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公開番号
2025175184
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2025159394,2024192237
出願日
2025-09-25,2019-07-23
発明の名称
金融商品取引管理装置、金融商品取引管理システム、金融商品取引端末、プログラム
出願人
株式会社マネースクエアHD
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
40/04 20120101AFI20251120BHJP(計算;計数)
要約
【課題】対応付けられた買い注文や売り注文の価格を簡易かつ適切に設定し、取引リスクを軽減し確実に利益獲得させる金融商品取引管理装置等を提供する。
【解決手段】金融商品取引管理装置は、クライアント端末から買い注文及び売り注文の一方である複数の第一注文及び他方である第二注文を設定するための注文設定情報を受け付け、複数の第一注文の第一注文価格を設定する。注文情報生成部が第一注文の取引を行う第一注文情報を生成し、約定情報生成部が発注された第一注文を約定させる。金融商品取引管理装置は、一又は複数の第一注文の約定後に、第一注文の約定価格と、利幅情報とを用いて、約定した第一注文の約定価格に対する所定の演算によって算出した値に対して所定の利幅となる第二注文価格を設定する。注文情報生成部は、第一注文の約定後に、第二注文価格の第二注文情報を生成し、約定情報生成部は、発注された前記第二注文を約定させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
相場価格が変動する金融商品の注文を行うための金融商品取引管理装置であって、
前記金融商品の取引を行う取引者による所定の操作によって入力された、買い注文及び売り注文の一方である複数の第一注文及び前記買い注文及び前記売り注文の他方である第二注文を設定するための注文設定情報を受け付ける注文情報受付手段と、
該注文情報受付手段が受け付けた前記注文設定情報に基づいて、複数の前記第一注文の第一注文価格、及び、前記第二注文の第二注文価格、を設定する注文価格設定手段と、
前記第一注文の取引を行う情報としての第一注文情報、及び、前記第二注文の取引を行う情報としての第二注文情報を生成する注文情報生成手段と、
該注文情報生成手段によって生成された前記第一注文情報に基づいて発注された前記第一注文、及び、前記第二注文情報に基づいて発注された前記第二注文、を約定させる約定情報生成手段と、
を備え、
前記注文情報受付手段は、前記注文設定情報として、複数の前記第一注文を発注する注文価格としての複数の前記第一注文価格を設定する基準価格である基準価格情報、複数の前記第一注文同士の値幅である値幅情報、前記第一注文の約定と、前記買い注文及び前記売り注文の他方である前記第二注文の約定によって得られる所定の利幅に対応する情報である利幅情報、を受け付け、
前記注文価格設定手段は、前記注文情報受付手段が受け付けた、前記基準価格情報、前記値幅情報に基づいて、それぞれが別個の複数の前記第一注文価格を設定し、
前記注文情報生成手段は、前記注文価格設定手段において設定された複数の前記第一注文価格において複数の前記第一注文の取引を行う複数の前記第一注文情報を生成し、
前記約定情報生成手段は、前記第一注文情報に基づいて発注された前記第一注文を約定させ、
前記注文価格設定手段は、一又は複数の前記第一注文の約定後に、約定した前記第一注文の約定価格と、前記利幅情報とを用いて、約定した前記第一注文の前記約定価格に対する所定の演算によって算出した値に対して前記所定の利幅となる前記第二注文の注文価格である前記第二注文価格を設定し、
前記注文情報生成手段は、前記第一注文の約定後に、設定された前記第二注文価格で前記第二注文の取引を行うための前記第二注文情報を生成し、
前記約定情報生成手段は、前記第二注文情報に基づいて発注された前記第二注文を約定させる
ことを特徴とする金融商品取引管理装置。
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【請求項2】
前記注文情報生成手段は、一の前記第二注文情報に替えて、一又は複数の前記第一注文情報に対応付けられた前記第二注文情報を複数生成することを特徴とする請求項1に記載の金融商品取引管理装置。
【請求項3】
前記金融商品の相場価格を取得する相場情報取得手段を備え、
前記約定情報生成手段は、前記相場情報取得手段が取得した前記相場価格が、前記第一注文情報の前記第一注文価格となったとき、及び/又は、前記第二注文情報の前記第二注文価格となったときに、前記相場価格が前記第一注文価格となった前記第一注文情報に基づく前記第一注文、及び/又は、前記相場価格が前記第二注文価格となった前記第二注文情報に基づく前記第二注文、を約定させることを特徴とする請求項1又は2に記載の金融商品取引管理装置。
【請求項4】
相場価格が変動する金融商品の注文を行うための金融商品取引管理装置と、前記金融商品の取引を行う取引者が使用する金融商品取引端末とを備えた金融商品取引管理システムであって、
前記金融商品取引管理装置は、
前記金融商品の取引を行う取引者による所定の操作によって入力された、買い注文及び売り注文の一方である複数の第一注文及び前記買い注文及び前記売り注文の他方である第二注文を設定するための注文設定情報を受け付ける注文情報受付手段と、
該注文情報受付手段が受け付けた前記注文設定情報に基づいて、複数の前記第一注文の第一注文価格、及び、前記第二注文の第二注文価格、を設定する注文価格設定手段と、
前記第一注文の取引を行う情報としての第一注文情報、及び、前記第二注文の取引を行う情報としての第二注文情報を生成する注文情報生成手段と、
該注文情報生成手段によって生成された前記第一注文情報に基づいて発注された前記第一注文、及び、前記第二注文情報に基づいて発注された前記第二注文、を約定させる約定情報生成手段と、
を備え、
前記注文情報受付手段は、前記注文設定情報として、複数の前記第一注文を発注する注文価格としての複数の前記第一注文価格を設定する基準価格である基準価格情報、複数の前記第一注文同士の値幅である値幅情報、前記第一注文の約定と、前記買い注文及び前記売り注文の他方である前記第二注文の約定によって得られる所定の利幅に対応する情報である利幅情報、を受け付け、
前記注文価格設定手段は、前記注文情報受付手段が受け付けた、前記基準価格情報、前記値幅情報に基づいて、それぞれが別個の複数の前記第一注文価格を設定し、
前記注文情報生成手段は、前記注文価格設定手段において設定された複数の前記第一注文価格において複数の前記第一注文の取引を行う複数の前記第一注文情報を生成し、
前記約定情報生成手段は、前記第一注文情報に基づいて発注された前記第一注文を約定させ、
前記注文価格設定手段は、一又は複数の前記第一注文の約定後に、約定した前記第一注文の約定価格と、前記利幅情報とを用いて、約定した前記第一注文の前記約定価格に対する所定の演算によって算出した値に対して前記所定の利幅となる前記第二注文の注文価格である前記第二注文価格を設定し、
前記注文情報生成手段は、前記第一注文の約定後に、設定された前記第二注文価格で前記第二注文の取引を行うための前記第二注文情報を生成し、
前記約定情報生成手段は、前記第二注文情報に基づいて発注された前記第二注文を約定させる
ことを特徴とする金融商品取引管理システム。
【請求項5】
コンピュータを、請求項1乃至3の何れか一つに記載の金融商品取引管理装置として機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外国為替等、金融商品の取引を管理、支援する技術に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、多様な場所や多様な時間に取引を行わせて取引の利便性を高めるための技術として、外国為替等の金融商品の取引を行う者(以下「取引者」と称する。)に、ネットワークに接続されたコンピュータシステムを用いて取引を行わせる技術が普及している。このような技術としては、異なる複数の価格に金融商品の注文を発注させる処理と、発注した注文の注文価格と相場価格とが一致したら発注した注文を約定させる処理とを行う構成を備えた発明が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-9562号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、金融商品の取引においては、金融商品を買ったら売り、売ったら買うことで利益を得る。そして、コンピュータシステムを用いて金融商品の取引を行うためには、買い注文や売り注文の注文価格を、適切な取引を行えるように設定できるシステムであることが望まれる。注文価格の設定が不適切であると、相場の変動状況によって取引を成立させることが難しくなったり、取引が成立したときの利益を確保できなくなったりしうるからである。
【0005】
しかし、特許文献1に記載の発明においては、対応付けられた売買注文のうちの先に約定する注文である第一注文(以下単に「第一注文」と称する。)としての買い注文に対する、対応付けられた売買注文のうちの後から約定する注文である第二注文(以下単に「第二注文」と称する。)としての売り注文の売り注文価格や、第一注文としての売り注文に対応する第二注文としての買い注文の買い注文価格は、この発明に係るシステムを利用する取引者が相場価格の変動状況などを確認しながら任意の注文価格を設定する必要があり、適切な設定が難しい。たとえば、取引の開始前に第二注文の注文価格を設定する場合には、近い将来約定する可能性が高く、かつ、利益を確保できる第二注文の注文価格を設定することが難しい。またたとえば、取引の開始後に注文価格を設定する場合には、取引者が相場価格の変動を継続的に監視しなければ、近い将来約定する可能性が高く、かつ、利益を確保できる第二注文の注文価格を設定することは難しい。
【0006】
そのため、特許文献1に記載の発明においては、取引者が適切な注文価格を設定するための労力が過大になる恐れや、適切な注文価格の設定ができずに利益確保の機会を逸失する恐れがある。
【0007】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、第一注文に対応付けられた第二注文としての買い注文や売り注文の価格を簡易かつ適切に設定でき、取引者の取引リスクを軽減して利益獲得を確実に行わせることができる金融商品取引管理装置、金融商品取引管理システムを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、相場価格が変動する金融商品の注文を行うための金融商品取引管理装置であって、前記金融商品の取引を行う取引者による所定の操作によって入力された、買い注文及び売り注文の一方である複数の第一注文及び前記買い注文及び前記売り注文の他方である第二注文を設定するための注文設定情報を受け付ける注文情報受付手段と、該注文情報受付手段が受け付けた前記注文設定情報に基づいて、複数の前記第一注文の第一注文価格、及び、前記第二注文の第二注文価格、を設定する注文価格設定手段と、前記第一注文の取引を行う情報としての第一注文情報、及び、前記第二注文の取引を行う情報としての第二注文情報を生成する注文情報生成手段と、該注文情報生成手段によって生成された前記第一注文情報に基づいて発注された前記第一注文、及び、前記第二注文情報に基づいて発注された前記第二注文、を約定させる約定情報生成手段と、を備え、前記注文情報受付手段は、前記注文設定情報として、複数の前記第一注文を発注する注文価格としての複数の前記第一注文価格を設定する基準価格である基準価格情報、複数の前記第一注文同士の値幅である値幅情報、前記第一注文の約定と、前記買い注文及び前記売り注文の他方である前記第二注文の約定によって得られる所定の利幅に対応する情報である利幅情報、を受け付け、前記注文価格設定手段は、前記注文情報受付手段が受け付けた、前記基準価格情報、前記値幅情報に基づいて、それぞれが別個の複数の前記第一注文価格を設定し、前記注文情報生成手段は、前記注文価格設定手段において設定された複数の前記第一注文価格において複数の前記第一注文の取引を行う複数の前記第一注文情報を生成し、前記約定情報生成手段は、前記第一注文情報に基づいて発注された前記第一注文を約定させ、前記注文価格設定手段は、一又は複数の前記第一注文の約定後に、約定した前記第一注文の約定価格と、前記利幅情報とを用いて、約定した前記第一注文の前記約定価格に対する所定の演算によって算出した値に対して前記所定の利幅となる前記第二注文の注文価格である前記第二注文価格を設定し、前記注文情報生成手段は、前記第一注文の約定後に、設定された前記第二注文価格で前記第二注文の取引を行うための前記第二注文情報を生成し、前記約定情報生成手段は、前記第二注文情報に基づいて発注された前記第二注文を約定させることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記注文情報生成手段は、一の前記第二注文情報に替えて、一又は複数の前記第一注文情報に対応付けられた前記第二注文情報を複数生成することを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記金融商品の相場価格を取得する相場情報取得手段を備え、前記約定情報生成手段は、前記相場情報取得手段が取得した前記相場価格が、前記第一注文情報の前記第一注文価格となったとき、及び/又は、前記第二注文情報の前記第二注文価格となったときに、前記相場価格が前記第一注文価格となった前記第一注文情報に基づく前記第一注文、及び/又は、前記相場価格が前記第二注文価格となった前記第二注文情報に基づく前記第二注文、を約定させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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