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公開番号2025168693
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024073314
出願日2024-04-30
発明の名称連動装置及び連動装置用の鎖錠解錠プログラム
出願人日本信号株式会社
代理人個人
主分類B61L 19/06 20060101AFI20251105BHJP(鉄道)
要約【課題】 安全性を確保しつつ、迅速に鎖錠を解錠して、効率的な列車の運用を行える連動装置及び連動装置用の鎖錠解錠プログラムを提供すること。
【解決手段】 連動装置100は、列車TRの停止を示す速度ゼロの情報を受け付ける受付部40と、信号が停止現示の際に、受付部40において速度ゼロの情報(速度ゼロ情報)を受け付けると、鎖錠を解錠する鎖錠解錠部LUとを備える。速度ゼロ情報を受け付けたことを契機として、鎖錠を解錠することで、安全性を確保しつつ、迅速に鎖錠を解錠して、効率的な列車の運用を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
列車の停止を示す速度ゼロの情報を受け付ける受付部と、
信号が停止現示の際に、前記受付部において前記速度ゼロの情報を受け付けると、鎖錠を解錠する鎖錠解錠部と
を備える連動装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記受付部は、列車の速度検知を行って停止しているか否かを判定する速度ゼロ判定部において生成された前記速度ゼロの情報を受け付ける、請求項1に記載の連動装置。
【請求項3】
前記受付部は、前記速度ゼロ判定部を含むCBTC装置から前記速度ゼロの情報を受け付ける、請求項2に記載の連動装置。
【請求項4】
前記鎖錠解錠部は、接近鎖錠について、前記速度ゼロの情報に基づいて解錠するか否かを決定する、請求項1に記載の連動装置。
【請求項5】
前記鎖錠解錠部は、前記受付部において前記速度ゼロの情報を受け付けた場合、在線情報に基づく時素カウントの完了を待たずに接近鎖錠を解錠する、請求項4に記載の連動装置。
【請求項6】
信号が停止現示の際に、列車の停止を示す速度ゼロの情報を受け付けたか否かを確認する列車停止情報確認処理と、
前記列車停止情報確認処理の結果に基づいて鎖錠を解錠する鎖錠解錠処理と
を含む連動装置用の鎖錠解錠プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道において転てつ機や信号機の動作制御に際して鎖錠解錠を行う連動装置及び連動装置用の鎖錠解錠プログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、連動装置の鎖錠とその解錠を決定するに際して、対象となる列車の停止にかかる時間を算出するために、例えば、各種センサ類、統計情報、データベース情報を用いているものが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-193234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1の場合、実際に列車が停止するまでの時間よりも長い時間が算出されるものとなると考えられ、そうなるとすると、列車が停止した後も鎖錠が設定されたままとなり、効率的な列車の運用の妨げとなり得る。
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、安全性を確保しつつ、迅速に鎖錠を解錠して、効率的な列車の運用を行える連動装置及び連動装置用の鎖錠解錠プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための連動装置は、列車の停止を示す速度ゼロの情報を受け付ける受付部と、信号が停止現示の際に、受付部において速度ゼロの情報を受け付けると、鎖錠を解錠する鎖錠解錠部とを備える。
【0007】
上記連動装置では、信号が停止現示の際に、受付部において速度ゼロの情報を受け付けたことを契機として、鎖錠を解錠することで、連動装置において、安全性を確保しつつ、迅速に鎖錠を解錠して、効率的な列車の運用を行うことができる。
【0008】
本発明の具体的な側面では、受付部は、列車の速度検知を行って停止しているか否かを判定する速度ゼロ判定部において生成された速度ゼロの情報を受け付ける。この場合、速度ゼロ判定部における列車の速度検知の結果に基づくことで、迅速かつ効率的な列車の運用ができる。
【0009】
本発明の別の側面では、受付部は、速度ゼロ判定部を含むCBTC装置から速度ゼロの情報を受け付ける。この場合、CBTC装置を利用することで、迅速かつ的確に速度ゼロの情報を取得できる。
【0010】
本発明のさらに別の側面では、鎖錠解錠部は、接近鎖錠について、速度ゼロの情報に基づいて解錠するか否かを決定する。この場合、接近鎖錠に関して、迅速かつ的確な対応が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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