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公開番号
2025163617
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-29
出願番号
2024067059
出願日
2024-04-17
発明の名称
検査装置及び検査方法
出願人
日本信号株式会社
代理人
弁理士法人朝日特許事務所
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20251022BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】テラヘルツ波を用いた検査装置において、ノイズを低減する。
【解決手段】一実施形態に係る検査装置は、同一対象に対して可視光画像及びテラヘルツ画像を撮影し、当該可視光画像を用いて検査対象者の人体と背景とを区別し、当該テラヘルツ画像から当該可視光画像において背景と特定された領域を除去した画像を用いる。本実施形態によれば、ノイズが除去された合成テラヘルツ画像が所持物検査に用いられることで、検査の信頼性が向上する。また、検査に要していた時間及び労力が削減され、検査の効率が向上する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
同一対象に対して可視光画像及びテラヘルツ画像を撮影し、当該可視光画像を用いて検査対象者の人体と背景とを区別し、当該テラヘルツ画像から当該可視光画像において背景と特定された領域を除去した画像を用いる検査装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記可視光画像の一部分を切り出して引き延ばした画像と当該可視光画像との差から背景を特定する
請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記一部分は、撮影時刻が最も早い部分を含む
請求項2に記載の検査装置。
【請求項4】
前記テラヘルツ画像を撮影するセンサの背景に相当する位置にある部材にストライプ模様が付されている
請求項1に記載の検査装置。
【請求項5】
前記検査装置に入る前に前記検査対象者の服装を検知し、前記テラヘルツ画像を撮影するセンサの背景に相当する位置にある部材に当該服装に応じた色又は模様を生じさせる
請求項1に記載の検査装置。
【請求項6】
前記テラヘルツ画像を撮影するセンサが設けられた柱を複数有し、前記背景に相当する位置は他の柱の表面である
請求項4又は5に記載の検査装置。
【請求項7】
前記可視光画像は、カメラが撮影した動画のうち前記テラヘルツ画像を撮影するセンサのスキャン範囲に相当する1ライン分の画像を切り出した画像を時系列順に繋げた画像である
請求項1に記載の検査装置。
【請求項8】
同一対象に対して可視光画像及びテラヘルツ画像を撮影し、当該可視光画像を用いて検査対象者の人体と背景とを区別し、当該テラヘルツ画像から当該可視光画像において背景と特定された領域を除去した画像を用いる検査方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査対象者の所持物を検査装置及び検査方法に関する。
続きを表示(約 900 文字)
【背景技術】
【0002】
テラヘルツ波を用いた検査装置が知られている。例えば特許文献1には、テラヘルツ波を対象物に照射して画像信号を生成し、複数の画像信号を合成して合成画像を生成する撮影装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-047487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
衣服の下に隠し持った所持物があると人体から放出された電磁波が遮られて影が生じるため、テラヘルツ画像に映し出されたこの影を画像処理又はAI(Artificial Intelligence)で検出することで、所持物の検査をすることができる。しかし、従来技術では、人体が写っていない領域にもノイズ(例えば、太陽光又は照明等)が写り映り込んでしまい、検査に支障をきたす場合がある。
【0005】
本発明は、テラヘルツ波を用いた検査装置において、ノイズを低減する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの実施例に係る検査装置は、同一対象に対して可視光画像及びテラヘルツ画像を撮影し、当該可視光画像を用いて検査対象者の人体と背景とを区別し、当該テラヘルツ画像から当該可視光画像において背景と特定された領域を除去した画像を用いる。
【0007】
また、前記可視光画像の一部分を切り出して引き延ばした画像と当該可視光画像との差から背景を特定する。
【0008】
また、前記一部分は、撮影時刻が最も早い部分を含む。
【0009】
また、前記テラヘルツ画像を撮影するセンサの背景に相当する位置にある部材にストライプ模様が付されている。
【0010】
また、前記検査装置に入る前に前記検査対象者の服装を検知し、前記テラヘルツ画像を撮影するセンサの背景に相当する位置にある部材に当該服装に応じた色又は模様を生じさせる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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