TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025173808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079588
出願日2024-05-15
発明の名称計測システムおよび車両
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類B61L 25/02 20060101AFI20251120BHJP(鉄道)
要約【課題】設置作業の工数を削減し、システムの構成を簡略化することが可能な計測システムおよび車両を提供する。
【解決手段】計測システムは、所定方向に延在するように配置され、所定方向の一端側に電源が接続される導線と、所定方向一側に対応する位置である第1位置と当該第1位置から所定方向へ所定距離だけ離れた第2位置との所定区間を導線に接しながら移動可能にされ、導線から集電する摺動端子と、電源の電圧、摺動端子により集電された電気値、導線の単位長さあたりの抵抗値、および、摺動端子の接触抵抗値に基づいて、摺動端子の移動位置を算出する算出部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定方向に延在するように配置され、前記所定方向の一端側に電源が接続される導線と、
前記所定方向一側に対応する位置である第1位置と当該第1位置から前記所定方向へ所定距離だけ離れた第2位置との所定区間を前記導線に接しながら移動可能にされ、前記導線から集電する摺動端子と、
前記電源の電圧、前記摺動端子により集電された電気値、前記導線の単位長さあたりの抵抗値、および、前記摺動端子の接触抵抗値に基づいて、前記摺動端子の移動位置を算出する算出部と、
を備える、
計測システム。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記算出部は、前記第1位置に移動した前記摺動端子により集電された第1電気値に基づいて、前記接触抵抗値を算出する、
請求項1に記載の計測システム。
【請求項3】
前記算出部は、前記第1電気値と、前記第2位置に移動した前記摺動端子により集電された第2電気値と、前記所定距離とに基づいて、前記導線における前記所定区間の抵抗値を算出し、算出した前記所定区間の抵抗値に基づいて、前記単位長さあたりの抵抗値を算出する、
請求項2に記載の計測システム。
【請求項4】
前記第1位置に移動した前記摺動端子を検出する第1位置検出部と、
前記第2位置に移動した前記摺動端子を検出する第2位置検出部と、
をさらに備える、
請求項1に記載の計測システム。
【請求項5】
請求項1に記載の計測システムと、荷室と、前記所定方向に延在するように前記荷室の天井に配置されたレールとを備えた車両であって、
前記導線は、前記レールに配置され、
前記摺動端子は、前記レールに移動可能に支持される、
車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、計測システムおよび車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両の荷室天井に設けられたレールに沿って移動可能にされた監視用カメラが知られている。
【0003】
また、レールの底面に縞模様のテープを貼り付け、計測装置に内蔵するフォトセンサによってその縞の数をカウントし、カウント結果に基づいて計測装置の位置を特定するシステムが知られている。
【0004】
また、例えば、特許文献1には、レールに沿って配置された位置マーカと、位置マーカから発信される位置マーカIDを受信する受信機と、受信した位置マーカに基づいて、レール上を走行する走行体の位置を特定する位置特定部とを備えたシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-27519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記の監視用カメラの位置や、上記の計測装置の位置を特定するためには、フォトセンサなどのセンサを取り付け、レールにも縞模様のテープを貼るなどの作業が必要となり、設置作業の手間が多くなるとともに、装置を構成する部品が多くなるという問題がある。
【0007】
また、特許文献1に記載されたシステムにおいても、受信機を設置し、レールに沿って位置マーカを配置するなどの作業が必要となり、設置作業の手間が多くなるとともに、装置を構成する部品が多くなるという問題がある。
【0008】
本開示の目的は、設置作業の工数を削減し、システムの構成を簡略化することが可能な計測システムおよび車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するため、本開示における計測システムは、
所定方向に延在するように配置され、前記所定方向の一端側に電源が接続される導線と、
前記所定方向一側に対応する位置である第1位置と当該第1位置から前記所定方向へ所定距離だけ離れた第2位置との所定区間を前記導線に接しながら移動可能にされ、前記導線から集電する摺動端子と、
前記電源の電圧、前記摺動端子により集電された電気値、前記導線の単位長さあたりの抵抗値、および、前記摺動端子の接触抵抗値に基づいて、前記摺動端子の移動位置を算出する算出部と、
を備える。
【0010】
本開示における車両は、
上記の計測システムと、荷室と、前記所定方向に延在するように前記荷室の天井に配置されたレールとを備えた車両であって、
前記導線は、前記レールに配置され、
前記摺動端子は、前記レールに移動可能に支持される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

日本信号株式会社
ホーム柵
2か月前
個人
車両及び走行システム
7か月前
日本信号株式会社
ホーム柵
3か月前
日本信号株式会社
検査装置
29日前
日本信号株式会社
検査装置
11か月前
近畿車輌株式会社
耐火床構造
2か月前
日本信号株式会社
ホーム柵装置
7か月前
日本車輌製造株式会社
鉄道車両
1か月前
カヤバ株式会社
鉄道車両用制振装置
11か月前
近畿車輌株式会社
鉄道車両の床構造
11か月前
近畿車輌株式会社
鉄道車両の床構造
11か月前
日本信号株式会社
列車接近警報装置
3か月前
ナブテスコ株式会社
ホームドア装置
3か月前
近畿車輌株式会社
鉄道車両の床構造
11か月前
保線機器整備株式会社
保線用カート
9か月前
日本車輌製造株式会社
台車組立装置
5か月前
川崎車両株式会社
鉄道車両用パネル
9か月前
株式会社ダイフク
搬送車
6か月前
日本信号株式会社
物体検知装置
7か月前
株式会社東芝
台車搬送装置
1か月前
日本信号株式会社
ホーム安全システム
7か月前
日本ケーブル株式会社
索道の支索引留め装置
4か月前
日本信号株式会社
踏切道監視システム
11か月前
日本信号株式会社
ホームドア制御装置
4か月前
日本信号株式会社
列車接近警報システム
1か月前
日本信号株式会社
障害物検知装置
2日前
ヤマハ発動機株式会社
無人搬送車
5か月前
株式会社日立製作所
鉄道車両
2か月前
株式会社ダイフク
搬送設備
7か月前
ヤマハ発動機株式会社
無人搬送車
7か月前
ヤマハ発動機株式会社
無人搬送車
7か月前
日本信号株式会社
障害物検知装置
2日前
ヤマハ発動機株式会社
無人搬送車
7か月前
株式会社京三製作所
車上装置
8か月前
東洋電機製造株式会社
吊り装置
9日前
日本車輌製造株式会社
車両用ヒップレスト
2か月前
続きを見る