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公開番号2025172847
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-26
出願番号2025141096,2022552817
出願日2025-08-27,2021-03-04
発明の名称ゲノムを調節するための改善された方法及び組成物
出願人フラッグシップ パイオニアリング イノベーションズ シックス,エルエルシー
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C12N 15/09 20060101AFI20251118BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】標的ゲノムを調節するための方法及び組成物を提供すること。
【解決手段】本開示は、例えば、インビボ又はインビトロで、細胞、組織若しくは対象におけるDNA配列内の1つ若しくは複数の位置で、DNA配列をターゲティング、編集、修飾若しくは操作する(例えば、哺乳動物ゲノムの標的部位に異種目的DNA配列を挿入する)ための組成物、システム及び方法に関する。目的DNA配列は、例えばコード配列、調節配列、遺伝子発現単位を含み得る。より具体的には、本開示は、ゲノムに目的配列を挿入するためのレトロトランスポゾンベースのシステムを提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
本明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2020年3月4日に提出された米国特許出願第62/985,264号明細書及び2020年6月5日に提出された米国特許出願第63/035,674号明細書に対する優先権を主張し、それらの各々の内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ゲノムへの目的の核酸の組込みは、挿入事象を促進するための特殊なタンパク質の非存在下において、低頻度で起こり、しかも部位特異性はほとんどない。CRISPR/Cas9のようないくつかの存在する手法は、小さい編集により適しており、長い配列の組込みには有効性が低い。Cre/loxPといった他の既存の手法は、loxP部位をゲノムに挿入する第1ステップ、次いで目的の配列をloxP部位に挿入する第2ステップを必要とする。当技術分野では、改善されたタンパク質及びゲノム内に目的の配列を挿入するための方法が必要とされている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本開示は、宿主細胞、組織若しくは対象における1つ若しくは複数の位置のゲノムをインビボ又はインビトロで改変するための新規の組成物、システム及び方法に関する。特に、本発明は、宿主ゲノムへの外因性遺伝因子の導入のための組成物、システム及び方法を特徴とする。本開示はまた、目的のゲノムDNA配列を、例えば、その目的の配列へ/配列から1つ又は複数のヌクレオチドを挿入、欠失又は置換することによって、改変するためのシステムを提供する。
【0004】
組成物又は方法の特徴は、以下に列挙する実施形態の1つ又は複数を含み得る。
【0005】
1.(a)ポリペプチド又はポリペプチドをコードする核酸(例えば、DNA若しくはmRNA)(ここで、ポリペプチドは、(i)(例えば、表3B、表10、表11、表Z1若しくは表Xに列挙されているような)逆転写酵素ドメイン及び(ii)エンドヌクレアーゼドメインを含み、(i)及び(ii)の一方又は両方は、表3B、表10、表11若しくは表Xのエレメントの核酸配列によってコードされるアミノ酸配列、又はそれに対して少なくとも70%、75%、80%、85%、90%、95%、96%、97%、98%若しくは99%の同一性を有する配列を有する);並びに
(b)(i)ポリペプチドに結合する配列及び(ii)異種目的配列を含む鋳型RNA(又は鋳型RNAをコードするDNA)
を含むDNAを改変するためのシステム。
【0006】
2.(a)ポリペプチド又はポリペプチドをコードする核酸(例えば、DNA若しくはmRNA)(ここで、ポリペプチドは、(i)(例えば、表3B、表10、表11、表Z1若しくは表Xに列挙されているような)逆転写酵素ドメイン及び(ii)エンドヌクレアーゼドメインを含み、(i)及び(ii)の一方又は両方は、表3B、表10、表11若しくは表Xのエレメントの核酸配列、又はそれと相違するヌクレオチドが10、20、30、40、50、60、70、80、90若しくは100個以下である配列によってコードされるアミノ酸配列を有する);並びに
(b)(i)ポリペプチドに結合する配列及び(ii)異種目的配列を含む鋳型RNA(又は鋳型RNAをコードするDNA)を含むDNAを改変するためのシステム。
【0007】
3.異種目的配列は、治療用ポリペプチドをコードするか、或いは哺乳動物(例えば、ヒト)のポリペプチド、又はその断片若しくはバリアントをコードする、先の実施形態のいずれかのシステム。
【0008】
4.異種目的配列は、治療用非コードRNA(例えば、miRNA)をコードする、先の実施形態のいずれかのシステム。
【0009】
5.異種目的配列は、例えば、内因性遺伝子又は非コードRNAの発現を改変する調節配列(例えば、プロモーター、エンハンサー、内因性調節成分の結合部位、例えば、miRNA結合部位)を含む、先の実施形態のいずれかのシステム。
【0010】
6.調節配列は、内因性遺伝子又は非コードRNAのアップレギュレーションをもたらす、先の実施形態のいずれかのシステム。
(【0011】以降は省略されています)

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