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公開番号2025174578
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024081045
出願日2024-05-17
発明の名称ハイブリッド車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60W 20/10 20160101AFI20251120BHJP(車両一般)
要約【課題】過大なエンジン要求パワーが要求されるのを抑制して、エミッション悪化を抑制することができるハイブリッド車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】本発明のハイブリッド車両の制御装置は、エンジンと、エンジンからの動力を用いて発電するモータと、モータと電力をやりとりするバッテリと、を備えるハイブリッド車両に設けられ、充電要求時には、アクセル開度に基づく車両要求パワーに充電要求パワーを加算して、エンジン要求パワーを設定する、ハイブリッド車両の制御装置であって、ハイブリッド車両の急加速判定時には、充電要求パワーを制限する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
エンジンと、前記エンジンからの動力を用いて発電するモータと、前記モータと電力をやりとりするバッテリと、を備えるハイブリッド車両に設けられ、
充電要求時には、アクセル開度に基づく車両要求パワーに充電要求パワーを加算して、エンジン要求パワーを設定する、ハイブリッド車両の制御装置であって、
前記ハイブリッド車両の急加速判定時には、前記充電要求パワーを制限することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ハイブリッド車両において、蓄電量が目標蓄電量になるよう上限パワーの範囲内で充放電要求パワーを設定し、設定された充放電要求パワーと走行要求パワーとの和のパワーがエンジンから出力されるようにエンジンと二つのモータとを制御する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１４－２０１２４５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示された技術では、充電要求時にエンジン要求パワーを大きくするが、このとき車両加速などの車両要求パワーが大きくなる状況では、エンジン要求パワーがさらに大きくなり、エミッション悪化に繋がる。
【０００５】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、過大なエンジン要求パワーが要求されるのを抑制して、エミッション悪化を抑制することができるハイブリッド車両の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るハイブリッド車両の制御装置は、エンジンと、前記エンジンからの動力を用いて発電するモータと、前記モータと電力をやりとりするバッテリと、を備えるハイブリッド車両に設けられ、充電要求時には、アクセル開度に基づく車両要求パワーに充電要求パワーを加算して、エンジン要求パワーを設定する、ハイブリッド車両の制御装置であって、前記ハイブリッド車両の急加速判定時には、前記充電要求パワーを制限することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【０００７】
本発明に係るハイブリッド車両の制御装置は、過大なエンジン要求パワーが要求されるのを抑制して、エミッション悪化を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係るハイブリッド車両の概略構成を示す図である。
図２は、ハイブリッド車両の急加速判定時における充電要求パワーの制限について示した図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下に、本発明に係るハイブリッド車両の制御装置の実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【００１０】
図１は、実施形態に係るハイブリッド車両２０の概略構成を示す図である。実施形態に係るハイブリッド車両２０は、図１に示すように、エンジン２２、エンジン用電子制御ユニット（以下、エンジンＥＣＵという）２４、プラネタリギヤ３０、モータＭＧ１、モータＭＧ２、インバータ４１，４２、モータ用電子制御ユニット（以下、モータＥＣＵという）４０、高電圧バッテリ５０、バッテリ用電子制御ユニット（以下、バッテリＥＣＵという）５２、及び、ハイブリッド用電子制御ユニット（以下、ＨＶＥＣＵという）７０などを備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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