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公開番号
2025172664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-26
出願番号
2024134116
出願日
2024-08-09
発明の名称
微粒子状物質による肺損傷の改善用組成物
出願人
我的輕食有限公司
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12N
1/20 20060101AFI20251118BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】微粒子状物質による肺損傷の改善に使用する組成物を提供する。
【解決手段】ドイツ微生物および細胞培養コレクションGmbHに寄託番号DSM 33990で寄託されているラクトバチルス・アシドフィルス菌TW01を主成分として、微粒子状物質による肺損傷の改善に使用する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ドイツ微生物および細胞培養コレクションGmbHに寄託番号DSM 33990で寄託されているラクトバチルス・アシドフィルスTW01を主成分として、微粒子状物質による肺損傷の改善に使用する、ことを特徴とする微粒子状物質による肺損傷の改善用組成物。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
食品組成物である、ことを特徴とする請求項1に記載の微粒子状物質による肺損傷の改善用組成物。
【請求項3】
医薬組成物である、ことを特徴とする請求項1に記載の微粒子状物質による肺損傷の改善用組成物。
【請求項4】
前記医薬組成物は、経口投与、非経口投与、気道投与または局所投与に適する剤形になっている、請求項3に記載の微粒子状物質による肺損傷の改善用組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドイツ微生物および細胞培養コレクションGmbHに寄託番号DSM 33990で寄託されているラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)TW01を主成分として、微粒子状物質による肺損傷[particulate matter(PM)-induced lung injury]の改善に使用する、微粒子状物質による肺損傷の改善用組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
大気粒子物質(atmospheric particulate matter)[微粒子状物質(particulate matter、PM)または微小粒子(fine particle)とも称される]は、主要な空気汚染の1つであり、大気環境中に浮遊する固体の微小粒子状物質を意味し、空気動力学的直径(aerodynamic diameter)の長さにより区別することができる。例えば、PM10とPM2.5とは、それぞれ空気動力学的直径が≦10μmである微小粒子状物質と空気動力学的直径が≦2.5μmである微粒子状物質とを指す。
【0003】
微粒子状物質は、自然由来のもの(例えば海塩、火山爆発)及び人工由来のもの[例えばタバコ煙(cigarette smoke)、工業の排出物、燃焼の排出物、自動車の排出物]を含む。微粒子状物質の組成は、芳香族炭化水素(aromatic hydrocarbon)、金属、鉱物及び有機毒性物質などを含み、これらは人体の呼吸器系(respiratory system)及び循環器系(circulatory system)に対して悪影響がある。
【0004】
人体の肺が微粒子状物質に長時間に暴露されると、肺損傷(lung injury)が起き、ぜんそく(asthma)、肺線維症(pulmonary fibrosis)及び肺の免疫システムの障害(impairment of lung immune systems)が引き起こされ、ひいては肺がん(lung cancer)になる恐れがある。
【0005】
臨床において微粒子状物質による肺損傷を治療する方法の効果はあまり良くない。したがって、本技術分野の技術者は、微粒子状物質による肺損傷を治療する薬物を鋭意に開発している。
【0006】
特許文献1において、本願出願人は、コーヒーカスの発酵液からラクトバチルス・アシドフィルスTW01(DSM 33990、BCRC 911039と対応する)を分離し、且つ実験によりマクロファージ(macrophage)の炎症性サイトカイン(proinflammatory cytokine)を調整することにより抗炎症効果を果たすことを示した。
【0007】
一方、出願人が知る限りでは、これまでにラクトバチルス・アシドフィルスTW01を微粒子状物質による肺損傷に対する治療に使用することを示す文献はない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
米国特許第11690883号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本願発明の目的は、ラクトバチルス・アシドフィルスTW01を使用して微粒子状物質による肺損傷を治療する組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成すべく、本発明は、ドイツ微生物および細胞培養コレクションGmbHに寄託番号DSM 33990で寄託されているラクトバチルス・アシドフィルスTW01を主成分として、微粒子状物質による肺損傷の改善に使用する、ことを特徴とする微粒子状物質による肺損傷の改善用組成物を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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