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公開番号
2025174446
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024080833
出願日
2024-05-17
発明の名称
端子金具
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
4/2466 20180101AFI20251120BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】圧接刃における圧接接続した後の変形を抑えつつ、圧接刃からの電線の脱落を防止することができる端子金具を提供する。
【解決手段】端子金具10は、相手側端子Pと接続される端子接続部10Aと、端子接続部10Aの後端に連なり後向きに延びて電線30と接続される電線接続部10Bと、を備えている。電線接続部10Bは、前後方向に延びる底壁10Eと、底壁10Eにおける前後方向に延びる一対の側縁の各々から底壁10Eの板厚方向の一方向に突出する一対の側壁10Fと、底壁10E及び各側壁10Fに対して交差する向きに拡がり一対の側壁10Fから張り出す一対の圧接刃10Gと、を有している。各圧接刃10Gは、側壁10Fの突出端側に設けられた圧接刃本体部10Jと、底壁10E側に設けられ電線30が保持される保持部10Kと、を有している。一対の保持部10Kの離間寸法S2は、一対の圧接刃本体部10Jの離間寸法S1よりも大きい。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側端子と接続される端子接続部と、
前記端子接続部の後端に連なり後向きに延びて被覆電線と接続される電線接続部と、
を備え、
前記電線接続部は、
前後方向に延びる底壁と、
前記底壁における前後方向に延びる一対の側縁の各々から前記底壁の板厚方向の一方向に突出する一対の側壁と、
前記底壁及び各前記側壁に対して交差する向きに拡がりつつ一対の前記側壁から張り出す一対の圧接刃と、
を有し、
各前記圧接刃は、前記側壁の突出端側に設けられ前記被覆電線の被覆を切開する圧接刃本体部と、前記底壁側に設けられ前記被覆電線が保持される保持部と、を有しており、
一対の前記保持部の離間寸法は、一対の前記圧接刃本体部の離間寸法よりも大きい、端子金具。
続きを表示(約 72 文字)
【請求項2】
前記保持部における前記側壁から離れた端縁は、各前記側壁に向けて凹むように湾曲している、請求項1に記載の端子金具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、端子金具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圧接スロットに電線を圧接接続する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-338701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような構成の場合、圧接スロットに電線を圧接接続させると、圧接スロットが電線によって左右方向外向きに変形する懸念がある。この懸念点を解消するには、圧接スロットの左右方向の寸法を大きくすることが考えらえる。しかし、圧接スロットの左右方向の寸法を単に大きくするだけでは、電線が圧接スロット(以下、圧接刃ともいう)から抜け易くなってしまうことになる。
【0005】
本開示の端子金具は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、圧接刃における圧接接続した後の変形を抑えつつ、圧接刃からの電線の脱落を防止することができる端子金具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の端子金具は、
相手側端子と接続される端子接続部と、
前記端子接続部の後端に連なり後向きに延びて被覆電線と接続される電線接続部と、
を備え、
前記電線接続部は、
前後方向に延びる底壁と、
前記底壁における前後方向に延びる一対の側縁の各々から前記底壁の板厚方向の一方向に突出する一対の側壁と、
前記底壁及び各前記側壁に対して交差する向きに拡がりつつ一対の前記側壁から張り出す一対の圧接刃と、
を有し、
各前記圧接刃は、前記側壁の突出端側に設けられ前記被覆電線の被覆を切開する圧接刃本体部と、前記底壁側に設けられ前記被覆電線が保持される保持部と、を有しており、
一対の前記保持部の離間寸法は、一対の前記圧接刃本体部の離間寸法よりも大きい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、圧接刃における圧接接続した後の変形を抑えつつ、圧接刃からの電線の脱落を防止することができる端子金具を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態の端子金具を示す斜視図である。
図2は、電線を接続した端子金具を示す平面図である。
図3は、インシュレーションバレル片、及びその周辺を拡大して示す要部拡大斜視図である。
図4は、図2におけるA-A断面図に相当し、電線を電線接続部の上方に配置した状態を示す。
図5は、図2におけるA-A断面図に相当し、電線を一対の圧接刃本体部の間に進入させた状態を示す。
図6は、図2におけるA-A断面図である。
図7は、他の実施形態の保持部を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)相手側端子と接続される端子接続部と、
前記端子接続部の後端に連なり後向きに延びて被覆電線と接続される電線接続部と、
を備え、
前記電線接続部は、
前後方向に延びる底壁と、
前記底壁における前後方向に延びる一対の側縁の各々から前記底壁の板厚方向の一方向に突出する一対の側壁と、
前記底壁及び各前記側壁に対して交差する向きに拡がりつつ一対の前記側壁から張り出す一対の圧接刃と、
を有し、
各前記圧接刃は、前記側壁の突出端側に設けられ前記被覆電線の被覆を切開する圧接刃本体部と、前記底壁側に設けられ前記被覆電線が保持される保持部と、を有しており、
一対の前記保持部の離間寸法は、一対の前記圧接刃本体部の離間寸法よりも大きい、端子金具。
【0010】
(1)の端子金具は、被覆電線を、側壁の突出端側から底壁に向けて一対の圧接刃の間を移動させることによって、圧接刃本体部で被覆電線の被覆が切開され、芯線と保持部が圧接接続される。一対の保持部の間の離間寸法は、一対の圧接刃本体部の間の離間寸法よりも大きい。このため、被覆電線が一対の保持部の間の空間に配置されると、被覆電線が一対の圧接刃本体部の間に位置する場合に比べて、一対の側壁の変形する度合いが低減される。また、一対の圧接刃本体部の離間寸法は、一対の保持部の離間寸法よりも小さいので、被覆電線が一対の保持部の間から一対の圧接刃本体部の間の空間に逆戻りすることを防止し、ひいては、被覆電線が圧接刃から脱落することを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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