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公開番号2025173093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-27
出願番号2024078471
出願日2024-05-14
発明の名称エレベータかご、エレベータ及びエレベータかごの製造方法
出願人フジテック株式会社
代理人個人
主分類B66B 13/26 20060101AFI20251119BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】 紐体が可動部と対面部との間に挟まった場合に、可動部を検出位置まで移動させることができるエレベータかごを提供する。
【解決手段】 エレベータかごは、開口を有するかご室と、かご室に対して第1横方向へ移動することによって、開口を閉じる閉位置と開口を開く開位置との間で移動可能なかご戸と、かご戸に対して第1横方向へ移動可能な可動部と、可動部がかご戸に対して先端位置に位置するように、可動部をかご戸の先端部に接続する接続部と、可動部が先端位置よりも基端側の検出位置へかご戸に対して移動したことを検出する検出部と、可動部と第1横方向で対面する対面部と、を備え、可動部は、かご戸が閉位置に位置するときに、対面部に当たる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
開口を有するかご室と、
前記かご室に対して第1横方向へ移動することによって、前記開口を閉じる閉位置と前記開口を開く開位置との間で移動可能なかご戸と、
前記かご戸に対して前記第1横方向へ移動可能な可動部と、
前記可動部が前記かご戸に対して先端位置に位置するように、前記可動部を前記かご戸の先端部に接続する接続部と、
前記可動部が前記先端位置よりも基端側の検出位置へ前記かご戸に対して移動したことを検出する検出部と、
前記可動部と前記第1横方向で対面する対面部と、を備え、
前記可動部は、前記かご戸が前記閉位置に位置するときに、前記対面部に当たる、エレベータかご。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記可動部は、前記かご戸が前記閉位置に位置するときに、前記かご戸に対して、前記先端位置と前記検出位置との間の中間位置に位置する、請求項1に記載のエレベータかご。
【請求項3】
前記対面部は、
前記かご戸が前記閉位置に位置するときに、前記可動部から離れる位置に配置されるベース部と、
前記ベース部と別部品であって、前記ベース部に固定され、前記かご戸が前記閉位置に位置するときに、前記可動部と当たる可動当部と、を備える、請求項1又は2に記載のエレベータかご。
【請求項4】
前記可動部よりも下方に配置されるかご敷居を備え、
前記可動部は、
前記接続部によって前記かご戸に接続される可動本体部と、
前記可動本体部とは別部品であって、前記可動本体部の下端に固定される固定部と、を備える、請求項1又は2に記載のエレベータかご。
【請求項5】
前記可動部よりも下方に配置されるかご敷居を備え、
前記可動部の下端部は、前記可動部の先端部から基端部へ向けて上方へ行くように、傾斜して形成される、請求項1又は2に記載のエレベータかご。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のエレベータかごを備える、エレベータ。
【請求項7】
請求項3に記載のエレベータかごを製造する、エレベータかごの製造方法であって、
前記ベース部に前記可動当部を固定する工程を含む、エレベータかごの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、エレベータかご、エレベータ及びエレベータかごの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、エレベータかごは、開口を有するかご室と、開口を閉じる閉位置と開口を開く開位置との間で移動可能なかご戸と、かご戸に対して移動可能な可動部と、可動部がかご戸に対して先端位置で位置するように、可動部をかご戸の先端部に接続する接続部と、可動部が先端位置よりも基端側の検出位置へかご戸に対して移動したことを検出する検出部とを備えている(例えば、特許文献1)。
【0003】
そして、検出部が可動部の検出位置までの移動を検出した場合に、例えば、かご戸は、開位置まで戻るようになっている。ところで、特許文献1に係るエレベータかごは、可動部と対面する対面部を備えており、かご戸が閉位置に位置しているときに、可動部は、対面部から離れている。これにより、かご戸が閉位置まで移動し、紐体が可動部と対面部との間に挟まった状態でも、可動部が検出位置まで移動しない虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平5-95969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、課題は、紐体が可動部と対面部との間に挟まった場合に、可動部を検出位置まで移動させることができるエレベータかごを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
エレベータかごは、
開口を有するかご室と、
前記かご室に対して第1横方向へ移動することによって、前記開口を閉じる閉位置と前記開口を開く開位置との間で移動可能なかご戸と、
前記かご戸に対して前記第1横方向へ移動可能な可動部と、
前記可動部が前記かご戸に対して先端位置に位置するように、前記可動部を前記かご戸の先端部に接続する接続部と、
前記可動部が前記先端位置よりも基端側の検出位置へ前記かご戸に対して移動したことを検出する検出部と、
前記可動部と前記第1横方向で対面する対面部と、を備え、
前記可動部は、前記かご戸が前記閉位置に位置するときに、前記対面部に当たる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係るエレベータの概要図
同実施形態に係るエレベータかごの平面図
同実施形態に係るエレベータかごの斜視図
同実施形態に係るエレベータかごの正面図
同実施形態に係るエレベータかごの要部正面図(a:可動部が先端位置に位置する状態を示す図、b:可動部が検出位置に位置する状態を示す図)
図2のVI領域拡大図
同実施形態に係るエレベータかごの要部正面図(a:可動部が中間位置に位置する状態を示す図、b:紐体が可動部と対面部との間に挟まれた状態を示す図)
同実施形態に係るエレベータかごの製造方法を説明する要部平面図
同実施形態に係るエレベータかごの製造方法を説明する要部正面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
各図面において、構成要素の寸法は、例えば、理解を容易にするために、実際の寸法に対して拡大、縮小して示す場合があり、また、各図面の間での寸法比は、一致していない場合がある。なお、各図面において、例えば、理解を容易にするために、構成要素の一部を省略して示す場合がある。
【0009】
第1、第2等の序数を含む用語は、多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、構成要素は、この用語によって特に限定されるものではない。なお、序数を含む構成要素の個数は、特に限定されず、例えば、一つでもよい場合がある。また、以下の明細書及び図面で用いられる序数は、特許請求の範囲に記載された序数と異なる場合がある。
【0010】
以下、エレベータ及びエレベータかごにおける一実施形態について、図1~図9を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、エレベータ及びエレベータかごの構成等の理解を助けるために例示するものであり、エレベータ及びエレベータかごの構成を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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