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公開番号2025172369
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-26
出願番号2024077843
出願日2024-05-13
発明の名称入力装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01H 25/06 20060101AFI20251118BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】プッシュ検出手段に加わる回転力を抑制できるようにすること。
【解決手段】基板と、基板の上面に設置される固定体と、上下方向に沿って形成される貫通孔を有し、貫通孔の上端および下端を露呈させた状態で上下方向を回転中心として固定体に回転可能に支持される回転体と、貫通孔に挿入され回転体を回転駆動する駆動部を有する操作部材とを備え、固定体は、本体部と、貫通孔を避けた位置において本体部から下方に延在し基板に接地する脚部を有し、駆動部は、貫通孔を上下動自在に貫通しており、基板の上面であって貫通孔の下方に設置され、駆動部により押圧駆動されるプッシュ検出手段を備える入力装置であって、固定体に固定される固定板部と、貫通孔の下方に配置され駆動部に押圧される上面とプッシュ検出手段を押圧する下面を有する可動板部と、固定板部と可動板部を接続する弾性変形板部とを有する、回転力伝達防止用駆動板を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板の上面に設置される固定体と、
上下方向に沿って形成される貫通孔を有し、前記貫通孔の上端および下端を露呈させた状態で上下方向を回転中心として前記固定体に回転可能に支持される回転体と、
前記貫通孔に挿入され前記回転体を回転駆動する駆動部を有する操作部材と
を備え、
前記固定体は、本体部と、前記貫通孔を避けた位置において前記本体部から下方に延在し前記基板に接地する脚部を有し、
前記駆動部は、前記貫通孔を上下動自在に貫通しており、
前記基板の上面であって前記貫通孔の下方に設置され、前記駆動部により押圧駆動されるプッシュ検出手段を備える入力装置であって、
前記固定体に固定される固定板部と、前記貫通孔の下方に配置され前記駆動部に押圧される上面と前記プッシュ検出手段を押圧する下面を有する可動板部と、前記固定板部と前記可動板部を接続する弾性変形板部とを有する、回転力伝達防止用駆動板を備える
ことを特徴とする入力装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記弾性変形板部は、
前記固定板部から第1の方向に向かって延在する第1延在部と、
前記第1延在部の終端から折り返し部を介して、前記第1の方向とは反対方向である第2の方向に向かって延在し、終端が前記可動板部に接続される第2延在部と
を有することを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記プッシュ検出手段は、上側に凸となるドーム状メタル部材と、前記ドーム状メタル部材の上面に設けられた可撓性絶縁シートとを含む
ことを特徴とする請求項1記載の入力装置。
【請求項4】
前記固定体は、前記回転中心が通る空間の左側および右側に左側脚部および右側脚部を有し、
前記回転力伝達防止用駆動板は、前後方向を長手方向として、前記左側脚部と前記右側脚部との間に配置された
ことを特徴とする請求項1記載の入力装置。
【請求項5】
固定体と、
上下方向に沿って形成される貫通孔を有し、前記貫通孔の上端および下端を露呈させた状態で上下方向を回転中心として前記固定体に回転可能に支持される回転体と
を備え、
前記固定体は、本体部と、前記貫通孔を避けた位置において前記本体部から下方に延在する脚部を有し、
前記固定体に固定される固定板部と、前記貫通孔の下方に配置される可動板部と、前記固定板部と前記可動板部を接続する弾性変形板部を有する、回転力伝達防止用駆動板を備える
ことを特徴とする入力装置。
【請求項6】
前記弾性変形板部は、
前記固定板部から第1の方向に向かって延在する第1延在部と、
前記第1延在部の終端から折り返し部を介して、前記第1の方向とは反対方向である第2の方向に向かって延在し、終端が前記可動板部に接続される第2延在部と
を有することを特徴とする請求項5記載の入力装置。
【請求項7】
前記固定体は、前記回転中心が通る空間の左側および右側に左側脚部および右側脚部を有し、
前記回転力伝達防止用駆動板は、前後方向を長手方向として、前記左側脚部と前記右側脚部の間に配置された
ことを特徴とする請求項6記載の入力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、入力装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、回転体の回転操作が可能な複合操作型スイッチ装置において、ハウジングの底面部分に、スライド部材のプッシュ方向への操作を検出するための押圧用接点部を配置するスペースを設ける技術が開示されている。
【0003】
また、下記特許文献2には、操作体の回転操作および傾倒操作が可能な複合操作型電気部品において、下ケースの内底部の中央付近に、操作体の押し込み操作を検出するためのプッシュスイッチを設け、さらに、プッシュスイッチが有する円椀状ラバーの摩耗を防止するための受け板を設ける技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-325859号公報
特開2007-317392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術は、スライド部材が押圧用接点部に当接した状態で回転することで、回転力が押圧用接点部に伝わるため、押圧用接点部が損耗する虞がある。特に、押圧用接点部が絶縁シート等によって覆われている場合には、絶縁シート等が損耗する虞がある。
【0006】
また、特許文献2の技術は、受け板の回転を完全に抑えることはできないため、円椀状ラバーの摩耗を確実に防止することができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係る入力装置は、基板と、基板の上面に設置される固定体と、上下方向に沿って形成される貫通孔を有し、貫通孔の上端および下端を露呈させた状態で上下方向を回転中心として固定体に回転可能に支持される回転体と、貫通孔に挿入され回転体を回転駆動する駆動部を有する操作部材とを備え、固定体は、本体部と、貫通孔を避けた位置において本体部から下方に延在し基板に接地する脚部を有し、駆動部は、貫通孔を上下動自在に貫通しており、基板の上面であって貫通孔の下方に設置され、駆動部により押圧駆動されるプッシュ検出手段を備える入力装置であって、固定体に固定される固定板部と、貫通孔の下方に配置され駆動部に押圧される上面とプッシュ検出手段を押圧する下面を有する可動板部と、固定板部と可動板部を接続する弾性変形板部とを有する、回転力伝達防止用駆動板を備える。
【発明の効果】
【0008】
一実施形態に係る入力装置によれば、プッシュ検出手段に加わる回転力を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る入力装置の外観斜視図
一実施形態に係る入力装置の分解斜視図
一実施形態に係る入力装置の側面図
一実施形態に係る入力装置の断面図
一実施形態に係る入力装置が備える回転型電気部品の分解斜視図
一実施形態に係る入力装置が備える回転力伝達防止用駆動板の外観斜視図
一実施形態に係る入力装置が備える回転型電気部品の底面側からみた外観斜視図
一実施形態に係る入力装置のスマートウオッチへの設置例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。なお、以降の説明では、便宜上、図中Z軸方向を上下方向とし、図中X軸方向を左右方向とし、図中Y軸方向を前後方向とする。但し、Z軸正方向を上方とし、X軸正方向を右方とし、Y軸正方向を前方とする。
(【0011】以降は省略されています)

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