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公開番号2025163954
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024067624
出願日2024-04-18
発明の名称マンコンベヤ、保守装置及びマンコンベヤのステップ取り外し方法
出願人フジテック株式会社
代理人個人
主分類B66B 31/00 20060101AFI20251023BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】ステップを所望位置に位置させることができるマンコンベヤを提供する。
【解決手段】マンコンベヤは、回転して走行する環状の走行部と、走行部に対して着脱可能な複数のステップと、複数のステップのそれぞれを検出するステップ検出部と、走行部を走行させる走行指示データが入力される入力部と、走行部の走行を制御する処理部と、を備え、処理部は、入力部に走行指示データが入力された場合に、走行部を走行させ、ステップ検出部の検出に基づいて、走行部を停止させる。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項１】
回転して走行する環状の走行部と、
前記走行部に対して着脱可能な複数のステップと、
前記複数のステップのそれぞれを検出するステップ検出部と、
前記走行部を走行させる走行指示データが入力される入力部と、
前記走行部の走行を制御する処理部と、を備え、
前記処理部は、
前記入力部に前記走行指示データが入力された場合に、前記走行部を走行させ、
前記ステップ検出部の検出に基づいて、前記走行部を停止させる、マンコンベヤ。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記ステップ検出部が前記ステップを検出してから、前記走行部が停止するまでの距離は、前記ステップの一つ分を進める距離よりも、短い、請求項１に記載のマンコンベヤ。
【請求項３】
前記走行部の走行距離を検出する距離検出部をさらに備え、
前記処理部は、前記距離検出部の検出に基づいて、前記ステップ検出部が前記ステップを検出した後に前記走行部が設定距離だけ走行するように、前記走行部を停止させる、請求項１又は２に記載のマンコンベヤ。
【請求項４】
前記ステップは、回転可能なステップローラを備え、
前記マンコンベヤは、
前記ステップローラを内方からガイドする内ガイド部と、
前記ステップローラを前記内ガイド部との間に配置させ、前記ステップローラを外方からガイドする外ガイド部と、を備え、
前記外ガイド部は、前記走行部に対して取り外された前記ステップの前記ステップローラを、出し入れ可能な出入口部を備える、請求項１又は２に記載のマンコンベヤ。
【請求項５】
前記入力部及び前記ステップ検出部を有する保守装置を備え、
前記保守装置は、前記入力部及び前記ステップ検出部と前記処理部とを電気的に接続するために、前記処理部と電気的に接続可能な処理接続部を備え、
前記ステップ検出部は、躯体に設置される構造体に対して、着脱可能に構成される、請求項１又は２に記載のマンコンベヤ。
【請求項６】
請求項５に記載のマンコンベヤに用いられる、保守装置。
【請求項７】
請求項１又は２に記載のマンコンベヤのステップ取り外し方法であって、
前記入力部に前記走行指示データが入力されることによって、前記走行部を走行させる工程と、
前記ステップ検出部の検出に基づいて、前記走行部を停止させる工程と、
前記走行部に対して前記ステップを取り外す工程と、を含む、マンコンベヤのステップ取り外し方法。
【請求項８】
請求項４に記載のマンコンベヤのステップ取り外し方法であって、
前記入力部に前記走行指示データが入力されることによって、前記走行部を走行させる工程と、
前記ステップ検出部の検出に基づいて、前記ステップローラの位置が前記出入口部の位置に合うように、前記走行部を停止させる工程と、
前記走行部に対して前記ステップを取り外す工程と、
取り外された前記ステップの前記ステップローラを、前記出入口部から出す工程と、を含む、マンコンベヤのステップ取り外し方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書は、マンコンベヤ、保守装置及びマンコンベヤのステップ取り外し方法に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、例えば、マンコンベヤは、回転して走行する環状の走行部と、走行部に対して着脱可能な複数のステップと備えている（例えば、特許文献１）。そして、マンコンベヤを保守する場合に、走行部に対して、ステップを取り外したり取り付けたりする。ところで、走行部に対してステップを取り外す場合に、取り外すステップを所望位置に位置させる必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１７２４１４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
そこで、第１の課題は、ステップを所望位置に位置させることができるマンコンベヤ及び保守装置を提供することである。
【０００５】
また、第２の課題は、走行部に対してステップを容易に取り外すことができるマンコンベヤのステップ取り外し方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
マンコンベヤは、
回転して走行する環状の走行部と、
前記走行部に対して着脱可能な複数のステップと、
前記複数のステップのそれぞれを検出するステップ検出部と、
前記走行部を走行させる走行指示データが入力される入力部と、
前記走行部の走行を制御する処理部と、を備え、
前記処理部は、
前記入力部に前記走行指示データが入力された場合に、前記走行部を走行させ、
前記ステップ検出部の検出に基づいて、前記走行部を停止させる。
【０００７】
また、保守装置は、前記のマンコンベヤに用いられる。
【０００８】
また、マンコンベヤのステップ取り外し方法は、
前記のマンコンベヤのステップ取り外し方法であって、
前記入力部に前記走行指示データが入力されることによって、前記走行部を走行させる工程と、
前記ステップ検出部の検出に基づいて、前記走行部を停止させる工程と、
前記走行部に対して前記ステップを取り外す工程と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
一実施形態に係るマンコンベヤの概要図
同実施形態に係る搬送部の要部斜視図（ａ：ステップ取り付け状態を示す図、ｂ：ステップ取り外し状態を示す図）
同実施形態に係るマンコンベヤの要部正面図
図３の内視正面図
図４のＶ－Ｖ線の要部拡大断面図
同実施形態に係る支持部の要部斜視図
同実施形態に係る支持部の要部図（ａ：正面図、ｂ：ａのVII領域拡大図）
図１のVIII領域の拡大図
同実施形態に係る保守装置の概要図
同実施形態に係るマンコンベヤの制御ブロック図
同実施形態に係るステップの取り外し方法の説明図であって、マンコンベヤの内視正面図
同実施形態に係るステップの取り外し方法の説明図であって、マンコンベヤの内視正面図（ａ：ステップ検出部が第２ステップを検出した状態を示す図、ｂ：第１ステップが所望位置で停止した状態を示す図）
同実施形態に係るステップの取り外し方法の説明図であって、マンコンベヤの内視正面図（ａ：第１ステップが取り外された状態を示す図、ｂ：ステップ検出部が第３ステップを検出した状態を示す図）
同実施形態に係るステップの取り外し方法の説明図であって、マンコンベヤの内視正面図（ａ：第２ステップが所望位置で停止した状態を示す図、ｂ：第２ステップが取り外された状態を示す図）
【発明を実施するための形態】
【００１０】
各図面において、構成要素の寸法は、例えば、理解を容易にするために、実際の寸法に対して拡大、縮小して示す場合があり、また、各図面の間での寸法比は、一致していない場合がある。なお、各図面において、例えば、理解を容易にするために、構成要素の一部を省略して示す場合がある。
（【００１１】以降は省略されています）

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