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公開番号
2025172392
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-26
出願番号
2024077878
出願日
2024-05-13
発明の名称
障害物検知装置
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B61L
29/00 20060101AFI20251118BHJP(鉄道)
要約
【課題】レーザ光の反射率が低い障害物の検知漏れを抑制することが可能な障害物検知装置を提供する。
【解決手段】障害物検知装置10は、レーザ測距センサ11と、入射光を再帰反射するリフレクタ13と、入射光を面法線に対して対称な方向に反射する第1~第5ミラー15a~15eとを含み、レーザ測距センサ11から出射されたレーザ光が監視領域MAを通過し且つ第1~第5ミラー15a~15eを介してリフレクタ13に導かれるように構成され、前記レーザ光のリフレクタ13による反射光がレーザ測距センサ11によって受光されない場合に障害物検知信号を出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
レーザ測距センサと、入射光を再帰反射するリフレクタと、入射光を面法線に対して対称な方向に反射する一つ以上のミラーとを含み、前記レーザ測距センサから出射されたレーザ光が監視領域を通過し且つ前記一つ以上のミラーを介して前記リフレクタに導かれるように構成され、前記レーザ光の前記リフレクタによる反射光が前記レーザ測距センサによって受光されない場合に障害物検知信号を出力する、障害物検知装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記レーザ光の反射位置までの距離が前記レーザ光の前記一つ以上のミラーを介した前記リフレクタまでの伝搬経路の距離に一致しない場合に前記レーザ光の前記リフレクタによる反射光が前記レーザ測距センサによって受光されないと判定する、請求項1に記載の障害物検知装置。
【請求項3】
前記レーザ測距センサと前記リフレクタは、前記監視領域を挟んで互いに斜向かいに配置され、
前記一つ以上のミラーは、前記監視領域に対して前記レーザ測距センサと同じ側に配置された一つ以上のミラーと、前記監視領域に対して前記リフレクタと同じ側に配置された一つ以上のミラーとを含む、
請求項1に記載の障害物検知装置。
【請求項4】
前記レーザ測距センサと前記リフレクタは、前記監視領域を挟んだ一方側に配置され、
前記一つ以上のミラーは、前記監視領域を挟んだ他方側に配置されたミラーであるか、又は、前記一方側における前記レーザ測距センサと前記リフレクタの間に配置された一つ以上のミラーと前記他方側に配置された二つ以上のミラーとを含む、
請求項1に記載の障害物検知装置。
【請求項5】
前記レーザ測距センサは、前記監視領域を含む所定範囲でレーザ光を走査して前記レーザ光の反射光を受光するように構成され、前記レーザ光の反射位置が前記監視領域内にある場合に障害物検知信号を出力する、請求項1~4のいずれか一つに記載の障害物検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、障害物検知装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
障害物検知装置の一例として特許文献1に記載された障害物検知装置が知られている。特許文献1に記載された障害物検知装置は、検出装置を含み、検出装置は、所定の角度範囲でスキャニングするレーザ光の反射光を受光することで、踏切内の設定エリア内、すなわち、監視領域内に人や車両等の障害物があるか否かを検知するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-227608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載された障害物検知装置では、暗色や黒色の車両などレーザ光の反射率が低い物体が設置エリア(監視領域)内にある場合でも当該物体からの反射光がほとんど受光されないことが起こり得る。その結果、特許文献1に記載された障害物検知装置では、レーザ光の反射率が低い障害物の検知漏れが発生するおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明は、レーザ光の反射率が低い障害物の検知漏れを抑制することが可能な障害物検知装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面によると、新規な障害物検知装置が提供される。提供される障害物検知装置は、レーザ測距センサと、入射光を面法線に対して対称な方向に反射する一つ以上のミラーと、入射光を再帰反射するリフレクタとを含み、前記レーザ測距センサから出射されたレーザ光が監視領域を通過し且つ前記一つ以上のミラーを介して前記リフレクタに導かれるように構成され、前記レーザ光の前記リフレクタによる反射光が前記レーザ測距センサによって受光されない場合に障害物検知信号を出力する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、レーザ光の反射率が低い障害物の検知漏れを抑制することが可能な障害物検知装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る障害物検知装置の概略平面図である。
レーザ測距センサから第1ミラーの方向に出射されたレーザ光の伝搬経路を示す図である。
障害物検知装置(の処理部)が行う障害物判定処理の一例を示すフローチャートである。
障害物検知装置(の処理部)が行う障害物判定処理の一例を示すフローチャートである。
障害物検知装置の変形例を示す図である。
障害物検知装置の変形例を示す図である。
障害物検知装置の変形例を示す図である。
障害物検知装置の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る障害物検知装置10の概略平面図である。実施形態に係る障害物検知装置10は、踏切道RCに対して設定された監視領域MA内に障害物があるか否かを判定し、障害物があると判定した場合又は障害物がある可能性があると判定した場合に障害物検知信号を出力するように構成されている。特に限定されないが、本実施形態において、監視領域MAは、踏切道RCの全部又は大部分を含む平面視で略矩形状の領域として設定され、監視領域MAの4つの角部C1~C4は、踏切道RCの外側に位置している。なお、図1におけるT1、T2は、列車が走行する線路を示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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