TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025174713
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024081242
出願日2024-05-17
発明の名称車両前部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60R 19/52 20060101AFI20251120BHJP(車両一般)
要約【課題】フロントグリルの意匠性を確保しつつ、部品点数及び組付け工数を削減することができる車両前部構造を得ることを目的とする。
【解決手段】車両前部構造は、光源34から発せられた光を透過しかつ車両の前部の意匠面の一部を構成するカバー部材38と、カバー部材38との間に光源34を収容可能に構成されたハウジング部36と、車両の前端部に配置されたフロントグリル部42と、が一体に成形された一体成形部48と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光源から発せられた光を透過しかつ車両前部の意匠面の一部を構成するカバー部材と、
前記カバー部材との間に前記光源を収容可能に構成されたハウジング部と、車両の前端部に配置されたフロントグリル部と、が一体に成形された一体成形部と、
を有する車両前部構造。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記光源は、車両幅方向両端部に配置された左右一対の灯具よりも車両幅方向内側に配置されている、
請求項1に記載の車両前部構造。
【請求項3】
前記一体成形部は、車両幅方向中央部において車両幅方向に延在している、
請求項1に記載の車両前部構造。
【請求項4】
前記フロントグリル部は、互いに間隔を空けて左右一対設けられ、
前記ハウジング部は、左右一対の前記フロントグリル部と一体に成形されている、
請求項1に記載の車両前部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、光源ユニット及びミリ波レーダを搭載した車両用の前照灯が開示されている。前照灯は、灯具ボディ(ハウジング)と前面カバー(カバー部材)とを含んで構成されている。灯具ボディの内側には光源カバーが設置され、光源カバーに2つの光源ユニットが組み付けられている。前面カバーには、光源ユニットからの光を透過させるレンズ部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-137758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、部品点数及び組付け工数を削減するため、車両前部において、前端部に配置されたフロントグリルと、光源を覆うカバー部材と、を一体に形成することが考えられる。しかしながら、レンズとして機能するカバー部材の材料では、複雑な形状を成形することができないため、フロントグリルの意匠性を確保することができない。よって、フロントグリルの意匠性を確保しつつ、車両前部の部品点数及び組付け工数を削減するには改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、フロントグリルの意匠性を確保しつつ、部品点数及び組付け工数を削減することができる車両前部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様に係る車両前部構造は、光源から発せられた光を透過しかつ車両前部の意匠面の一部を構成するカバー部材と、前記カバー部材との間に前記光源を収容可能に構成されたハウジング部と、車両の前端部に配置されたフロントグリル部と、が一体に成形された一体成形部と、を有している。
【0007】
第1態様に係る車両前部構造によれば、光源は、光を透過し車両の意匠面の一部を構成するカバー部材と、ハウジング部との間に収容される。ハウジング部は、フロントグリル部と一体に成形されている。これにより、部品点数及び組付け工数を削減することができる。ここで、ハウジング部は、カバー部材と異なり透過性を有する必要がないため、種々の材料を採用し得る。よって、フロントグリル部が複雑な形状であっても、フロントグリル部の意匠性を確保することができる。なお、ここでいう「フロントグリル部」とは、ガソリン車において、ラジエータ冷却用及び室内エアコン用に外気を取り入れるため開口部からエンジンルーム内へ走行風を送り込むグリルに限らず、電気自動車において従来のグリルを模した通気孔のないグリルも含む概念とする。
【0008】
第2態様に係る車両前部構造は、第1の態様において、前記光源は、車両幅方向両端部に配置された左右一対の灯具よりも車両幅方向内側に配置されている。
【0009】
第2態様に係る車両前部構造によれば、光源によって、左右一対の灯具よりも車両幅方向内側が点灯する。これにより、車両の意匠性を向上させ、歩行者や対向車等に必要な情報を知らせ、又は左右一対の灯具が照らす領域よりも車両幅方向内側の領域を照らすことができる。
【0010】
第3態様に係る車両前部構造は、第1態様において、前記一体成形部は、車両幅方向中央部において車両幅方向に延在している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
前輪キャスター
3か月前
個人
上部一体型自動車
1か月前
個人
タイヤ脱落防止構造
3か月前
個人
空間形成装置
29日前
日本精機株式会社
照明装置
24日前
個人
マスタシリンダ
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
常設収納型サンバイザー
1か月前
日本精機株式会社
車室演出装置
3か月前
株式会社ニフコ
照明装置
3か月前
日本精機株式会社
画像投映装置
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
個人
回転窓ワイパー装置
29日前
株式会社ニフコ
収納装置
2か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
24日前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用投射装置
1か月前
個人
音による速度計とプログラム
1か月前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用報知装置
1か月前
帝人株式会社
衝撃吸収構造体
2か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
1か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
1か月前
ダイハツ工業株式会社
変速機
3か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
2か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2日前
個人
段差通過を容易にする車輪構造
3か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
22日前
ダイハツ工業株式会社
変速機
3か月前
続きを見る