間に開口する第2排気口と、
を備える、電磁調理器。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記内部空間が、前記第1空間と隣接し、前記電子部品の一部が配置される第3空間を含み、
当該電磁調理器は、前記第1ファンからのエアの一部を前記第1空間に導き且つ当該エアの一部を前記第3空間に導く分流部を更に備え、
前記第1排気口は、前記第3空間に開口する、
請求項1に記載の電磁調理器。
【請求項3】
前記ケーシングに、前記第2空間と前記第3空間との間に配置される排気隔壁が設けられ、前記第1排気口と前記第2排気口とは、前記排気隔壁を基準として互いに反対側に配置される、
請求項2に記載の電磁調理器。
【請求項4】
前記内部空間が、前記第1ファンの入口と、前記第2ファンの入口との双方が開放されている共通吸気空間を含み、前記吸気口が、前記ケーシングの複数の部位に設けられ、前記共通吸気空間に開口する、
請求項1に記載の電磁調理器。
【請求項5】
前記吸気口が、前記ケーシングの底壁に設けられた底吸気部を含む、
請求項4に記載の電磁調理器。
【請求項6】
前記吸気口が、前記ケーシングの周壁に設けられた側吸気部を含む、
請求項4に記載の電磁調理器。
【請求項7】
前記加熱コイルの中心から径方向に離れて配置され、当該電磁調理器に載置される調理器具の温度を検出するためのセンサと、
前記加熱コイルを支持するコイルボビンと、を更に備え、
前記コイルボビンは、中心に配置されるボス部、前記ボス部の外周側に配置されるリム部、前記ボス部と前記リム部とを放射状に繋ぐ複数のスポーク部、及び前記複数のスポーク部のうち特定の隣接する2つの間を塞ぐ閉塞部を含み、
前記センサが、前記閉塞部の上面側に取り付けられている、
請求項1に記載の電磁調理器。
【請求項8】
前記第1ファンと前記第2ファンとが、前記コイルボビンの外周側に配置され、
前記センサが、前記コイルボビンの周方向において前記第1ファンと前記第2ファンとの間に配置される、
請求項7に記載の電磁調理器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁調理器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、薄型箱状の本体部と、本体部の上開口を塞ぐように本体部上に配置されたトッププレートと、本体部内に配置された同心円状の加熱コイルとを備えた、卓上型の電磁調理器を開示している。高周波電流が加熱コイルに流れると、トッププレートに載置された調理容器の鍋底に渦電流が誘起され、調理容器がジュール熱で加熱される。
【0003】
本体部の内部には、加熱コイルのほか、放熱部、電源回路、第1送風機、及び第2送風機が設けられている。本体部の内部には、第1送風機からの空気を誘導する第1の流通部と、第2送風機からの空気を誘導する第2の流通部とが形成されている。加熱コイルは、第1の流通部に配置され、放熱部は、第2の流通部に配置される。第1の流通部で誘導された空気と、第2の流通部で誘導された空気とは、本体部の内部で合流される。合流後の空気は、本体部の側壁に形成された排気口を介し、本体部の外部に排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-159038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
加熱コイルを通過した空気と、放熱部を通過した空気との合流により、熱風が形成されるおそれがある。電源回路を構成する回路部品に、その熱風が吹き付けられ、回路部品を効率よく冷却できないおそれがある。
【0006】
本発明は、電磁調理器の冷却効率を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、第1空間及び第2空間を含む内部空間を形成するケーシングと、前記第1空間に配置される加熱コイルと、前記第2空間に配置されるヒートシンクと、少なくとも一部が前記第2空間に配置される電子部品と、前記第1空間と前記第2空間とを仕切る仕切壁と、前記ケーシングに設けられ、前記ケーシングの外部から前記内部空間にエアを流入させる吸気口と、前記内部空間に配置され、前記吸気口からのエアを吸い込んで前記第1空間に送風する第1ファンと、前記内部空間に配置され、前記吸気口からのエアを吸い込んで前記第2空間に送風する第2ファンと、前記ケーシングに設けられ、前記第1空間からのエアを排出可能な第1排気口と、前記ケーシングに設けられ、前記第2空間に開口する第2排気口と、を備える、電磁調理器を提供する。
【0008】
上記構成によれば、ケーシングの内部空間には、加熱コイルが配置されている第1空間と、ヒートシンクが配置されている第2空間とが含まれ、第1空間と第2空間とは仕切壁によって互いに仕切られている。この「仕切る」とは、空間同士が完全に気密に仕切られる場合も、空間同士が部分的に仕切られる(すなわち、空間的に連通する個所が存在する)場合も含む。第1ファンから吐出されたエアは、第1空間に供給されて加熱コイルを冷却し、加熱コイルの通過後に第1排気口を介してケーシングの外部に排出され得る。第2ファンから吐出されたエアは、第2空間に供給されてヒートシンク及び電子部品を冷却し、これらを通過した後に第2排気口を介してケーシングの外部に排出され得る。そのため、例えば、加熱コイルの通過後の熱風が、第2空間に配置された電子部品に吹き付けられるのを抑制でき、電磁調理器の冷却効率が向上する。
【0009】
前記内部空間が、前記第1空間と隣接し、前記電子部品の一部が配置される第3空間を含み、当該電磁調理器は、前記第1ファンからのエアの一部を前記第1空間に導き且つ当該エアの一部を前記第3空間に導く分流部を更に備え、前記第1排気口は、前記第3空間に開口してもよい。
【0010】
上記構成によれば、第1ファンからのエアが、第1空間と第3空間とに分流される。第3空間に配置された電子部品に、分流部で分流されたエアを吹き付けることができる。よって、電磁調理器の冷却効率が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
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